「#しまパト」プロモーション

はじめまして!こんにちは!!新3年生の小田と申します。

 

今回、私はファッションセンターしまむら(以下しまむら)のSTP・4P分析をしてみました。しまむらとは、低価格の衣料品を取り扱うチェーン店です。

 

まずは、しまむらのSTP分析から説明します。

衣料品の顧客は年齢、性別、家族構成(未婚、既婚、子どもの有無など)でセグメンテーションできると考えました。公式ホームページ(※1)によるとターゲットは20代から50代の主婦とその家族です。この中で実際に買い物を行うのは主婦です。つまり、先ほど考えたセグメントにあてはめると、20代から50代の女性で、既婚者、子どもがいる人にターゲティングできると言えます。その中で、しまむらは低価格な普段着というポジショニングで他社との差別化を図っています。

 

次に、4P分析を行います。

製品は女性向けの服が多く、子供服、男性向けの服もあります。これは買い物に来た主婦が自分の服を買うついでに子どもや夫の服を買うことを狙っているのだと考えられます。

価格はかなり安く、中には3桁で購入できる洋服もあります。しまむらのアプリをインストールしている人が他にどんなアプリを所持しているかという調査(※2)によると、ポイントの貯まるサービスやチラシなどのアプリのインストール率が高く、節約を意識した顧客が多いことが分かります。

プロモーションはSNSと折り込みチラシが主です。SNSの公式アカウントによる情報提供を行っています。さらに、WEARという一般ユーザーがコーディネートを載せることができるアプリでしまむらの商品を使ったコーディネートの紹介もしています。幅広い年齢層の主婦をターゲットにしているため、SNSに詳しくない人向けには折り込みチラシで情報提供を行っていると考えられます。

流通は店舗のみの販売に絞っています。公式ホームページ(※3)によると、しまむらはドミナント出店戦略といって、一部の地域に集中して店舗を構えることで、その地域で高い占有率を狙う戦略をとっていました。また、自転車で買い物に来られるように郊外の住宅地に多く出店していました。近年は共働き世帯の増加などライフスタイルの変化に合わせて、幹線道路沿いや商業施設への出店も積極的に進めています。

 

また、しまむらでは「しまむらパトロール」という企画があります。顧客が実際にしまむらに行って購入したものを「#しまパト」をつけてSNSで共有することです。これは販売が店舗のみという一見短所に見える流通を逆手にとったプロモーション戦略といえます。「実際に店舗に行かないとどんな掘り出し物があるか分からない!」と思わせることで顧客を店舗に引きつけています。

 

以上から、しまむらはターゲットあったマーケティング戦略が行われていることが分かります。

 

コロナウイルスが収束したら街中でのSTP・4P分析を行ってみたいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

参考

※1https://www.shimamura.gr.jp/company/business/detail.php?id=50

※2https://lab.appa.pe/2015-06/possesion-fashion.html

※3https://www.shimamura.gr.jp/company/business/detail.php?id=64

ファッションセンターしまむら公式ホームページ

https://www.shimamura.gr.jp/shimamura/

 

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