こちらもマーケティング分析の覚え書きというかTipsとして。
たぶんマーケティング分析でぱっとやれそうなのは、STPだったり4Pを元にしながら、特定の商品を調べるということだろう。例えばLINEというサービスを思い浮かべてみて、どんなS:セグメントがあるのか、そこで誰にT:ターゲットしているのか、競合に対してどんなP:ポジションを取っているのかを考える。そこから、LINEだとちょっとはまりが悪いけれど(このはまりの悪さに気づけるかどうかは、むしろ大事な点かもしれない)、どんなP:製品なのか、どんなP:価格なのか、どんなP:チャネルをもっているのか、どんなP:販促をしているのかを考えていっても良い。
STPをちょっと拡張して考えれば、マーケティング近視眼ー遠視眼、それから事業の定義にまで話を広げて分析することもできるようになる。再びLINEを例に取れば、技術・ニーズ・機能をもとに、ビジネスの展開を考えるわけである。その際、機能の設定に応じてセグメントが変わったり、あるいは競合も変わることがわかれば、話としては面白い。
それから事業の定義の話になれば、ステイクホルダーの検討やビジネスモデルのようなものも考えることができるかもしれないし、もう少し産業や市場の分析についても、詳細な検討ができるかもしれない。
ビジネス全体を捉えると言うよりは、もっと顧客のニーズに焦点を当てるという分析もあるかもしれない。この場合は、リサーチだったりコミュニケーションをみることになるのだろうか。コミュニケーションを長期的な何かと考えれば、ブランドのような話も分析の対象になる。
ということで、マーケティング分析といってもいろいろできそうな気がする。まずは定番のSTP、4P(でもいいし7コでも8コでも良いけれど)を考えながら、適宜話を広げていく、そんな感じでやってみたらいいのかな。アイデアをぱっと確認したいのならば、この本でも。アマゾンで1円で買えますよ(笑
あ、この本のマーケティング分析をしたらいいのか。