時間がないけど本を読みたい

こんにちは、3年の水谷です。

日々やりたいこととやらなくてはいけないことが多く、1日24時間では足りないとよく思います。私のように、時間がないと感じている人も多いのではないでしょうか。

読みたい本もたくさんあります。しかし、時間がなくて買ったはいいけどほとんど読み進んでいないなんてことも・・・。そんな人にオススメのサービスがあります!

それは、「flier(フライヤー)」です。「flier(フライヤー)」は、時短読書サービスです。ビジネス書や実用書、教養書などが、1冊あたり10分で要約を読むことが出来ます。

要約は各分野に精通したライターが作成し、出版社/著者の許可を得たものを配信しています。

1日1冊新しい要約が追加され、約2000冊の要約が掲載されています。

通信環境があれば、アプリやWEBで利用できます。

 

料金プランは下図のように、無料、月額500円、月額2000で選べます。

学生には、ゴールドプランを、60%OFFの月額800円で利用できる学割プランもあります。

本を1冊買うことに比べたら、有料会員でも安いと思います。

また、30日間無料キャンペーンを行なっており、シルバープランを30日間無料で体験できます。

 

 

おわりに

ビジネス書や実学書等は、主に情報を得るために読むので、要約を読んで概要を把握することは、効率的に情報の取得ができ、読書も捗りやすくなります。気になった方は、ぜひチェックしてみて下さい。

※参考文献

https://www.flierinc.com/

https://www.flierinc.com/doc/services

 

 

アプリのその先「ミニアプリ」とコロナの関係

こんにちは、宮田です!

コロナの自粛期間、「何かとスマホは便利だなあ」と感じること多いですよね。スーパーで買い物、モバイルオーダーなどなど、、、こうしたスマホの利便性は、ツールである”アプリケーション”などによって向上します。そんなアプリの1つ、 ”ミニアプリ” ってご存知ですか?今回は、このミニアプリ機能とコロナウイルス感染拡大の関係性について分析します!

 

ミニアプリとは
実は今回、僕も初めて聞きました。名前だけ聞いてもパッとしないですよね(笑)「アプリに大小関係ってあるの?」と思う方も多いと思います。
結論を言うと、だいたい正解です!でも厳密には、「アプリ内で起動する、特定の機能を持ったアプリ」といったものです。これだけでは非常に分かりづらいので、実例を交えながらご紹介します。

皆さんがよく使うLINEでは、お店がユーザーに情報発信することができるチャット機能がありますよね。彼らとのチャットボックス上にメンバーズカードを登録・提示できる機能、よく見かけませんか?実は、あれもミニアプリの一種なんです!
LINEという大きなプラットフォーム上のユーザーや機能を活用することによって、新規顧客の獲得の容易さや新たにアプリをインストールするなどの手間を省くことができます。さらに、チャットボットとの会話によって顧客のデータを蓄積させることが可能になります。双方がサービスを増やして利用を促すことにより、どちらのユーザー数も増加していくという新たなビジネス手法として注目されています。

 

ミニアプリとコロナの関係性
では、ミニアプリと新型コロナウイルス感染拡大にどのような関係性があるのでしょうか?実は、「外出が難しい」という条件がミニアプリの力を大きく発揮させました。

例えば、QR・バーコード決済でおなじみのPayPay。様々なキャンペーン実施や導入コスト安ということから、サービス開始当初からユーザーと加盟店舗数が著しく増加しました。ところが、自粛期間が長引いたことによって消費が落ち込み、PayPayの利用回数および加盟店舗の売上減少が非常に懸念されています。

そんな中、5月1日にPayPayピックアップというサービスが開始されました。これは、加盟飲食店の料理をPayPayで注文・決済し顧客が引き取りに行くことができるというものです。顧客はPayPayの既存登録データを活用することによって、新たに顧客情報を登録することなく円滑に注文決済が完了します。加盟店舗も集客手段が手詰り状態の中、大きなプラットフォームのユーザーを有効活用して集客できるのは大きなメリットです。ちなみに、サービス開始後から一ヶ月で加盟店申し込み件数が二千件を突破したそうです!

このように、行動が限定される状況下でミニアプリは新たなビジネスチャンスを与えてくれる大事な役割を担っています。他にも、東京都とLINEによる新型コロナウイルス感染状況・症状を確認するためのサービスや、中国IT大手アリババが運営するQR決済「アリペイ」でゲームセンターのゲームができるミニアプリを打ち出しています。新たなビジネスや行政サービスをミニアプリを通じて提供されることは、今後しばらく続きそうです。

 

意外と気がつかないところで、既にミニアプリを多く活用していることがわかりましたね!今後のミニアプリの動向にも非常に注目です!最後までご覧いただきありがとうございました!

