「物販」のファッションブランド化

こんにちは、3年の吉野です。

皆さんは好きなアーティストはいますか?また、ライブやコンサートに行くことはありますか?

私は邦ロックが好きでよく好きなバンドのライブに行くことがあります。その会場で目に留まるものと言えば「物販」です。アーティストのグッズを手に入れることができます。物販にはタオルやラバーバンド、キーホルダーなどたくさんの商品がラインナップされていますが、私が特に注目するのはライブTシャツ、いわゆる「バンT」です。

もちろんアーティストによって様々ですが、以前まで目立つデザインや色でライブが終わったらパジャマになるような派手なデザインのものが多かったです。それでも、記念になるしその日限りでも買う!なんて人も多かったのですが、そんなバンT、最近ファッション性がすごく高くなっているんです。

アーティストのロゴだけがプリントされたシンプルなものがスタンダードとしてあり、ツアー限定デザインのTシャツも異なるデザインでつくられ、カラーバリエーションも増え、Tシャツだけでもあれ?どこかのブランドかな?というくらいラインナップが充実しています。さらに、最近ではベルトやサコッシュ、靴下などといったアイテムを取り入れられ、ますます物販がアパレルブランドのようになっています。

また、アーティストの中にはブランドとコラボしたグッズを出すバンドもいます。

 

なぜロックバンドがこんなにも物販にこだわるのでしょうか。

その大きな理由は、物販が大きな収入源であるからです。いくらチケットが完売してもチケット代で得た収入は会場費や機材の移動費などの費用で飛んでしまいます。物販でさらなる収入を得ることができるため、力を入れているのだと考えられます。それは今までも同様であったのですが、近ごろの物販のファッション性の高まりはSNSに大きく後押しされていると言えます。InstagramやWEARなどで「バンT」で検索すると、古着以外にも最近のバンドのTシャツを使ったコーデがたくさんアップされています。オシャレ上級者が日常使いにうまくバンTを取り入れたことに始まり、アーティスト側が日常使いしやすいデザインのものを扱うようになり、さらにバンTの日常使いが一般的になったため、さらに物販がアパレルブランド化しているのです。

バン Tを普段使いすることに抵抗が少なくなってきたこととバンT自体のファッション性の向上との相乗効果でアーティストの物販がどんどん魅力的なものになっています。今後もどんな素敵なグッズに巡り合えるか楽しみです。

参考URL

http://c-n-r.jp/

http://myhairisbad.com/home/

http://lucci-nagoya.com/

 

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