任天堂のSTP分析・マーケティングミックス分析

こんにちは!3年のゼミ生の西村です!
今回は今の情勢の中、「Nintendo Switch」などで売り上げを伸ばしている任天堂に注目して、分析していきたいと思います。

1. STP分析
① S ”segmentation” セグメンテーション 市場の細分化
・価格 市場価格より高いのか、低いのか
・種類 ゲームのソフトの種類は多いか、少ないか
・販売量 ソフトとハードの販売量は多いか、少ないか

② T “targeting” ターゲティング どの市場を狙うか
・価格 最安値は追求していない。それよりも任天堂独自のゲーム技術の開発に重点を置いている。
・種類 どの層の消費者にもゲームを楽しんでもらえるように、様々な種類のゲームを開発、販売している。
・販売量 普段、店頭で品薄だというところはあまり見ない。

③  P “positioning” ポジショニング 市場における自社の立ち位置
・価格 テレビゲーム業界の中では、技術や画素も上がってきていたり、他者のゲーム機器も同じように高くなってきているため、適正価格であると思う。しかし、数年前と比べて、特にソフトのほうが高くなってきているため、値段が高いと感じている人も少なくない。
・種類 毎月のように新作やリメイク作品が発売されているため、多いと言える。
・販売量 今は需要過多のため、日本各地で在庫切れが多発しているが、普段だと店頭に並んでいないことはないため、販売量は多いと言える。

以上から任天堂はゲーム業界の中で「業界の適正価格もしくは少し高めで、ユーザーに飽きが来ないように様々な種類のゲームを開発、リメイクしている。また、欲しているユーザーの手元にしっかりと届くように販売量も多い。」と言える。

2.マーケティングミックス分析(4P分析)
①Price 価格
競合と比較して高価ではなく買いやすい価格
例 Nintendo switch 32978円(メーカー希望小売価格)
⇔プレイステーション4(SONY) 34980円(メーカー希望小売価格)

②Product 製品
日本の大手ゲームメーカーであるため、故障しにくい。また、オンラインで製品サポートも行っていたり、子供サポート(未成年ロックなど)も充実していたりしている。
ソフトの種類は子供向けからヘビーユーザー向けのものまで数々ある。

 

③Place 流通
在庫が増えすぎて割引販売されないようにや店頭が品薄になって買えなくならないようになど出荷台数をしっかりと管理している。

④ Promotion 販売促進
TwitterやInstagramなどを使ったSNS宣伝やヘビーユーザーがやるゲーム実況という動画配信による宣伝など現代的な広告宣伝を行っている。

よって以上より、任天堂は「サービスが充実しており、製品が買えないことはあまりない。広告には多額の投資を行って、自社製品を宣伝し、適正価格で製品を提供する」という効果的なマーケティングミックスを行っているといえる。

参考サイト
https://www.sbbit.jp/article/cont1/32909
(2020年4月28日アクセス)
https://biz-journal.jp/2017/12/post_21653.html
(2020年4月28日アクセス)

作成者 西村 豪

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