父の日を忘れないで!

こんにちは、3年の稲村です!

 

みなさん、先日6/21は「父の日」であったことを知っていますか?

テレビやSNS、お店などでその日程を知った人も多いのではないでしょうか。私も、恥ずかしながら、SNSに流れてきた広告によって、直前に父の日の日程を知りました。

 

そこで、今回は父の日にちなんだプロモーションを調べました!

まずはこの写真をご覧ください!

これは、日本酒ブランド「白鹿」を製造、販売している大手酒造メーカー辰馬本家酒造株式会社が2017年に行ったInstagramのキャンペーンです。母の日に比べて忘れがちな父の日を盛り上げるために『父の日を忘れないで!Instagramキャンペーン』を実施しました。

 

内容としては、父の日限定で発売される「父の日メッセージボトル」にお父さんへの感謝の気持ちや似顔絵を書き、ハッシュタグ「#白鹿でありがとう」をつけてボトルが映った写真をInstagramに投稿すると、抽選でプレゼントが当たるというものです。

この事例について分析してみたいと思います!

〈投稿の内容〉

まず投稿する写真に、父の日のメッセージボトルが入ったものを指定しています。ボトルが映った写真を指定することで自然と参加者が製品について広めていることがわかります。同時に製品を見た人たちの購買意欲も引き立てられ、購入へとつながるのでは。

〈ターゲット〉

日本酒はアルコールであるため、通常成人ユーザーがターゲットとなります。しかし、ボトルにデコレーションできるという特徴をつけることで、「若年層」や「小さな子供を持つ母親」にもターゲットを拡大できます。父の日というイベントならではの売り出し方であるといえます。

 

一般的にはお父さんはお酒を嗜む機会が多いというイメージが強いので、父の日と自社製品の強みを活かせたInstagramのキャンペーンではないでしょうか。

 

これは数年前のものですが、今年のキャンペーンもいろいろ調べてみたいと思いました!

[参考文献]

https://www.hakushika.co.jp/

https://www.instagram.com/hakushika_official/?hl=ja

 

みんなの味方 松屋フーズ

こんにちは!3年の西村です!

最初に質問です!牛丼のチェーン店といえばどこを思い浮かべますか?
日本には「吉野家」「すき家」「松屋」「なか卯」など様々なチェーン店がありますよね!今回、僕は「松屋」を取り上げたいと思います。
なぜかというと、この自粛期間中に自炊を頑張ったんですけど、さすがに毎日は作れずに、週一ペースで南大沢の松屋に通って、食べてました。南大沢の松屋は定食だと、ごはんのお替りが無料で何回もできるんで、よく食べる学生の自分にはとても助かっています!
では、松屋のマーケティングについて見ていきましょう。

 

 

1. コロナに対処したマーケティング ~日本応援企画~
松屋は非常事態宣言発令後、「日本応援企画」と称し、主にテイクアウトを中心に値引きのキャンペーンを行い始めた。今では第六弾まで行われるほど好評で、夜20時以降、店内飲食ができなかったが、忙しい社会人やあまり料理を作らない人にとってはとても助かったと思う。以下がキャンペーンの概要である。

第一弾 ・牛めし(並)+生野菜セット 400円(定価の18%オフ)
・定食ライス大盛無料
第二弾 ・おかず単品弁当 全商品 15~25%オフ
第三弾 ・プレミアム牛めし 全サイズ 80円引き
第四弾 ・「おかずトリオ」発売 最大230円引き
第五弾 ・「たっぷりタルタルチキン南蛮焼き定食」販売
テイクアウトのみ50円引き 松弁ネットを利用の場合、20%ポイント還元、店内テイクアウト両方、ライス大盛無料
第六弾 ・松屋の定番定食を丼にして新登場 490円~

 

2. 松屋のインスタ戦略
松屋のインスタアカウントがユニークでマーケティングとして参考にできると話題になっている。飲食店のアカウントでは自社製品を美味しそうに撮影して、それをちょっとした文字情報を添えて、宣伝するのが普通である。しかし、松屋のインスタ投稿は牛丼チェーンとは思えないほど、おしゃれな投稿だったり、タグ付け機能を利用した丼の説明など奇抜で大胆なものとなっている。

これはSNS戦略の成功事例の一つに挙げられる。商品とは無関係の投稿となるギリギリのところを攻めたことや情報を受け取る側が予想外と感じさせることができたことにより、それを面白がった一般人や有名人、そして「インフルエンサー」の目にとまり、拡散され、松屋のインスタが話題となった。インスタのSNS戦略はターゲットを決めて、それに受ける投稿をすることが成功の要因となることを今回の松屋のインスタから感じ取れた。

18117490   西村 豪

松屋フーズ 公式サイト https://www.matsuyafoods.co.jp/
松屋 インスタ https://www.instagram.com/matsuya_foods

嗅ぎ慣れたあの香の正体?

