銭湯とコーヒー牛乳

みなさんこんばんは。3年の佐藤です。

日本人の多くの人が経験したことがあると思いますが、銭湯に入って、体がぽかぽかになった後に飲むコーヒ牛乳などって格別においしいですよね。
加えて、紙パックではなくビンの容器で飲むのがいいですよね。
ところで、この消費文化を日本中で定番化された経緯はどのようなものなのでしょうか。
   銭湯になぜ牛乳?

この記事によると、戦後まもないころの牛乳メーカーが当時珍しかった冷蔵庫が、銭湯にはおいてあることに目をつけ、販売を開始したみたいです。

今では、家庭にお風呂や、冷蔵庫は当たり前にありますが、それがなかった時代。銭湯が全盛期時代にだったからこそ、これほどまでに浸透している文化になったのだと考えられます。

今でも、銭湯に行けば、ビンのコーヒー牛乳が当然のように売られていて、ほかの清涼飲料水も販売していますが、多くの人がコーヒー牛乳を飲んでいます。

この現象には、日本人特有の国民性とも言われている、人と同じことをしているとなぜか安心してしまう。といったことがマーケティング戦略的に生かされているところだと思います。

自分が親になって、子供と銭湯いったときにコーヒー牛乳を買ってあげる。なぜ、コーヒー牛乳なのかといった説明はせず、銭湯に入ったらコーヒー牛乳を飲むんだ。というように教えるでしょう。

ゆえに、銭湯の自動販売機では、コーヒー牛乳の独占市場に近い状態となっているのかなと思います。

しかし、こういう強い消費文化でもときがたてば変化する可能性はあります。
私が、おじいさんになるころにはどのようなものが銭湯で売られているのでしょうか?
それともまだコーヒー牛乳なのでしょうか?もしかしたら、銭湯自体がなくなって、新しい施設ができているのでしょうか?
楽しみにしていきたいです。

 

久米 郁男「原因を推論する — 政治分析方法論のすゝめ」、有斐閣、2013。

※書評を書くためにはまずは本を読まないといけないので、難易度は高いところ。率先しまして一つ。先日たまたまtwitterで流れていたので注文してみました。

われわれとは分野の違う政治学ではありますが、経営学や商学、あるいはマーケティングと同じような研究方法の議論があったことがわかります。一番平たい言い方をすれば(誤解を恐れず!)、定量的調査と定性的調査の対立ですね。

本書の後半では、定性的調査の可能性についての研究がいろいろと紹介されています。「少数事例を扱い、その緻密な記述を特徴とする事例研究は、必然的に「原因」と「結果」に関する仮説の検討を行なわない論理の曖昧な研究になるのではない(221頁)」というわけで、例えば仮説演繹による条件の固定であったり、決定的事例分析(反証)などが紹介されています。このあたりはわれわれも学ぶところが多いです。

個人的には、定性的調査なり事例研究が意味を持つのは、一つには、当の「原因と結果」の一般性が、現実には受け入れられたり受け入れなかったりするという点を考察できるからかなと思います。ただ、それは結局、「原因と結果」に対するコントロール変数を新しく見つけている探索的な過程かもしれません。

そこでもう一つとして、定性的調査や事例研究では、当の「原因と結果」の一般性が現実に出来上がっていったり失われていく点を考察できるという点も重要かと思います。社会における法則性は、自然法則とは異なり、選択の余地があります(これは一つ目に対応)。と同時に、やはり自然法則とは異なり、生成と消滅がありえます。この後者の点は、定性的調査や事例研究、というよりは歴史研究として、独特な価値を有するのかなと思う今日この頃です。

 

流行と消費

こんばんは!3年の上川です!
ファッションの流行や、よく耳にする流行語など、私たちの身の回りには次々と変化していくことがたくさんありますよね。

 

デジタル大辞泉によると、流行とは『世間に広く行われ、用いられること。服装・言葉・思想など、ある様式や風俗が一時的にもてはやされ、世間に広まること。 流行り。』と定義されています。

