なぜ、ソーシャルメディアとソーシャルなのか

長らくマーケティング研究をしていて、このところは特にソーシャルメディア・マーケティング(わかりにくいので今後はデジタルで)とソーシャル・マーケティングに興味を持ってきました。名称も似ているし、何しているかよくわからなくなりますよねと、芳賀先生とも以前お話ししたわけですが、ちょっと理由がわかってきたかもと思う今日この頃です。

以前岸谷先生には、どちらも先端領域をやっているということだろうと言われていて、なるほどそう言われてみればと思ったこともあります。デジタルの世界はもちろん先端領域ですし、ソーシャルもまた、近年特に注目されるようになっているということで、先端領域に違いありません。同様に、かのコトラーも3.0ではソーシャルの話をして、4.0ではデジタルの話をしていたわけで、この辺りはまさにフロンティアなのだろうと思います。最先端を研究しております(笑

なぜこの二つの領域がそもそもマーケティングの先端領域なのか(あとグローバルとかも入れてもいい)。その理由がちょっとわかってきたように見えるというのが、この一年での発見であり、結局のところ自分が何に興味を持っているのかが改めて分かってきたということが大発見です。

このところ本とか書けるかもと思ってカリカリとしながら、昔書いたものをいろいろ見直したりしていました。結果的に、どうも昔デジタルで書いた文章が、そのままソーシャルの方で使えそうなことに気づきました。逆もしかりで、ソーシャルで書いたつもりのものが、デジタルでも使えそうな気がします。対象は全く違うわけですし、あえてやるならデジタル×ソーシャル(公共・非営利組織のDXとか、ソーシャルメディア活用とか。あるいは逆に、デジタル空間の公共性)になりそうなところですが、そうではなくて、デジタル=ソーシャルになっていました。どうも、そういうことなんですね。

どちらもマーケティングの先端領域に他ならない。しかも、マーケティングにとってこそ、先端領域に他ならない。なぜならば、マーケティングは需要創造であり、市場創造であり、交換の実現であり、どちらも、(本当は市場ではなかったはずなのに)新しい市場の場になりつつある。その現象を捉えることに興味がありそうです。なんで交換に執着してしまってきたのかを知りました。


2021年08月15日 | Posted in エッセイ | タグ: No Comments » 

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