PlayStationの次は、有名ゲーム「Dark Souls」のSTP/4P分析を

こんにちは。3年のハン・チェリンです。

前回はPlayStation4の分析をしました。それに引き続き、ゲームタイトルのSTP/4P分析を行います。

今回はFROMSOFTWAREが制作した「ダークソウルシリーズ」について考えます。「ダークソウル」は2009年、PS3のタイトルとして発売された「デモンズソウル」を改良して2011年発売さた中世風ダークファンタジーアクションロールプレイングゲームです。2018年、シリーズの第1作目がリマスター版で再発売されました。この作品は「ソウルライク(Souls-like)」という新しいジャンルを作り出すほど優れたゲーム性を持つ有名なゲームです。

 

<<STP分析>>

Segmentation

今回はヘビーゲーマーかライトゲーマーか、またオンラインプレイが主か否かでセグメンテーションを行います。普段から様々なゲームを楽しみ、難易度の高い作品をも好んでやり込むヘビーゲーマーと、そこまで難しくない作品を好み気軽にゲームを楽しむ人をライトゲーマーとします。また、最近のゲームはほぼ全部インターネット環境を必要としますが、ここでは遊ぶにはインターネットを欠かせないゲームかオフラインでも楽しめるゲームかについて考えます。

Targeting

「ダークソウル」は基本的なアクションゲームへの理解を要求し、一瞬の判断ミスですぐゲームオーバーになったり、複雑なマップデザインに対してマップ情報は一説提供しないなど、様々な要素が体感難易度を引き上げています。プレイヤーは何回も死にながら敵の攻撃パターンを見極めてから挑まないといけません。このような特徴を考えると、「ダークソウル」はある程度ゲームを熟知しているヘビーゲーマーをターゲットとしていることが分かります。また、エンディングまでオフラインで楽しめる作品ですが、オンラインプレイでは他のユーザーとの決闘ができ、味方として召喚できるなど拡張された機能を利用できます。つまり、基本的にはオフラインで(一人で)コツコツとプレイする人向けに、オンラインをも楽しめる要素を加えたと考えられます。

Positioning

日本のアクションRPGジャンルの中で最も有名なゲームの一つである「ダークソウル」。ゲームに興味を持っている人なら誰でも聞いたことはあると思います。更に「仁王シリーズ」「Hollow Knight」など、このゲームからインスピレーションを得て作られたゲームも数多く存在します。ゲーム界に大きな影響を与えたと考えられます。

+理解を深めるため逆の特徴を持っている「あつまれどうぶつの森」をグラフに追加しました。

<<4P分析>>

それでは、4P分析を行います。

Product

重いファンタジーの世界を上手く表現したグラフィックやキャラクターデザイン、またやり込み要素が豊富でエンディングが複数存在するため周回プレイにも適しています。更に追加コンテンツが付くなど十分なプレイ時間が保障されます。

Price

「ダークソウルシリーズ」は各作品が7000円前後で、ゲームとしては少し高めの値段です。

Promotion

通常版と追加コンテンツを合わせたバージョンや少し割引をしたPlayStation Hit版が発売されたり、ゴールデンウィークなどに無料でプレイできるようになるなど割引してもらえるチャンスが多いです。またゲームショーやゲーム展示会に公式フィギュアを発表したり、PlayStationアカウントで使えるアバターを発売するなど、ファンのためのプロモーションも開催しています。

Place

最近のゲームはダウンロードショップから直接ダウンロードできるので場所は気にする必要がなくなりました。ダウンロードショップに関しては、PC・PS4・XBOX・Nintendo Switchなど様々なプラットフォームに発売されています。

 

「ダークソウルシリーズ」は制作会社であるFROMSOFTWAREが有名になるきっかけとなり、従来の日本RPGジャンルの風潮を変えたと言えます。また世界中に多くのコアなファンを確保するなど確かに成功した作品の一つであると考えられます。次回作にオープンワールドダークファンタジーRPGが発表されており、FROMSOFTWAREの作品は世界中のゲームファンの注目を浴びています。

実は、私もこのゲーム、300時間以上やり込んでます。ゲームに興味のある方、確かに難しいですがすごく興味深い作品ですので是非是非プレイしてみてください!

<<出典>>

https://www.jp.playstation.com/games/dark-souls-iii-ps4/

https://www.fromsoftware.jp/jp/products.html

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