ここで注目してもらいたいのが一時的という点です。

わかりやすい例が、いわゆる一発屋芸人。一度注目されると、テレビで見ない日はないのではと思う程、毎日多くの番組に出演しています。しかし、しばらくすると「あれ?そういえば最近見かけないな。」となってしまいます。

インターネットで、一発屋芸人と画像検索をすると実に多くの方々がでてきます。「懐かしい!けど名前が…」なんてこともしばしばです。

他にも、ゆるキャラや、アニメ・映画から人気に火が付き様々な関連商品やコラボグッズが販売されているのを目にすることは少なくないのではないでしょうか。

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ゲームやキッズセットのおまけ、文房具やお菓子とのコラボ商品は定番で、時には特設のコーナーを出して売り出していることもあります。

 

このような流行がどのようにして創り出されていれているのか考えてみると、真っ先に思いつくのは、テレビや雑誌・インターネットなどのマスメディアです。

マスメディアを目にすることで、大勢の人が同一の情報を手に入れることができ、それを認知することで流行が生まれるのだと思います。

そして、私達の今日の消費行動は、この流行に拠るところが非常に大きいように感じます。

では、なぜマスメディアは流行を生み出すのでしょうか。それは、私達が流行を求めているからではないでしょうか?

例えばファッションにおいて、書店には毎月多くのファッション雑誌が置かれます。それぞれのターゲットは明確に示されていて、ニッチなところをついているように見えますが、それでも続いています。それは私達が流行を求めて購入するからです。

流行についての情報を得た私達は、それに基づいた洋服を買います。

子ども達でいうと、それは先程挙げたキャラクターのグッズになります。

しかし、これらはあくまで流行であり何年か経つと変化します。そうなると、私達は新たな流行を求めます。

これらの繰り返しによって、流行を消費するという考えが定着してきたように見えます。

少し経てば使わなくなるもの、生活必需品ではないものを購入する機会というのは一昔前の日本に比べると、増えているように感じます。

また、一つのものを修理したりしながら使い続けるということは減ってきているのではないでしょうか。

消費文化も時代によって変化していくのだなと思いました。
画像引用:

きっかけは飲み放題

こんにちは(^^)
水越ゼミ3年生の長澤です。
今日は首都大の近くにあるミートレアで行っている飲み放題の紹介をします。

ミートレアとは南大沢駅改札の真正面にあるお肉に焦点を当てた食のテーマパークです。
様々なジャンルの美味しい肉料理が楽しめておすすめです。

そんなミートレアでは、平日夜になんと時間無制限の飲み放題を行っているんです。

ミートレアの飲み放題の概要はこちらです。

開催日時:
平日限定17:00~22:00(ラストオーダー21:30)
参加費:
アルコールフリー1,000円 ソフトドリンクフリー500円(時間無制限&飲み放題)
※東京ミートレア各店において、お1人様1品以上フードメニューをご注文下さい。
引用→
東京ミートレア公式HP

http://www.tokyo-meatrea.com/s/

京王線の中吊りや駅のポスターで気になっていたこの飲み放題に、先日行ってきました。
18時ごろから行ったので4時間ほど飲むことができました。しかもかかったお金は1500円以下!財布に優しい!学生に優しい!
料理も美味しいし、飲み放題メニューも100種類以上あるしで大満足です。
このようなテーマパークは土日は家族連れで賑わいますが、平日はどうしても集客に苦労しているように思います。その対策としてこの飲み放題が企画されたのではないでしょうか。
飲み放題目当てで来たお客さんは一品は頼まなくてはならないので、料理店の利益も出ます。
また、飲み放題にしては破格の値段で学生を引き付けるには最適だと思います。安く済ませたい学生でも食べ盛りなので料理にもお金をかけるでしょう。
飲み放題をきっかけとして料理店の売り上げもあげていこうという戦略、とてもおもしろいと感じました。

南大沢駅(首都大学東京 最寄駅)

他の皆さんと張り合うわけではないですが(笑)、四六時中マーケティング的なことを考えているというのはどういうことかを自分なりに実践してみたいと思う今日この頃。帰りの電車を待ちながら、そういえばと思ったのがこれでした。

