ソーシャルメディア・マーケティングの構図 4Co-

ということで数日連日投稿していますが、ソーシャルメディア・マーケティングの構図は、4C0-でいこうかと思います。絵についても、企業を中心にしてしまうよりは、顧客を中心においたほうがマーケティングらしいかと思うようになりました。ただもちろん、人々は企業の外に広がっています。
ソーシャルメディア・マーケティングの主要要素は、以下の4つで構成されます。

①顧客を、知ること:Co-gnize

②顧客に、伝えること:Co-mmunicate

③顧客と、繋がること:Co-nnect

④顧客が/と、創ること:Co-create

知ることが通常はListenだったりLearnしますので、そこだけ強引ではありますが、L+3C0よりは、ここは少し語呂合わせを重視してみました。幸い、すべてが二文字目まで一緒になるという素晴らしい一致をみせました。顧客「とともに Co-」あることこそ、ソーシャルメディア・マーケティングの根幹です。知るということですら、これまで以上に、顧客に寄り添い、「ともに」あることでしか理解は成立しないといえます。

これらの4つは、実際のソーシャルメディア・マーケティングの諸活動に合致します。すなわち、リサーチするということ、宣伝活動を行うということ、そしてコミュニティを作りインタラクションを維持するということ、そして最後に、その中で製品開発をしたり、UGCに期待することができます。ソーシャルメディア・マーケティングを考えるという場合には、これらのうちのどれかを行うか、あるいは、すべてをプロセスとして持続的に行うと考えればよいわけです。

これらの活動は、計画・実行とその測定という一連のPDCAサイクルによって行われます。ソーシャルメディア・マーケティングでいつも話題になる効果指標の問題も、このモデルではPDCAサイクルの中で検討することができます。その中で、推奨意向度や、あるいはネット・プロモーター・スコアのようなものを組み込むこともできます。もっと目先のものとして、リツイートやシェアの数を組み込むこともできます。より遠く、売上やブランド指標を組み込んでもいいわけです。

 


2018年02月28日 | Posted in エッセイ | | Comments Closed 

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