こんにちは、3年のハンです!

新宿や原宿を歩いていると、どこからか嗅ぎ慣れた香が漂ってきます。

この香の正体は、モノトーンでシックな看板の「LUSH」!

LUSHは1995年開業し、現在50ヶ国に900店舗以上を持っているイギリスの大型コスメブランドです。「Eco-Friendly Handmade(環境に優しい&手作り)」をモットーとして、消費者厚い信頼を確保しています。今日は世界的に有名なコスメブランド「LUSH」について考えたいと思います!

<特徴>

LUSH製品の特徴の一つは、海草やドライフルーツ、花びらなどが目に見えるように製品に入っていていることです。顧客が製品を見たり触ることによって、直接天然原料を確認できます。

また店舗には商品をそのまま陳列したり、値札や商品説明を手書きのように演出し、まるで八百屋のような雰囲気を出しています。実際にLUSHの工場は「Kitchen(キッチン)」と呼ばれており、すべての原料は食材のように扱われるようです。

更に、LUSHは動物実験を反対し、性的マイノリティーの支持、多様性を重視して人種や性別に関わらず人材を雇用するなど、人権・動物権を保護する活動にも力を入れています。

<UN-戦略>

LUSHは「Eco-Friendly」を最大化させるために、UN-戦略を考えました。詳細としては①包装しない(Un-Wrapped)② 容器に入れない(Un-Bottled)③コーティング紙を使わない(Un-Coated Bag)であります。すべての項目が環境を大切にしているイメージを与えています。

<広報>

LUSHの広報活動で最も特徴的なものは、店舗に行ってその場で興味のある商品を体験できることです。あるバスボムが気になると店員に伝えたり、決められた時間になると店員が直接小さなバスタブで試演してくれます。また、気になるソープで手を洗ったり、洗った後またLUSHのハンドクリームの塗ったり、ボディーミストを使えます。盆に山ほどの泡を作るのを見せたりもします。このような豊富な体験式広報によって多くの人々が魅力を感じ、足を止めています。

 

LUSH特有のマーケティングと魅力的な商品、環境問題や人権・動物権問題などの現代社会で私たちが考えるべき問題をも取り入れている企業モットーは全世界から愛されています。結果的に、LUSHは「他とは違う自分らしさ」を出し、大きな成功を手に入れたと考えられます。

 

<参考>

https://uk.lush.com/tag/our-policies

みなさまのお墨付き

こんにちは、3年の正路です。

最近コンビニやスーパー各社のプライベートブランドが定着してきています。

プライベートブランドの商品は他社の商品に比べて安いことも多くつい、手に取ってしまいますよね。

わたしは近所に西友があり、西友のプライベートブランドである「みなさまのお墨付き」の商品をよく買っています。

そこで「みなさまのお墨付き」について詳しく調べてみました。

「みなさまのお墨付き」は西友で売られているプライベートブランドです。食品をはじめとして、生活雑貨など幅広いジャンルを展開しています。

その特徴は、ひとつの製品につき、100名以上の2060代の人を対象に消費者テストを行い、支持率80%を超えたもののみ商品化するという点です。

食品であれば味・容量・価格、住居用品やペット用品の場合は効果・使い勝手・内容量・価格を総合的に4段階で評価してもらい、「非常に良い」「良い」と支持する人が80%を越えなければ即販売中止という厳しい基準を設けています。

また、合格した商品でも定期的に再テストを実施して80%を下回れば改良もしくは終売しています。

値上げをする場合にも再度テストを行うなど、何か改変する場合に必ず消費者テストに合格しなければいけません。

みなさまのお墨付きができた当初は消費者テストの支持率70%を超えるものを商品化していましたが、より厳正な審査を行うために201910月より80%に引き上げられました。

こうして消費者に厳しい目でチェックしてもらうことで品質を保つことと、そして消費者の信頼を得ることに成功しているのです。消費者テストが厳しく行われていることは、そのまま消費者の口コミが反映されているようなもので、購入する側としてはとても信頼できる基準なのではないかと思います。

みなさまのお墨付きはただ安くて品質が良いだけでなく、最近はレトルトカレーやスナック菓子で独自の味を開発するなどオリジナリティー溢れる新商品開発にも力を注いでいます。ぜひ西友に行った際はお手にとってみてはいかがでしょうか。

(参考URL)

https://www.seiyu.co.jp/pb/mo

アベノマスク使ってますか?