 現在、首都大学東京の最寄駅は、京王相模原線「南大沢」です。ご存じの方もいると思いますが、昨年から、この駅名の下に、「首都大学東京 最寄駅」という札がつくことになりました。首都大としましては、ちょっとはブランド認知の向上につながるというところでしょう。


京王相模原線「南大沢駅」に首都大学東京の『副駅名標板』を設置(PDF)

 悪くないアイデアではありますが、この発想はそもそも昔のことを思い出させます。首都大学東京は、もともとは都立大学(を含む複数大学)でした。都立大学といえば、東急東横線「都立大学前」駅があります。すでに都立大学自体はありませんが、その名前=ブランドは残っているわけです。
 都立大はないのに、都立大学駅前が残っているのはなぜか。ウィキペディアによれば、名称変更の是非について、住民の3分の2の賛成が得られなかったからだとされます。その他、電鉄の以降もあったのだと思います。
 理由は何であれ興味深いのは、ブランドは、その名前を持っている企業や組織のものとは一概には言えない、ということです。もちろん、法律的にはその企業のものであることはいうまでもありませんが。


wiki 都立大学駅前

 マンションの値段をみても、都心からの距離の問題を含め、都立大学前は高いですね。。。都立大学前然り、あるいはもっと典型的には「コーク」然り、これらは企業や組織のものでもありますが、今では変更不可能なくらい、人々に受け入れられ、受容されてしまったブランドです。その変更は、大炎上の火種ともなります。企業や組織にとってはやっかいなところですが、逆に、ブランドの価値はそういうところにこそある、といってもいいのだろうと思います。


 

コンビニエンスストアの発注

初めまして。経営学系3年の大倉です。今回、発注業務というものをコンビニエンスストアの視点で書いてみようと思いました。コンビニといえば、今や、人々の生活に欠かせないものとなっていると思います。食料・食材から雑誌、日用品まで、ある程度の生活をこなす上では、コンビニだけで成り立ってしまうのではないかと言ってしまってもおかしくはありません。コンビニ側としては、いかに、過不足なく顧客に商品を購入してもらうかが売上を出していく上で重要な点の一つであり、そのための発注業務であると思います。

私自身、コンビニでのアルバイトの経験があり、発注業務を見せてもらっていたのですが、天気予報や、周辺地域のイベント等の情報と商品の売れ筋や、顧客の年齢層、例年の売上等を照らし合わせ、分析を重ねて日々の発注業務をこなしていました。実際、近くの小学校の運動会や、スポーツ施設で行われる大会があった日は、お弁当やおにぎり、パンといった食品が普段の何倍もの数量で売れていきました。だからといって、そうした賞味期限の心配がある商品は、売れ残りによる廃棄でのマイナス、また、予想以上の売れ行きによる品切れでのマイナスはつきものですので、安易な発注はできないと思います。

自分が顧客側としての場合を考えてみても、ある漫画の最終話が掲載されている雑誌が発売された時、いつもと同じコンビニに同じような時間帯に購入しに行ったら売り切れていたということもありました。もし、この情報を知っており、それ相応の売れ行きが予測できていたのなら、過不足なく売上を確保できていたでしょう。また、商品の陳列できるスペースにも限りがあるので、周辺の顧客層に合わせて、例えば、雑誌で言うと少年雑誌を豊富に取り揃えて、その店舗では少年雑誌が確実に買えるという特色を顧客に意識させ、購買活動を操作するということも可能です。実際に、地元の高校の近くのコンビニは、高校生という年齢層の顧客に的を絞って、高校生の好む菓子類や雑誌が、病院の近くのコンビニは、病院の職員や入院されている人という顧客層に絞って、手軽に食事を済ませられる食品や、病院での生活に必要とされる日用品が、非常に数多く取り揃えられていました。こうした日々の発注による改善を積み重ねていくことが、その店舗の売上の向上につながっていくのだと思いました。

みなさんの身近のコンビニをそういった視点で見てみるのも面白いかもしれませんね。今回は自分のふとした思いつきで書き出したことなのですが、今後、発注業務というものを、またそれと相対する受注側のこと、総じて物流のことについてもマーケティングの分野から深めていけたらなと思います。

