世界観でヒットしたねこあつめ

こんにちは!吉野です。

スマホゲーム最近やってないなぁとふと思ったのでなぜやらなくなったのか考えてみました。

・充電がなくなってしまうのが嫌 ・広告や課金システムが面倒… ・その時間があるなら他の事(音楽聞く、寝る、動画みる)をしていたい

スマホをみてみてもゲームアプリが全然入っていない…。

しかしスマホゲーム市場は、年々拡大傾向にあり2018年にはその市場規模が1兆209憶円となり、1兆円を超えました。スマホを老若男女問わず普及した、すなわち、ゲーム機本体は誰もが持っているし、アプリをインストールすればいつでもどこでも楽しめるからです。

私は飽き性でスマホゲームはすぐに飽きてしまうのですが、じゃあ今までやった中で一番ハマってたなと思うスマホゲームといえば…コレです!

 

皆さんはご存知でしょうか?ただただねこが遊んでるのをみて癒されるアプリです。今回は、ねこあつめの成功について考えていきたいと思います。

 

そもそもどうして無料スマホゲームは無料でいいのか?どのようにして収入を得ているのでしょう。その方法は主に以下の三つです。

・広告収入 ・ゲーム内における課金制度 ・関連商品

 

無料スマホゲームのどのアプリでものみられるのが広告です。起動する際に強制的に表示したり、プレイ画面の隅に常に表示したり、誤って押してしまうようなところに配置したり、とユーザーに見せることで広告収入を稼ごうとするアプリが多いように思われます。でも、急に広告が流れ出したら世界観が台無しになるし、終わるまで待たなきゃいけないしイライラしますよね。広告を見るためにアプリをインストールしている人はいません。

 

ねこあつめは、普通にプレイしている分には広告が見当たりません。かといってないわけではありません。

では、どこにあるのかというと…

こいつが持っています。

「この子なんだろう?」とタップすると、

こうなります。「はい」をタップすると広告が表示される仕組みです。この子は毎回現れるわけではなく時々ひょっこり現れます。でもこの広告、見ても特に何かボーナスがあるわけでもありません。広告を見るかどうかはユーザー次第で、見ないことも可能です。

しかし、ユーザーの中の一部には「この子どんな広告を持ってきたのかな?」「ゲームの広告かい!」というような面白さを見出しついつい押してしまう人もいるのです。ねこが持ってきたなら許しちゃう、広告さえ癒しの一部になりうるのです。

加えて、そもそもねこあつめは放置しても「成立する」ようなゲームであるため広告を見てもらえる機会自体少ないと考えられます。そもそも癒しを求めている人は忙しい人、彼らにとって放置してもゲームが成立するってうれしいですよね。

このように、ねこあつめはあくまでゲームの「世界観」を重視します。広告をユーザーの嫌なタイミングで表示しない、見るかどうかはユーザー次第、広告も楽しんでもらう、というように、キャラクターのかわいらしさだけでなく世界観の重視で癒しを求める人たちを中心に大きくそのブームを広げていったのでしょう!

 

そんなねこあつめ、今では1900万DLを突破しました。多くの人から愛されるとどうなるかと言えば…

関連商品が出しやすく、そして売れるのです。

ねこあつめの人気のに火が付き始めると、他企業からオファーがきます。バンダイや森本産業、Petioといった他企業と関連グッズをだしたり、KADOKAWAや集英社、宝島社から関連書籍も出版されました。

これら関連商品の収入は、広告収入よりも大きなものとなります。しかも自社でオリジナルグッズを企画し製造を委託するよりもスムーズに、より広い販売網での販売が可能です。結果的に目先の広告収入に目を向けるゲームアプリよりも大きな収入を得たように思います。

同じように、世界観を重視し愛されるキャラクターを生み出し成功した無料アプリには、「なめこ栽培キット」や「ディズニーツムツム」などが挙げられます。

 

スマホゲーム市場は、本当に心をつかむことができる有能なゲームであれば、ユーザーに「一度」プレイしてもらうだけでも、SNSの後押しですぐに広まること間違いなしの市場です。

私も、調べていたらまたプレイしたくなったので再インストールしました!癒されようと思います♪

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