こんにちは!梅田です。

皆さんの家にはアベノマスクは届きましたか?そして、使っていますか?

色々と議論が飛び交うアベノマスクですがやはり大きさが小さく、使用率は低くなっています、、

そんな中面白いレストランを見つけました!なんとアベノマスクと引き換えに300円分の食事券を渡す取り組みを始めたのです。

行うのは京都にある「レストラン いけじゅう」で、オーナーシェフの池田さんが「とんちんかんな政策でもマスクを捨てるのはもったいなさすぎる。何かの形で活用したい。」と始めたそうで、コロナの影響で4月の売り上げが普段の半分以下に落ち込む中で、客足を戻すためもあって食事券との交換を思いついたそうです。

集まったらマスクは市に寄贈するとのことで、この厳しい状況の中で生き抜くための斬新な発想に驚いたし感動しました。

苦しい状況が続いていますが、頑張ってほしいです。

参考:https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/267433

 

優柔不断過ぎる新聞広告

こんにちは!3年の小田です。

先日、面白い新聞広告を見つけました!(以下は自宅で撮影したものです)

キンチョウのゴキブリムエンダ―という新製品の広告です。しかし、製品の紹介は小さく下の方に書いてあるだけで、「もう どう広告したらいいのか わからないので。」と大きく書かれていて、6つのQRが並んでいるという斬新な広告です。

QRコードを読み込むとそれぞれの想定される状況に合わせた新聞広告を見ることができます。(参考のURLからも見ることができるので見てみてください。)

6つの広告をすべて見てみると、子供のいる家庭や飲食店向けなどターゲットは様々でした。これは、広範囲の人々に情報を伝播できるという新聞広告の長所を活かしていると思いました。

インターネットで検索してみると、いくつものネットニュースに取り上げられていました。また、Twitterで検索してみると、画像やURLをつけてコメントをしている人が多かったです。

新聞広告は読んだら捨てられてしまうため、メッセージの寿命が短いことが短所として挙げられます。また、近年では紙媒体の新聞を購読していない家庭も増えています。しかし、この広告は見た人がスマートフォンなどでQRコードを読み込み、さらにSNSでシェアをすることで、インターネットの検索履歴に残ったり、新聞を購読していない人にもSNSを経由して情報を見てもらったりできます。短所も斬新なアイデアで解決しています。デジタル媒体を利用することで初めて完成するというこの時代に合った新しい新聞広告だと思いました。

キンチョウのウェブページを見てみると他にも面白い広告がたくさんありました。商品の宣伝だけではなく、人々を楽しませるキンチョウの広告に今後も注目です。

 

参考

黒岩健一郎・水越康介、マーケティングをつかむ〔新版〕、有斐閣、2018年、pp.124-125

https://www.kincho.co.jp/cm/ad_paper/muender/index.html

サブスク解禁!

みなさんこんにちは!3年の南部です(^^)

自粛期間の間に、様々なアーティストのサブスク解禁がニュースになりました。音楽が溢れる現代で、音楽アプリもどんどん増えてきましたね。

でも実際、どのアプリがいいんだろう…と思ったことはありませんか??今回は私が使っているApple Musicを分析してみました!

◎Apple Musicの魅力

①楽曲提供数1位!

Apple MusicとはiPhoneやMacでお馴染みのアップル社の音楽ストリーミングサービスで、その楽曲数は約6000万以上!有名アーティストだけでなく新人アーティストの配信も多く、また、自社だけで大物アーティストの作品を公開するなど、他社には痛手…。これは、音楽配信最大手のiTunes Storeの販売チャネルがあるからです!また、手持ちの楽曲、iTunes Storeで買った楽曲、Apple Musicの楽曲を全てまとめて管理することができます。iPod世代にも嬉しいですよね。

②音楽好きに嬉しい機能満載

MVを見ることができたり、iPhoneならSiriで簡単に楽曲検索ができたり…配信前の予約注文のようなプリアド機能なんてものも!24時間全世界で聞くことができるラジオステーションでは、ライブ音楽や音楽ニュース、独占インタビューも行われています。また、アーティストとファンが動画や歌詞、デモトラックを共有したり、コメントをすることも可能なんです!先日も、○○が選ぶ△△の曲10選!なんてものがまわってきましたよ!!