味噌汁×ロックの可能性

経営学コース3年の小山です。

大学からの帰宅途中、電車内のモニターCMで「ロックを聴かせた味噌汁」という商品を見つけました。
ロックを聞かせながら仕込んだ味噌で作った味噌汁でカロリーも69(ロック)kcalという、もうまさしく”ロック”な商品です。

ロックを聴かせた味噌汁 公式サイト

まぁすごいですよね、この商品。
工場内で味噌にロックを聴かせているだけというCMは、音声が流れない電車内のCMでも強烈なインパクトがあり、見ている殆どの人を惹き付けたと思います。
実際私も惹き付けられて記事にした次第です。

何が人を惹き付けるのか?この商品の場合は一言で表すと”謎”だと思います。
「何で味噌に音楽を聴かせているんだろう?」
「音楽を聴かせたら味噌汁って味が変わるのかな?」
答えは分かりませんが、このような疑問が見ている人に浮かんでいるようなら、少なくとも広告としては成功しているのだと思います。
興味を持ってもらうことがないと、買おうとする気持ちすらおきませんので、興味を引くCM作りは基本なのではないでしょうか。

さらにこの商品には商品名を含めたパッケージに他の商品と違いがあると私は思います。
通常の商品なら商品名やパッケージを、食品なら味や栄養など買い手に伝える為に用いることが多いと思いますが、この商品はその機会すらも見る人にインパクトを残す為に使っているのが印象的でした。

この商品の類似例として、「スライム肉まん」や「ザク豆腐」などがあげられます。
「スライム肉まん」は、青色の肉まん、という不気味なコンセプトと可愛らしい見た目で、同キャラクターが出演している株式会社スクウェア・エニックスのゲームの代表作「ドラゴンクエスト」のプロモーション活動をも同時に行っていた商品であり、

画像引用…http://www.dragonquest.jp/25th/goods/22

「ザク豆腐」(→ザク豆腐 公式サイト)は、中年男性の目を引きそうな「機動戦士ガンダム」に登場するキャラクター”ザク”を
イメージして作られた豆腐であり、枝豆風味でビールのつまみにあうといった、中年男性にターゲットを絞った商品でありました。

ザク豆腐 amazon リンク

では、この「ロックを聞かせた味噌汁」は何をターゲットにしているかというと、
実はこの”ロック”というのは、若年層から圧倒的な支持を受けている日本の某有名ロックバンドの演奏であるらしく、発売当初は購入すると楽曲がダウンロードできるキャンペーンを行っていました。
このことから推測するに、この商品の狙いは、「中高生の若い人たちにもっと味噌汁を買って食べてもらいたい」というものなのではないでしょうか?
たとえ買ってはくれなくても、若い人に”味噌汁”を意識づけることが出来れば、この商品の狙いとしてはおそらく成功だと思います!

昨今の異物混入問題や健康志向により、より詳しく、というのが流行りだと感じていた中でのこの商品の登場は少し予想外でした。
しかし、こういった方向に売り出していく商品ももっと増えていいと思います。
そして私自身も人を惹き付けられるようなものを作る技術や考えを、これから身につけることができればいいな、と思いました。

