2009年の研究業績

2009年の研究業績

首都大学東京・RP、No.69

本稿では、「学校」のマーケティングに焦点を当てる。
この試みは、一般的な非営利組織としての学校のマーケティング・マネジメントとは異なっている。
むしろ逆に、関係性の構築という視点から考察することで、彼らの議論を相対化することを目的としている。

首都大学東京・RP、No.65

近年、ネットブック、ミニノートと呼ばれる低価格の小型ノートパソコンが、世界市場において広まりつつある。
その理由を考えたとき、まずはその安さを指摘することはできよう。
しかし、ただ安いからといって、すべての商品が売れるわけではない。
あるいは、短期的には売れたとしても、長期的にはブランドイメージの低下を伴う大きなリバウンドとなることはよく知られている。
ここで考えなければならないのは、第一に、低価格を実現することのできた背景であり、
第二に、類似した低価格型の小型ノートパソコンの多くが、長期的には(あるいは短期的にですら)、
市場を獲得することができずにきたということの理由である。

  • (共著)日本企業に見るウェブサイトのマーケティング利用

『マーケティング・ジャーナル』第113号・45-61頁

本研究は,現在わが国の主要企業が,ウェブをマーケティングに活用するために,
どのようなウェブサイトを構築し,どのような運営を行うようになっているかを把握し,その構造を実証的にとらえようとするものである。

首都大学東京・RP、No.62

本稿の目的は、デ・マーケティングの今日的意義について検討し、
ソーシャル・マーケティングにおけるデ・マーケティングの可能性を考察することにある。
デ・マーケティングは、一見する限りでは、通常のマーケティング活動に対して対立するとともに、
今日の社会に求められる活動であるようにみえる。
しかしその一方で、それは極めて巧妙な需要創造活動であるとも捉えることができ、
まさにマーケティング活動の本質であるともいうことができる。
こうしてデ・マーケティングに見いだされる両義的な性格は、しかし、ただそれだけで充足しているというわけではない。
デ・マーケティングの可能性は、そうした両義的な性格が提示するもう一つの可能性にある。

首都大学東京・RP、No.61

本稿の目的は、近年議論される「実践としての戦略(Strategy as Practice:SAP)」に関する研究を考察し、その意義を明らかにすることにある。
本稿では、まず第一に、近年議論される実践としての戦略論を考察し、
その本質を意図-行為を前提とした戦略論からの脱却にあるものとして捉える。
その上で、意図せざる結果の捉え直しを検討する。最後に、実践概念を元に意図せざる結果の位置づけを確認し、
戦略論に関する指針を提示する。

『日本情報経営学会誌』第29巻第2号・94-103頁

本稿では、仮想空間「ネット・コミュニティ」におけアバターサイトに焦点を当て、
グラフィカルに構築される「アバター(キャラクター)」や「仮想商品」、さらには「仮想通貨」の意義を考察する。
この試みは、マーケティング論における実践的課題と理論的課題の双方に対応している。


2009-07-23 | Posted in 研究業績No Comments » 

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