推ししか勝たんと歳には勝てんとか

最近よく「〇〇しか勝たん」という表現を聞くようになりました。いわゆる若者言葉で、典型的なものは「推ししか勝たん」ですね。推しが最強ということであります。

学生からも聞きますし、うちの子も「〇〇しか勝たん」というので、最初は変な表現だなと思っていましたが、だんだん自分も感化されて使うようになりました。「あー、それしか勝たんな」とか相槌を打ってみて、合っているような合っていないような。

自分で言うようになって、なんとなく言いやすいのかもと思うようになりました。そういえば、7音だからかも。お・し・し・か・か・た・ん。そうなると、俳句っぽくもいけるのかも。

・梅雨明けて 推ししか勝たん 君は言う

意味わかりませんが、例えば(笑

・朝ぼらけ 推ししか勝たん 君は言う

なんか朝の空を眺めながら(季語ではない)

・ユーチューブ 推ししか勝たん 君は言う

独り言っぽい感じで。

とか思っていたところで、この場合だと「君」は若い感じをイメージします。そうなると、今度は逆に、自分とかあるいはもっと年齢をあげてみるとどうかなと思いました。一気に変になることがわかります。ご年配の方は、そもそも推ししか勝たんとは言わなさそうですし。ということで、この場合は「歳には勝てん」の方がいいなとふと思い、これも7音だなと。と・し・に・は・か・て・ん。

・梅雨明けて 歳には勝てん 君は言う

そろそろ危ないかも(笑

・朝ぼらけ 歳には勝てん 君は言う

早起きしてしまうパターンですとか?

・ユーチューブ 歳には勝てん 君は言う

これは含蓄ありそうです。いろいろな場面を想像します。

などとどうでもいいことを考えていますと、あやしうこそものぐるほしけれというか、単にいよいよ暑くなっていきますね(間違って違うサイトに投稿しそうになりました)。


2022年06月30日 | Posted in エッセイ | | Comments Closed 

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