それにしても、味噌は音楽を聴いたら美味しくなるのでしょうか?
甚だ疑問ではありますが、真偽は実際に食べてから、ということで。

ロックを聴かせた味噌汁 amazonリンク

女子大生とスタバ

はじめまして!三年生の浅田明子です。

これからブログ投稿していきますよろしくお願いします!
先日スターバックスから、新商品
「フルーツオントップヨーグルトプラペチーノwithクラッシュナッツ」
が発売されましたね!みなさんもう飲みましたか?
今回は「スタバ」ことスターバックスと女子大生の関係について考えてみたいと思います。大学生のみなさんなら必ずや、みたことがあるでしょう。twitterやinstagramでのスタバ新作を飲んだという投稿。先週新商品が出てからというもの1日1回はこの投稿を見ている気がします。
なぜ、みんなこのような投稿をしてしまうのでしょうか?
人は新作や限定という言葉にとても弱い生き物だと思います。今しかないと思うとつい手に取ってしまう人も多いことでしょう。それはSNSが発展している昨今特にそういった人が多くなっているのではないでしょうか?
その理由としてあげられるのは主に、
1、広告を見なくても、友人の投稿から新作を知ることができる
2、限定品や新作などいずれなくなってしまうものを写真として残そうという心理
3、みんなが飲んでいるから飲んでみようという集団心理
という3つの理由が挙げられると思います。
スターバックスのフラペチーノというのは、見た目もクリームたっぷりでかわいく、たまに店員さんがちょっとしたイラストやメッセージを書いてくれちゃったりするので、思わず写真をのせてしまいたくなるものです。
スターバックスの広告を見ずとも、友人などの投稿から新作の情報を知ることができるので思わずスターバックスへ行ってしまうことでしょう。
さらにスターバックスは全国的に展開しているので、みんなの共通の話題であり、SNSで目にする確率が多いというのも人気が出るひとつの理由だと思います。
他にも似た様なカフェがあるじゃないか!と言う人もいると思います。
そこでタリーズやサンマルク等他のカフェとの相違点も考えてみました。
私の結論はシンプルですが、スタバのおしゃれ感ではないかと思います。
正直飲み物自体は、どこの店も似たり寄ったりだったり、むしろ他の店の方が美味しそうものが売ってたりします(好みですが)。
スターバックスは飲み物それ自体よりも店内の内装、広告が他店よりスマートで優れていると思います。机の木の質感や、店内黒板での新商品のアピール、色味の多くない広告。
どれも色使いが常に似たようなもので、多くの人から支持されそうなデザインですね。
カフェというのはただ飲み物を飲む場所ではなく、優雅でおしゃれな気分を味わえるところであるという人々の意識、その気分をSNSで発信しようという現代の文化がスターバックスの人気を支えているのだと思います。
いろいろ書きましたが、スターバックスの新作、ボリュームもあってなかなか美味しかったのでみなさんも一度飲んでみてはいかがでしょうか( ´ ▽ ` )ノ

アーティストの売り出し

こんにちは。経営学系3年のマツウラです。

こんにちは。経営学系3年のマツウラです。 いきなりですが、みなさんは「ランニングマン」という言葉をここ数か月で耳にしたことはないでしょうか? これはEXILEと同系列の三代目J Soul Brothers(以後三代目)の「R.Y.U.S.E.I」という曲中の振付で、昨年の冬に「R.Y.U.S.E.I」がレコード大賞を取ったこともあり、注目をあびた。ランニングマンはちょっと真似したくなったり、友達とカラオケで並んで踊ってみたり、ツイッターなどに動画を載せたりする人がたくさんいた。年末年始といえば歌番組が豊富になる時期なので、より一層浸透したのかなと思う。

そんな年末から約1か月後、「R.Y.U.S.E.I」を収録したアルバム『PLANET SEVEN』が発売された。この作品はオリコンチャートで、初週50.8万枚で初登場1位を獲得した。アルバムが初動50万枚越えの男性アーティストは嵐以来ということで国民的レベルなのかなと考える。この結果はほとんど「R.Y.U.S.E.I」の人気のせいであると思われ、実際3月、4月の音楽番組にもニューリリースの宣伝でもないのに出演している。(テレビ局てきには人気のある三代目を出すことで数字が取れるからもあるとおもわれるが) 今後は、4月22日にニューシングルを発売する予定。 さてここで三代目の売り出しについて僕なりに考えてみたので聞いてください。2014年、彼らは「R.Y.U.S.E.I」以外のシングル曲もリリースしたはずであるのに、「R.Y.U.S.E.I」の一点推しで年末年始の音楽番組に出演していた。この曲に人気がもともとあったのかもしれないが、目を引く「ランニングマン」を使って他の曲と差別化させて注目度をあげた。結果、レコード大賞を受賞し、より「R.Y.U.S.E.I」という曲の注目度をあげ、アルバム『PLANET SEVEN』の売上に繋げようとした。結果、50万枚越えという記録で三代目は並ではない人気を持っていることは明白になっただろう。この偉大な結果の要因に考えられるのは・ランニングマンがSNSなどで動画として人気だったこと・「R.Y.U.S.E.I」を耳にする機会が多かったこと・三代目の存在を知り好きになった など色々あると思われる。ある店員によれば他のアーティストと比べると10代の購入が多かったそうで、若者の流行に対する敏感なところが表れている。いずれにしろメディアを通した「流行り」や「宣伝回数」が売り上げに大きく貢献するのだと実感した。これから大事なのは、次回シングル曲で人気を現状維持以上にすることだ。3、4月の音楽番組に「R.Y.U.S.E.I」で出演した理由も次回シングルのために注目度をキープしておきたかったのかなと考える。三代目というグループを売り出す方法は、EXILEとの相乗効果、俳優としてのドラマ出演、CM出演等たくさんあるが、本業はパフォーマンスを伴う音楽活動であると思われるので次回の曲がどのようなテイストで勝負してくるのか楽しみだ。このように芸能アーティストの売り出しについて考えてみると面白いと思うこともあり、他のマーケティングと類似する部分、異なる部分もあるのかと気になりました。

