新発売 チューハイ アサヒ もぎたてについての考察

こんにちは!新三年の橋目です。

MIZEMIへの初投稿は大学生お馴染みのチューハイについてです。

  
 
 味はレモン、グレープフルーツ、ブドウの三種類。値段は350mlが150円程度。

チューハイといえばもはやお酒の定番商品で各社数々の商品を売り出しているが、なぜアサヒビールは今回、『もぎたて』というあたらしい商品を開発したのかについて考える。

チューハイという商品はもともとアルコール度数が弱く、お酒があまり飲めない人向けに開発されたものである。そこからだんだんチューハイを飲んでがっつり酔いたい、ビールは苦手だけどチューハイは好きというニーズに向けて、アルコール度数が高いストロングタイプのチューハイが発売されヒットしている。そこで今回の商品の発売は消費者のニーズがもう一歩進んだことを表していると私は考える。これまで安くチューハイで酔えればよかった消費者のニーズがもうストロングチューハイ系の商品である程度満たされたため、それに加えておいしさを求めるように消費者のニーズが変わってきているのではないか。

去年キリンからも氷結プレミアムという商品が発売されたが、この商品は高価格帯商品でチューハイの価格帯から大きく外れているのでもぎたてとは異質な商品である。今回アサヒは既存のチューハイを買ってくれる消費者層をターゲットにしてもぎたてを販売している。

  個人的に缶のチューハイをあまりおいしいとは思わないが居酒屋で飲む生グレープフルーツサワーなどの商品はとてもおいしく感じる。アサヒの開発担当者も同じことを考えこの商品を開発したことをインタビューで述べている。

  とれた果物を24時間以内に製品にしているということがウリのもぎたてが現状のチューハイ市場を大きく動かすかもしれない。

  皆さんもぜひ一度従来のチューハイと飲み比べてはいかがでしょうか?
 

読みやすいのにためになるこの一冊!

こんにちは。ゼミ3年の延対寺です。春休みが終わり、早くも夏休みが待ち遠しいです。初めての投稿なので緊張しています。

今回は、このあいだセブン&アイの会長を引退表明したことが報道された、鈴木敏文さんの「売る力」という本について書いてみたいと思います。
この本はゼミを決める面接のための準備をするため、親にマーケティングの良い本がないか聞いたところ、この本を勧められたため読み始めました。最初はそんな感じで読み始めた本でしたが、読んでいくと役に立つためでなく、具体的な説明があるため説得力があると同時に読みやすくなっていて夢中で読んでしまいました。

 私がこの本の中で印象に残った点を2つ挙げたいと思います。

1つ目は、新しい商品を開発するときは、現在あるAという商品をA’ にする程度ではなく、BやCにするといった革新的な改良が必要になるということです。売り手からすると、すでにある商品のいいところを取り入れ新しいものを作ったつもりでも、買い手から見るとあまり変わっておらず、飽きられてしまうことが多いからだそうです。

 2つ目は、価格が安いAと高いBという2つの商品を用意すると高い商品の価値を感じられず、安いほうでも良さそうだという心理が働き安いほうが売れるそうです。しかしここに、さらに価格が高いCという商品を加えると買い手は、BはAよりかは上質そうだけどCよりかは手軽だ、と考えBが売れるようになるそうです。これは買い手がその商品を「上品さ」「手軽さ」の2つの視点から考えた結果だと述べています。

このようにこの本には、長年経営者を経験したからこそ分かるようなものが多く書かれています。ここに紹介したのはほんの一部に過ぎないので、気になる方はぜひ読んでみてください。