「プレミアムビール」と「高級ビール」

こんばんは!4年の大倉です。
今まで何回か投稿していて今さらではありますが、今回初めて、パソコンからちゃんとログインして投稿しています。(笑)

今回は歴史分析の最終発表のためのブログ投稿です!

1.タイトル

ビール業界~高価格帯ビールの変化~

2.概要・ポイント
近年、「若者のビール離れ」といった問題のように、国内のビール系飲料の消費は、伸び悩んでいます。ビールメーカーはそうした問題に対して、新しい市場を創造してきました。
そうした消費者のニーズに応えるための動きを分析するために、いくつかのキーワードについて歴史分析を行いました。
中でも、高価格帯ビールの言葉として扱われている「プレミアムビール」と「高級ビール」を検索したところ、両者の検索結果にばらつきが見られました。
私は、一見同じ意味を持つ言葉として捉えてもおかしくはない両者の間に何らかの違いがあるのではないかと考えました。
そこで、今回は、この両者の扱いについて深めるために、分析を行いました。

3.グラフデータ

4.ポイントとなる記事

サッポロビールは「エビスビール」を米国に輸出する。国内では通常ビールより一缶当たり希望 小売価格が十五円高い“プレミアムビール”として販売しているが、「米国でも高級ビールの需要
が高まってきた」(同社)と判断した。

引用: 1996/08/10 日本経済新聞『サッポロ、米に「エビス」輸出。』
 
 
 
東京ドームは全国のビール市場の縮図だ。売れ筋首位のアサヒ「スーパードライ」をキリン、サッポロが追う。サントリーの東京ドームでの販売シェアは約一七%(二〇〇五年)と、ほぼ万年四位の定位置だった。ところが今年四月、「ザ・プレミアム・モルツ」を扱ってから販売量が増加。七月三十日の日本ハム―ソフトバンク戦では三〇%近いトップシェアとなった。「四社のビールを同条件で売る球場で、当社が一位を獲得したのは歴史的に初めて」(サントリー)という。プレミアムビールという市場を、時間をかけて耕した成果だ。売るテクニックを磨くより、製法や原材料へのこだわりなど、技術を語りかける工夫に労力を割いた。
 
引用:2006/08/18 日経MJ(流通新聞)
『サントリー、「お荷物」を宝に――ビール「プレミアム・モルツ」好調。』
 
 
発売当初はじわじわと限定的にしか売れないが、ある時点を境に急激に売り上げを伸ばす「じわじわ大ヒット」も増えている。
~省略~
最もわかりやすい例のひとつに、プレミアムビールがある。プレミアムビールは、当初は「原料・製法にこだわった上質・限定ビール」という文脈で認知され、主にビールにこだわりを持つ消費層に支持されていた。しかし、「ちょっとリッチなスローライフの流れ」がきっかけとなり、「ちょっと贅沢(ぜいたく)気分で、ゆったりとした時間を楽しむビール」という文脈に転換した(図表5参照)。購買層はこだわり層からビール一般愛飲層に広がり、市場を押し広げた。
 
引用:2009/05/13 日経MJ(流通新聞)
『第三のビール、40代男支持――外での飲酒、大幅に減少(消費分析)』
 
 
 

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