ズッコケ三人組

子供の頃によく読んだ本の一つに、ズッコケ三人組シリーズがあります。たぶん、小学生中学年から高学年ぐらいにかけて、結構読んだのではないかと思います。その多くは学校の図書館や友人に借りて、それから何冊かは買って持っていたかもしれません。

ということで、うちの子がズッコケ三人組を学校で借りてきました。親子読書週間らしい。これは懐かしい。少し前まではかいけつゾロリを読んでいて、自分が子供の頃にはなかったねぇという話だったのですが、名作は残るもので。親子読書にはこういうのがいいのでは(いや、絵本の頃からこのパターンは多いのかも)。
改めてネットで調べてみると、全部で50巻あるらしい。意外にも、ほとんど知らないタイトルの気がします。実際、子供が借りてきた巻も読んだことがないものでした。

ズッコケ三人組対怪盗X

!?こんなに面白いとは(笑)。ハチベエやハカセやモーちゃんの基礎知識がありながらも、同時に記憶があやふやになっていることもあって二倍面白い。ハチベエってこんなやつだったなとか、あークラスでワイワイなるパターンねとか、思い出す楽しみが追加されます。小学校の頃の懐かしさも相待って、これはおすすめ。簡単に読めるし。しかもネットで見ると、怪盗Xは続編もあるみたいですよ。

うちの子には、怪盗Xがまだ読み終わらないうちに、ズッコケ三人組といえば「株式会社」が面白かったと伝えまして、こちらは買ってみました。そしたら帯がついていて、「大好きなのはこれ! 50巻総選挙 第1位」とのこと。あーわかりますよ、これ。しかしズッコケ三人組というと、通常は冒険ものの方が人気かなと思っていたのですが、あれね、会社を作ってしまうところもとても面白いし、後半話が急展開するところがなんというかすごく印象的でした。(改めて読んでみると、いろいろストーリーを忘れていたことにも気づきます。)

うわさのズッコケ株式会社

2冊読み終わって聞いた限りでは、怪盗Xの方が面白かったとのこと。そうか、まあ確かにね。。。株式会社はまだ早かったかな。ただこれとは別に気になったのは、一冊読むスピードがこちらが想定している以上に速いようで、ちゃんと読んでくれているのかどうか。。。怪盗Xで途中経過を聞いた限りでは、読めている感じはありましたが、多分ストーリーの展開だけを追っていくタイプ。

p.s.

その後怪盗Xの続編も読み、残すは最後の戦い。しかし今思うとあれですね、おそらくバブルの時代なのだと思うのですが、ハチベエたちがバイト代とか言って1万円、2万円とぽんっともらうのがちょっと小学生らしくない?(あるいは、今はもっともらえるもの?)


2020年11月05日 | Posted in エッセイ | | Comments Closed 

関連記事