珈琲屋さんのスイーツドリンク

はじめまして。新3年の清水です。2年間お世話になります。

早速ですが初めてのブログを書かせていただこうと思います。趣味に近い話になってしまいますがよろしくお願いします。

今回紹介するのは猿田彦珈琲の「ジェラッテ」という商品です。なぜこれを選んだかというと、今までとは違った顧客層を狙っているな、と自分勝手ながら感じたからです。

まずは猿田彦珈琲の概要についてです。最初は恵比寿の店舗での個人事業として平成23年に始まり、26年から株式会社として事業を開始しました。以降店舗を次々と増やしていき、海外にも進出しています。若い会社ではありますが、店舗での飲食店業務に加え自社焙煎のスペシャルティコーヒー豆を販売し、その業界ではそれなりの知名度を持っています。

みなさんは「珈琲」という文字を見てどのようなイメージをもつでしょうか。喫茶店などでよく使われるこの文字を見ると、大人でシックで、古き(良き)お店の苦いコーヒーを僕は想像してしまいます。実際に、創業者は「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」というスローガンを最初に掲げました。

つまりは大人向け、どちらかと言えば男性寄りな顧客層がイメージされるのです。僕達大学生のような若い世代は、スタバとかそういうものに惹かれます。僕も明日発売の新作が楽しみではありますが。

そんなお店が出したのがこの「ジェラッテ」という商品です。名前の由来は「ゼリー」と「ラテ」を掛け合わせた造語で、ボトルの中にゼリーやフルーツ、コーヒーやミルクなどが層になって入っています。どうやって飲むのかというと、購入後に自分で振って混ぜて飲むんです!自分好みに食感や甘さを調整しながら楽しむことができます。飲んでも美味しいし、飲む前から楽しい新感覚のスイーツドリンクがこの「ジェラッテ」という商品です。

なぜこれに着目したかというと、繰り返しにはなりますが、この商品を珈琲屋さんが出したからです。いかにも大人な人がターゲットとしてイメージされるお店が、若くてどちらかと言えば女性向けっぽいかわいげな商品を出して、今までにない層をターゲッティングし新たな顧客を獲得しようとしているのだと感じました。

同じような手法を取っているのがスターバックスだと考えられます。元々はコーヒー店としてスタートしましたが、今ではフラペチーノなど様々な商品を発売しています。実際に我々若い世代はそのような商品を目当てに利用していることが多いのではないでしょうか。

他にも猿田彦珈琲の最近の顧客獲得戦略としては、ドラマとのコラボが挙げられます。TV東京の「珈琲いかがでしょう」というコミック原作のドラマで、中村倫也さんや磯村勇斗さんが出演しています。このドラマに珈琲技術協力として関わっており、今までにない層に自社への関心を持たせることで新たな顧客獲得を目指しているのだと感じました。

調布に豆の焙煎ホールがあり隣接する店舗を僕もたまに利用するのですが、回りを見ると若い世代も年配の方も、男性も女性も利用しており様々な顧客獲得の面では成功していると考えられます。

今回は猿田彦珈琲の新商品を通した顧客獲得戦略について着目しました!色々なところに店舗があるので機会があればみなさんも是非。

参考↓

https://sarutahiko.co/

https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/

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