#GoProのある生活

こんにちは!3年の保科です。

みなさんはInstagramやTwitterで”GoProのある生活”を目にしたことはないでしょうか。このハッシュタグはGoProというカメラで撮られた動画や写真につけられています。そもそもGoProとはウェアラブルカメラの1つで、耐水性に優れ解像度も高く主にスポーツ用品に装着して使われます。GoProの売り上げは2011年に2億3420万ドルだったのを、2013年には約9億8570万ドルにまで急成長させました。今回はなぜここまでの人気が出るようになったのか、GoProのマーケティング戦略について調べてみました。

まずGoProがマーケティング戦略で重視したのはYoutubeでした。従来のメーカーのようにYouTubeというプラットホームで製品自体のPRを行うのではありません。GoProを通じて出来上がる動画を「コンテンツ」として発想の転換を行い、それの流通経路としてYouTubeを見いだしました。

YouTubeにはマウンテンバイクやスキーに取りつけられ、スリリングかつ感情を揺さぶる動画を、GoPro社が企画・編集を行い、「GoProで撮影しました」とコメントを載せました。特に見たこともない視点からの動画は大ヒットしました。
このことによりGoPro社はメディア企業になることをめざしました。

https://youtu.be/A3PDXmYoF5U
また、一般的に多くのユーザーに製品を利用してもらうには幅広い使い方を提案していくことが多いですが、GoProでは逆に、「使い方を限定して、アウトドア中心にしたPV」の作成を行いました。このようなブランディングをすることで、「アウトドアをとるならGoPro」という考えを定着させるのに成功しました。

そしてYouTube以外にもTwitterやInstagramなどのSNSと連携させ多くのファンを有しています。特にInstagramでは”#GoProのある生活”とハッシュタグが付いた投稿が100万件以上あります。
現在ではユーザーが投稿した動画から優れたものをGoProが認定し、賞金を与えるというキャンペーンもおこなわれています。

このように大きな成功を収めているGoProの戦略には、自社の製品・サービスに関してユーザーと経験共有し、価値を共感することをコンテンツ化し、それをさらに共有することでロイヤリティを獲得するという戦略がとられていました!

GoPro社HP

https://jp.shop.gopro.com/APAC/cameras/

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