 

③多くの国、年代に

今やApple Musicは167の国と地域で楽曲を提供しています。また、月額料金にも様々なプランがあり、標準的な個人メンバーシップ、学生に嬉しい学生メンバーシップ、家族以外とも最大6人使えるファミリーメンバーシップと、用途に合わせて使えます。それによって、様々な国で様々な人に使われているのです!

Apple Musicの魅力はやっぱりアップル社という絶対の信頼と絶大な規模!使いやすさと楽曲数です!

学生なら月額480円のApple Music、まずは3ヶ月無料体験から始めてみませんか??

◎参考文献

○https://viva-drone.com/music-service-2020/

○https://manamina.valuesccg.com/articles/778

○https://www.google.co.jp/amp/s/join.biglobe.ne.jp/mobile/sim/gurashi/compare_streaming_music/amp/

○https://www.apple.com/jp/newsroom/2020/04/apple-services-now-available-in-more-countries-around-the-world/

タクシー×宅配×ネット

こんにちは!酒井です。

皆さんは最近、料理のデリバリーサービスを利用しましたか?

これまであまり利用してなかったけれども、今回の外出自粛で利用回数が増えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんなデリバリーの業界で、タクシーによる配達が行われているというお話をご紹介します。

タクシーのイラスト(車) | かわいいフリー素材集 いらすとや

  1. なぜタクシーでの宅配が可能となったのか

まず、タクシーで飲料・食料品を宅配できるようになったのは、4月21日に国土交通省が発表した特例措置の影響です。タクシー利用の急減を受けて、客を乗せない代わりにタクシーを自家用車として扱い、道路運送法の規定を適用することで、申請したタクシー事業者に宅配事業の許可を与えるというものです。この特例では審査期間が普段に比べ大幅に短縮されており、申請から2日ほどで宅配事業の許可が出ます。

特例は始め、5月13日までの期間とされていましたが、9月30日まで延長されました。

  1. タクシーによる宅配の利点

外出自粛要請により、タクシー事業の売り上げは大きく減少し、フードデリバリーの需要が増加しているので、タクシーによる宅配は、フードデリバリーの配送手段の拡充とタクシー事業者の売上の確保という、双方の事業の課題解決に役立ちます。

また、特例の都内第一号である日本交通株式会社は、タクシーによる宅配の利点を高い商品でも一定の配送コストに収まり、提供可能エリアが広く、プロドライバーが配送する安心感もある、と説明しています。

デリバリーの需要拡大とともに、配達員の交通安全が問題となっている現在、プロドライバーが配送することは大きな安心感を顧客に与えると考えられます。

  1. タクシー×宅配×ネット

この状況下で、配達機能のない料理店とタクシー事業者をマッチングするため、料理店の予約や出前注文のシステムを提供する会社と、タクシーの配車サービスを提供する会社の業務提携が行われています。

5月1日には、出前サービスを運営する株式会社出前館とタクシーアプリを運営する株式会社Mobility Technologiesが業務提携し、当初の特例の期限である5月13日(予定)までの期間、配達機能を持たない飲食店に出前館が提供する配達代行サービス『シェアリングデリバリー®』の配達方法のひとつとして、タクシーによる宅配サービスを行うことを発表しました。

また、5月14日にはみんなのタクシー株式会社と株式会社TableCheckがフードデリバリーサービスの領域での業務提携を発表しました。

このサービスは特例措置期間が終わるまでの期間、予約顧客管理システム「TableSolution」を導入している東京都港区の飲食店のフードデリバリーサービスをタクシーアプリ「S.RIDE」提携タクシー事業者が配送するサービスです。

タクシーでデリバリーをするサービスは利用者からもタクシー事業者からも好ましいと評価されているそうです。今後も社会情勢によって生まれる新たなサービスに注目していきたいですね。

 

参考資料

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200421-OYT1T50237/

https://www.sankei.com/economy/news/200508/ecn2005080016-n1.html

https://www.nihon-kotsu-taxi.jp/news/200427/

https://www.mintaku.co.jp/jp/assets/files/20200514_PressRelease.pdf

https://mo-t.com/news/pr/2020/05/01/b431ffb4-d59d-5e9c-864f-e27fc7620b0b