神社仏閣のマーケティング?

こんにちは。3年の椿野です。

初めてのブログ投稿なので、お手柔らかにお願いします(笑)

今回は、神社やお寺さんについて、マーケティング視点で見てみようと思います。

 

神社仏閣に馴染みのない人が普段から訪れるというのは、なかなかないでしょう。一年の中で、年明けの初詣しか訪れないという人も、少なくないと思います。

そんな中、昨今では、御朱印という新しいツールが、発達してきました。御朱印を簡単に説明すると、参拝の証として頂けるもので、本来はお寺さんでのみ、もらえるものでしたが、次第に神社にも広がったとされています。特に、御朱印にハマる女性が増え、「御朱印ガール」とも呼ばれたりしています。

余談ですが、僕の母親が、そのいわゆる御朱印ガール(ガールと呼べる年齢ではない笑)なので、その影響もあり、最近は僕自身も一つの趣味として、ハマりつつあります。

冒頭でも述べたように、一年の中で年明けが最も参拝客が見込める一方、以前までは、通年季節関係なく参拝したいと思う、神社仏閣の魅力が薄かったようにも感じます。そこで、御朱印という新しいツールを使って、参拝客を増やすことに成功した所は、数多くあると思います。

神社仏閣は、宗教的な要素もありスピリチュアルな部分も兼ね備えているため、簡単に企業でいう倒産のような状態にはなりにくいとは思います。ただ、施設の運営などについては、参拝客がいらして、初めて成り立つという経営の側面も少なからずあると思うので、御朱印のという新しいコンテンツが発達してきたことは、運営する上でも大きな意味を持つと思います。

 

今回は、神社仏閣を、普段とは異なる視点で見てみました。テーマが神社仏閣というものあり、少し重い話になってしまった気もしますが、これに限らず、異なる視点で物事を見てみると、面白い発見もあると、このブログを通しても学べました。

皆さんも、一度体験してみると、御朱印巡りを始めとした、神社仏閣の魅力にハマっちゃうかもしれませんよ!

 

 

参考文献

・dmenuニュース 根強い『御朱印』ブームの裏に神社側の見事なマーケティング力

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mag2/business/mag2-425013 (21.4/10閲覧)

 

日本初の生ジョッキ缶

こんにちは。3年の池谷です。

今回は、アサヒビールから発売され、最近ニュースやSNSで話題になっている「生ジョッキ缶」を紹介したいと思います。なんと、この商品はコンビニエンスストアの先行発売から2日で一時出荷停止になってしまうほどの人気ぶりです。なぜ、ここまで人気が出たのでしょうか。

「生ジョッキ缶」の大きな特徴は、缶の構造にあります。中身はお馴染みのスーパードライですが、缶の蓋がフルオープンし、蓋を開けた直後から泡が自然に発生する国内初の商品です。泡立て用の付属品やホームサーバーでなく、缶から直接飲むという形で実現させるために、通常、1つの商品の開発に1年半から2年ほどの開発期間を要するそうですが、この商品は約4年も開発に費やされたそうです。缶の内側の特殊塗料で、グラスに注いだ時の従来の缶ビールの泡よりきめ細やかで、缶から直接飲むので冷たさや炭酸ガス圧も維持されます。飲んだ時の味に加え、蓋が全開して泡が出てくるところを見て視覚的に楽しむことのできる今までにない新鮮さ、エンタメ性が人気を引き起こした1つの理由であると考えられます。

もう一つは、コロナ禍で外出自粛が求められている中で、飲食店での外食を控えて自宅でお酒を飲む機会が増え、家飲みの需要が高まったことが考えられます。アサヒビールが2020年9月に実施した調査によると、「自宅で飲食店のような本格的な生ビールを味わえない」ことに不満を感じている人は6割を超えているそうです。そんな中、ジョッキで飲む生ビールのような味わいを家飲みでも楽しむことができるというのは、このコロナ禍で非常に魅力的な商品といえます。

これまでの缶ビールの常識を大きく覆した「生ジョッキ缶」を手に取ることができるのはもう少し先になりそうですが、販売が再開されたときはおうち時間のお供にぜひ飲んでみてください!

 

【参考文献】

https://www.asahibeer.co.jp/superdry/namajokkikan/

https://www.fnn.jp/articles/-/129911

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01297/

https://www.google.co.jp/amp/s/mainichi.jp/articles/20210406/k00/00m/020/096000c.amp

不織布マスクも華やかに

こんにちは、3年の浅倉です。

コロナウィルスが流行して、外出時にはマスクが欠かせない状況ですね。最近では個性を出すために様々な柄・色のマスクを着用している人をよく見かけます。

しかし、理化学研究所が発表したスーパーコンピューター富岳による、素材ごとの飛沫防止効果のシミュレーション結果が話題になり、柄や色の加工がしやすい布マスク・ウレタンマスクを避ける人もいるようです。そのため、再度需要が高まってきた不織布マスクですが、不織布マスクは白一色のものが多く、ファッション性がありませんでした。

ここで私が注目した商品が、不織布でつくられた色つきのマスクです。

このマスクは、チークの代わりに顔を明るい印象にしてくれる、ということで「血色マスク」と呼ばれてSNSで話題になり、TVでも紹介されるほどの人気になりました。カラーバリエーションも多く、サイズも小さめとレギュラーの2つがあります。アマゾンや楽天で購入できますが、特に人気の色は欠品が続き、購入が困難な状態となっています。

このマスクの人気の特徴を考えてみると、消費者の需要に合っていたということがあげられます。

まず、ファッション性がなかった不織布マスクをおしゃれにしたことで、布マスク以外を使用したい消費者の目に止まったことです。白一色だとつまらないという悩みや、チークが見えないことによって顔色が悪く見える、華やかさに欠けてしまう、という悩みに合ったマスクになっています。

そして、女性だけでなく男性も使用できるという点でも需要に合っているといえるでしょう。このような色つきマスクは女性向けに作られている商品が多く、男性用は白色か黒色が多い印象でした。しかしこのマスクはそれ以外の色が用意されているので、サイズ・カラーともに男性でも使用できます。

コロナウィルスの流行によって欠かせない存在となったマスク。人と会うときに注目されやすいものだからこそ、華やかで個性のあるマスクを身につけたいですね。

参考文献

ウレタンマスクはNG? 着用批判に専門家くぎ―「洗い過ぎ」には注意を:時事ドットコム (jiji.com)