アプリのその先「ミニアプリ」とコロナの関係

こんにちは、宮田です!

コロナの自粛期間、「何かとスマホは便利だなあ」と感じること多いですよね。スーパーで買い物、モバイルオーダーなどなど、、、こうしたスマホの利便性は、ツールである”アプリケーション”などによって向上します。そんなアプリの1つ、 ”ミニアプリ” ってご存知ですか?今回は、このミニアプリ機能とコロナウイルス感染拡大の関係性について分析します!

 

ミニアプリとは
実は今回、僕も初めて聞きました。名前だけ聞いてもパッとしないですよね(笑)「アプリに大小関係ってあるの?」と思う方も多いと思います。
結論を言うと、だいたい正解です!でも厳密には、「アプリ内で起動する、特定の機能を持ったアプリ」といったものです。これだけでは非常に分かりづらいので、実例を交えながらご紹介します。

皆さんがよく使うLINEでは、お店がユーザーに情報発信することができるチャット機能がありますよね。彼らとのチャットボックス上にメンバーズカードを登録・提示できる機能、よく見かけませんか?実は、あれもミニアプリの一種なんです!
LINEという大きなプラットフォーム上のユーザーや機能を活用することによって、新規顧客の獲得の容易さや新たにアプリをインストールするなどの手間を省くことができます。さらに、チャットボットとの会話によって顧客のデータを蓄積させることが可能になります。双方がサービスを増やして利用を促すことにより、どちらのユーザー数も増加していくという新たなビジネス手法として注目されています。

 

ミニアプリとコロナの関係性
では、ミニアプリと新型コロナウイルス感染拡大にどのような関係性があるのでしょうか?実は、「外出が難しい」という条件がミニアプリの力を大きく発揮させました。

例えば、QR・バーコード決済でおなじみのPayPay。様々なキャンペーン実施や導入コスト安ということから、サービス開始当初からユーザーと加盟店舗数が著しく増加しました。ところが、自粛期間が長引いたことによって消費が落ち込み、PayPayの利用回数および加盟店舗の売上減少が非常に懸念されています。

そんな中、5月1日にPayPayピックアップというサービスが開始されました。これは、加盟飲食店の料理をPayPayで注文・決済し顧客が引き取りに行くことができるというものです。顧客はPayPayの既存登録データを活用することによって、新たに顧客情報を登録することなく円滑に注文決済が完了します。加盟店舗も集客手段が手詰り状態の中、大きなプラットフォームのユーザーを有効活用して集客できるのは大きなメリットです。ちなみに、サービス開始後から一ヶ月で加盟店申し込み件数が二千件を突破したそうです!

このように、行動が限定される状況下でミニアプリは新たなビジネスチャンスを与えてくれる大事な役割を担っています。他にも、東京都とLINEによる新型コロナウイルス感染状況・症状を確認するためのサービスや、中国IT大手アリババが運営するQR決済「アリペイ」でゲームセンターのゲームができるミニアプリを打ち出しています。新たなビジネスや行政サービスをミニアプリを通じて提供されることは、今後しばらく続きそうです。

 

意外と気がつかないところで、既にミニアプリを多く活用していることがわかりましたね!今後のミニアプリの動向にも非常に注目です!最後までご覧いただきありがとうございました!

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