こんにちは。3年の池谷です。
今回は、アサヒビールから発売され、最近ニュースやSNSで話題になっている「生ジョッキ缶」を紹介したいと思います。なんと、この商品はコンビニエンスストアの先行発売から2日で一時出荷停止になってしまうほどの人気ぶりです。なぜ、ここまで人気が出たのでしょうか。
「生ジョッキ缶」の大きな特徴は、缶の構造にあります。中身はお馴染みのスーパードライですが、缶の蓋がフルオープンし、蓋を開けた直後から泡が自然に発生する国内初の商品です。泡立て用の付属品やホームサーバーでなく、缶から直接飲むという形で実現させるために、通常、1つの商品の開発に1年半から2年ほどの開発期間を要するそうですが、この商品は約4年も開発に費やされたそうです。缶の内側の特殊塗料で、グラスに注いだ時の従来の缶ビールの泡よりきめ細やかで、缶から直接飲むので冷たさや炭酸ガス圧も維持されます。飲んだ時の味に加え、蓋が全開して泡が出てくるところを見て視覚的に楽しむことのできる今までにない新鮮さ、エンタメ性が人気を引き起こした1つの理由であると考えられます。
もう一つは、コロナ禍で外出自粛が求められている中で、飲食店での外食を控えて自宅でお酒を飲む機会が増え、家飲みの需要が高まったことが考えられます。アサヒビールが2020年9月に実施した調査によると、「自宅で飲食店のような本格的な生ビールを味わえない」ことに不満を感じている人は6割を超えているそうです。そんな中、ジョッキで飲む生ビールのような味わいを家飲みでも楽しむことができるというのは、このコロナ禍で非常に魅力的な商品といえます。
これまでの缶ビールの常識を大きく覆した「生ジョッキ缶」を手に取ることができるのはもう少し先になりそうですが、販売が再開されたときはおうち時間のお供にぜひ飲んでみてください!
【参考文献】
https://www.asahibeer.co.jp/superdry/namajokkikan/
https://www.fnn.jp/articles/-/129911
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01297/
https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/articles/20210406/k00/00m/020/096000c.amp