楽天の「バズる」戦略

こんにちは!3年の横田です!突然ですが「バズる」という言葉は知っていますか?

 

「バズる」とは、特定の単語や物事がインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることを意味する言葉です。TwitterやFacebookなどのSNSで急に話題となった時に用いられることが多いです。バズが生まれると商品や企業の認知度が上がり費用をかけずに広告効果を得ることができるので、バズを意識することはマーケティング上重要なことといえます。

 

インターネット通販事業の楽天は2014年、楽天の各種サービスを体験できる施設「楽天カフェ」を東京・渋谷にオープンしました。ここではネット通販で品切れになることも多い商品をネットと同じ価格で味わえます。また、1階全席と2階カウンター席の計32席には、楽天の電子書籍端末「コボ」を設置し、ファッション誌などを無料で読むことができます。

これだけでも話題になりそうですが、楽天はオープン時にたくさんの注目を浴びるためにある戦略をとりました。

 

それは…

 

 

建設途中の店舗のロゴだけを露出し、それ以外の情報はオープンのギリギリまで明かさないという戦略でした。

 

街に突然現れた楽天マークにネット上では多くの推測や驚きの声が上がり話題になりました。

 

さらに、オープンの二日前に発信力のあるブロガーやファッションモデル、テレビメディアに対して影響力のある人などを招待してレセプションパーティーを開きました。そうすることで、招待客がブログやSNSにパーティーの様子をアップしてくれるので情報が一気に広まりました。ツイッターのトレンドワードにも「楽天カフェ」が上がりバズを起こしました。

 

この影響は非常に大きく、拡散した情報を見たテレビメディアから、29日のオープニングセレモニーを取材したいという依頼が殺到しました。

また、単にストレートニュースとして取り上げられるだけでなく、テレビ局のスタジオでの試食、店内レポートなども入り、各番組が大きく取り上げてくれたので、広報戦略も大成功で、非常に効果的なものとなりました。

 

このように楽天はうまく情報操作をすることで、SNSでバズを起こすことに成功し非常に大きな広告効果を得ることができました。私たちも商品企画を進める中で参考にしていきたいと思います。

 

 

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