観察法とは!

こんばんは。松浦です。

1からの商品企画

この本のp38~p56を読んで学んだ観察法についてまとめます。

観察法とは、「自分ではない誰か」の潜在ニーズを見つけ出すために用いる方法のことです。

具体的にどのようなことをするのか?

①   
理解…観察を始めるまえにテーマを理解する必要があること。いろんな人からヒアリングをしたり、文献を調べたりする。また、類似の事象の調査(アナロガスリサーチ)をして比較することも大切です。

②   
準備…どのようにして観察法を進めるのかを決めます。この本では、相手に意識されず、雰囲気を壊さずに行為を「見る」こと。宅に訪れてインタビューをしたり、実演してもらうという「頼る」こと。自ら体験し相手の視点を理解する「試す」こと。の3つが紹介されています。また、少数派の意見にこそ潜在にニーズがあることが多いことを念頭にリクルーティングをします。

③   
観察…2~3名ほどで観察に出向き、デジカメやノートを使い記録をつける。その後、記録を整理し、共有します。

④   
アイデアの創出…議論を展開し、洞察、気づいたことを抽出したりします。

では課題に取り組んでいきます。

1.最後の一文「読者には、この会社の何が間違っているか、もうおわかりだろう。」の答え。

この会社とは、商品購入者からその商品の設置場所の写真を集め、「床に置いている人が一番多いことがわかりました」という「統計」をとるのに観察法を使用したと言う会社のことである。

この会社が用いた方法は観察法ではないと思います。これはただ統計を得ただけにすぎず、潜在ニーズを見つけていません。統計を見つけるのでなくこの会社が用いた方法は観察法ではないと思います。これはただ統計を得ただけにすぎず、潜在ニーズを見つけていません。統計を見つけるのでなく潜在ニーズを見つけださないと観察法とは言えないと思います。また、写真を集めることは、観察法につながることではありますが、観察法であると断定するには早すぎます。   

2.続きの一文「統計的な事実に従っても、潜在ニーズをうまく拾えず」という理由。

統計からみえることは、具体的な数値やデータです。それらを生かして、ただのニーズであれば見つけることは容易だと思います。しかし、本書では、見過ごしがちな「言葉にされない人々の思い」=潜在ニーズであるとされています。よって、観察法を用いず、統計的な事実だけでは潜在ニーズを見つけるのは容易でないと思います。

3.テキストに反して、「統計的な事実に従っても、潜在ニーズをうまく拾える」可能性の考察。

これはできると思います。というのも先ほど述べた通り、統計的な事実からならただのニーズ、顕在ニーズをみつけることは可能です。潜在ニーズは顕在ニーズの裏側にあるものなので、掘り下げていけば、潜在ニーズを見つけることは可能だと思います。そのためには相手に質問を繰り返したり、選択肢をつくってあげることが必要だとはおもいます。

4.結局の所、観察法で何ができるのかについてのまとめ。

観察法を用いることで、今まで見られなかった問題が浮かび上がったり、自然であることが本当は不自然だったり、またその逆だったりみたいなことに遭遇することができる。その因果を探ることで「自分ではない誰か」の潜在ニーズを見つけ出すことができると考えます。

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