スチューデント・イノベーション・カレッジ　2011

今年も「Sカレ」の時期となりました。すでに5回目を数え、規模も大きくなりました。企業からの心強い支援も増えました。開会式は法政大学、閉会式は流通科学大学で行われます。何よりも、繰り返しのことながら、マーケティングを学ぶ上で、「実際に」やってみることは大事なことだと思います。

特に、近年のソーシャルメディアの発達に伴い、いよいよ消費者自体が製品開発に参加し、マーケティング活動の一翼を担うことができるようにもなってきています。われわれは、こうした機会を生かし、エレファントデザイン社との協力の下、ネット上での製品開発プロジェクトを行っています。

2011年度は、エレファントデザイン株式会社とともに、、首都大学東京を含む17大学25ゼミ、369人を対象に、「DTO（=Design To Order）」という｢消費者起点の商品開発｣のビジネスモデルを用いたプロジェクト『スチューデント・イノベーション・カレッジ』を実施しています。

このプロジェクトでは、エレファントデザイン社のCUUSOOエンジンを用いることを通じて、ネット上で製品開発を行い、多様なマーケティング活動を通じてその製品への投票を呼びかけ、一定数の支持を集めることで実際の製品開発へとプロジェクトが進展します。本年度は、各大学の学生がチームを組んでカバンや小物、木工家具、さらにはキットカットの販促グッズなど、さまざまなアイテムを企画し、開発し、販促しています。

[首都大学東京のチーム2011]
5チーム参加

[Sカレ　キックオフ　2011.6.25@法政大学]