イースター

こんにちは!3年の神田です。

皆さんは「イースター」という祭日をご存知でしょうか?
耳にしたことはあっても、その意味は知らないという人も多いと思います。
今回は近年注目されている消費文化としてのイースターを紹介したいと思います。

「イースター」とはキリストの復活祭のことであり、
実はキリスト教にとって最も重要な祭日なのです!
また、冬から春への季節の変わり目を祝う日でもあります。

その他の祭日にもそれぞれかぼちゃやサンタクロースなどの象徴がありますが、
イースターにおいて象徴とされているのが「卵」と「うさぎ」です。

卵はキリスト教において生命の誕生を意味する重要なものです。
装飾などに使用される卵はすべて綺麗に色付けされていて
イースターエッグと呼ばれます。
一方イースターにおいてうさぎは、たくさんの子供を産むことから
豊かな生命の象徴とされています。

ではイースターはいつ頃から日本に浸透し始めたのでしょうか?
そのきっかけは2010年!
東京ディズニーランドがイースターイベントを開始したことにあります。

それまでの日本には大々的なイースターイベントはありませんでしたが、
これをきっかけに徐々に認知されるようになりました。
2012年には東京ディズニーシーでもイースターイベントが開始され、
それに後押しされるように千葉県内の他企業(牧場など)も
イースターのイベントを取り入れるようになりました。

しかし、「第2のハロウィン」と言われながらも
充分な認知度があるとは言えない状況です。
その原因として、他の祭日に比べてイベント性が低いことが考えられます。
現在日本で定着している祭日には、かぼちゃなどの象徴だけでなく、
クリスマスは子供へのプレゼント、ハロウィンは仮装、
バレンタインはお菓子交換というように、
家族や友人など身近な人々と楽しめる特徴的なイベントがあるのです

この状況を打破するためには
イースター独自のイベントを定着させる必要があると思います。
近年多く開催されているバブルラン・ウォーターランなどのマラソン類、
体験型の脱出ゲームや迷路などを参考に
クリスチャンが家庭で行うようなエッグハントなどの遊びを
大人数を集めて行う体験型イベントとして開催することで
認知度の向上が図れると考えます。
また、ここ数年で加速度的に普及したSNSを活用するためにも
“SNS映え”するようなお菓子や料理のレシピを
メーカー側が発信していくことで、
スーパーマーケットなどにおけるイースター商品の売場を
拡大させることができると考えられます。

今年のイースターは昨日4/16でしたが、
それに関連してアーティスト(きゃりーぱみゅぱみゅ)が
国内初のイースターソングを発表したり
大手ショッピングモール(イオン)がイースター商品を取り入れるなど
注目度が上がってきていることが分かります!

今後、イースター関連のどのようなイベントが生まれ
どこまで日本に定着していくか注目したいと思います!

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