宝くじのCMが変わりましたね(定点ウォッチ)

宝くじが長らく嫌いです。当たらないからです。
そして、宝くじのCMがもっと嫌いです。もっと買うように迫るからです。

ということで、宝くじのCMが最近変わったようです。いいねを押したいです。

昔のエッセイはいつ書いたのかなと思ったのですが、10年ぐらい前のようです(書いたのはもっと前かもしれません)。これ自体を思ったのは本当に子供の頃なので、いよいよもっと昔のことですが、それからずっと印象は変わらずでした。

BIGマンCMと宝くじ

当時の文面を読んで懐かしくもあります。宝くじのCMを定点ウォッチできそうな気がします。まずは所ジョージの時代。彼自身のキャラクター性とはフィットすると思いますが、10枚ではなく20枚買えば当たる確率が2倍というのは本当によろしくなかった。騙されてねという悪ノリ感すら感じられてしまいます。


[肝心のCMの映像はyoutubeではやっぱり見当たらず。。。記憶違いだったら申し訳ないところですが、覚えあるんですよね。(しかしこれも数量限定とかどうかなと思う)]

次に少しよくなった時代が高田純次の時代。これは宝くじではなくBIGですが、キャラクター性は所ジョージと近いながらも、CMの構成はもう少しマシになっていました。助けて→ムリですの下りは、宝くじが当たらないものであり、期待値も極めて低いアンフェアな商品であることを認めているように感じられました。宝くじやBIGは、買った人を助けるようなものではないということです。


[最初の一言以降は、しかし昔とあまり変わり映えしない内容ですかね。。ちなみに同時期には所ジョージと綾野剛のCMもありました。こちらは宝くじに悪役感があって、そんなに悪くないのかも。]

ということで、神木隆之介くんのCMが2020年になり流されるようになりました。これを偽善だということも可能ですが、元来、宝くじはそういうものだと思います。宝くじは、アンフェアゲームなのではなく、公共活動の資金を集めるための手段なのであり、寄付の一種ぐらいに考えた方がいい。


[これでいいと思いますよ。どっちにせよ買いますので。。。]

当選金を高くすれば、つまり射幸心を煽れば、確かに多くの人々が参加することになるでしょう。その上で、CMでガンガン煽ることもできる。しかし、競馬やパチンコとは異なり、宝くじは期待値が低すぎます。この期待値の低さを隠そうとすれば、所ジョージや高田純次の適当さのイメージに頼らざるを得なくなる。それは欺瞞と裏腹です。むしろそこは思い切り、社会貢献だと言ってしまった方がいい。主従は逆転し、宝くじは、くじ付きの寄付のような形になります。

時代の流れに沿っているとも思います。社会貢献を表明することは、今は受け入れられるようになっています。あとは、具体的にどのような社会貢献をしているのか、無駄はないのか、怪しいところはないのかを丁寧に示していくことが大事だと思います(けっこう怪しい気もしてしまうわけですね、、どうしても。)

あとは一度くらい高額当選したいです。昔からの公約ですが、3億当たったら仕事辞めて日がな空を眺めて暮らします。ブログは続けます。

 

 


2020年06月01日 | Posted in エッセイ | | Comments Closed 

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