スマホアプリで一獲千金

こんにちは、3年の斉藤です。

みなさん、クラッシュオブクランというスマホアプリをご存知でしょうか。
私は一度もやったことがないのですが、友達から聞いた話を元に私が考えたことを書きます。

このゲームの目的を簡単に言うと、村を大きくし、そして強くすることです。そのためにはお金と資源が必要です。コツコツ貯めるのもよし、他の村から略奪するのもよし、方法は人それぞれ。

村のレイアウトを工夫して楽しんでいる人もいるみたいです。

ただの育成×戦闘ゲームといえばそうなのですが、このゲーム、ログイン中は他の村から攻められることはないのですが、ひとたびログアウトしてしまうと村を攻められ、資源などが略奪されてしまうのです。ここがこのゲームの怖い、というか巧妙なところ。常にログインしていれば攻められることも略奪されることもない。しかしそうはいかない。どうしてもスマホをいじれないときにはどうすればいいのでしょうか。

身近な例で考えてみましょう。
3時間並んでやっと手に入れた超人気店のプリン。帰ってから食べようと冷蔵庫に冷やしておいたのに、帰ってきたらお母さんが食べていた!そんな経験はありませんか?
どうでしょう、炎天下の中並び続けた3時間分の苦労を一瞬にして滅茶苦茶にされたとき。(食べものの恨みは怖いですよね)
ああ、冷蔵庫のセキュリティを強化できたらよかったのに…。

このようなときの気持ちと一緒だと私は思います。自分が苦労して手に入れたものが目を離している隙に略奪されたとき黙っているわけにはいかないですよね。そうです、そこで人は次に何を考えるか。

守りを強化すればいい。

しかし、いち早く強化するためには資源が必要。

そう、つまり課金ですね。

巧妙ですね。こうして人はどんどん課金してしまいます。笑
詳しい額は知らないのですが課金額もさまざまで、千円より五千円、五千円より一万円課金する方がもちろんお得になります。

このアプリの製作者はあっというまに大儲けですね。プレイヤー(消費者)の心理を巧みに操った、一つのマーケティングだと思いました。

ちなみに、どこの村が攻めてきたかなどの情報はわからないそうです。もしその情報を課金で手に入れることができたらどうでしょうか?いわゆる復讐です。きっと復讐したいと思っている人はたくさんいると思います。これまた一儲けできそうですね。
この話を聞かせてくれた某会社の社長の息子である友達は、ゲーム開始3時間で一万円の課金をしたそうです。さすが。笑

怖いですね、クラッシュオブクラン。
恐るべし。
製作者の手取り金が気になるところです。

画像引用:http://www.appbank.net/2013/06/15/iphone-application/619819.php
http://sp-app.com/clashofclans/sp/layout/lv10.html
http://coc.game-k2.net/layout/list/?f=1
http://ziyuzin.info/game/clash_of_clans_3/