こんにちは。3年の西念です。
先日私が見ていたテレビ番組の中で、「外国人に人気のラーメンランキング」という企画がありました。その中で1位に輝いた、一蘭というお店について興味を持ったので、マーケティングの観点からアプローチしていきたいと思います。
一蘭の大きな特徴は2つあります。
1つは、専門性です。一蘭のメニューは豚骨らーめんのみで、チャーハン、餃子やほかの味のラーメンがありません。メニューを一つに絞り込むことで味を追求していくことが出来ます。また、自分の好みに味を変えていくことが出来ます。
2つ目は店内のレイアウトです。個室のようにひとつひとつの席が仕切られていて、人目を気にすることなくラーメンを食べることが出来ます。この特有の席は「味集中カウンター」と名付けられています。箸を使うのが苦手で、それを見られたくない外国の方や、気軽に一人でラーメンを食べたい人にとってこのカウンターはありがたいものですね。
これらの特徴は一蘭をブランドとして印象づける効果があるのではないかと考えられます。一蘭をみて、個室カウンターや豚骨ラーメンを想起させるような特徴をつくることで、消費者がより一蘭を選びやすくなるという効果を狙っているものです。また、特許を取得しているので模倣されにくいという点も強みです。
また、このような特徴から、来店した消費者は口コミでその価値を広めたり、私が見たテレビ番組のようにメディアで取り上げられ、知名度が高くなるというような効果も期待できるのではないかと考えました。
2020年の東京オリンピックを控えて、外国の方に向けたマーケティング施策を考えていくことも大切だと感じました。
興味がある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
参考:
https://www.sbbit.jp/article/cont1/29105
https://ichiran.com/ramen/