大学の研究生希望の皆様へ(2018)


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大学の性格上、研究生の希望(多くは留学生の方)をしばしばいただきます。とてもありがたいことですが、研究生は、最終的には私との直接的な対応関係になりますため、ミスマッチが起こりやすくなっています。大学とのマッチングだけではなく、私の研究分野や研究スタイルとのマッチングを確認いただければ幸いです(たぶん、マッチする人はそもそもほとんどいないのでは・・・と思います)。その他いくつか。

・事前の連絡や相談は不要です

大学での試験がありますので、事前に私個人に連絡や相談は不要です。むしろお願いしたいのは、冒頭に書きました通り、私の研究分野や研究スタイルとのマッチングを確認してください。

・研究生(も大学院生)も研究することになります

個人的な意見ではありますが、研究生(や大学院生)は勉強ではなく研究する必要があると思っています。すでにある知識を知るのではなく、まだ誰も知らない知識を作ることが研究の目的です。この目的は、皆様個人のためではなく、社会のための目的です。そういう興味があるかどうかをご確認ください。

より詳細に興味がある方は、以前書いたエッセイもご覧いただけます。もし、この内容を理解いただけるのならば、おそらく、ある程度のマッチングが得られているように思います。

ビジネススクールで修士論文を書くということ

なお、このあたりは大学のルールもいろいろ変わったりしますので、最新の情報を随時ご確認ください。


2018年08月31日 | Posted in エッセイ | | Comments Closed 

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