Aldi Price Match (エディンバラ・スコットランド)

TecsoやSainsbury’sで買い物していて、時々見かけていたのがこのポップ「Aldi Price Match」でした。正直そんなに気にしていたわけではなく、安いということなのかなとか、系列店で合わせてますよということなのかなぐらいの印象だったわけですが、系列店な訳ないですよね。

The grocer

ということで全然関係ないパウンドランドが経営危機とかいう記事を見ていて気付きました。これ、競合店と価格が同じだと言っているわけですね。。。それはまた競争志向な話です。

気持ちはよくわかるところで、競合店と同じ価格だからこっちで買ったら良いですよということです。日本でこのタイプは見たことがないのでちょっと驚いた次第でした。もちろん最低金額保証とか、どこよりも安くとか、似たようなものはありますが、イトーヨーカ堂がイオンと同じ値段ですとか店頭でいうわけです。

訴えられたりしないのかなということでは、Aldiが広告基準局(ASA)に苦情を言ったが却下されたというような記事はありました。本当かどうかはわかりませんが、今も続いているという点では、法的には大丈夫ということかもしれません。Aldiにしても、ある意味広告になっているとみることもできるのかも。ネットでは逆にうちの方が安いよとアピールしてます。

Aldi

後、Aldiが比較にされる一方で、TecsoやSainsbury’sは相互にはやり合っておらず、また、Lidlのようなところを比較するわけでもないというのも面白いところです。顧客層の類似とか、ブランドイメージの類似とか、その辺りを考慮しているとみるべきか、あるいは、それに関連して脅威の程度としてみるのが良いのか。

仮に法的に問題がないとして、日本でもやってみたらどうなのかというのは、ちょっと面白いシミュレーションかもしれません。ケースありますかね。