贅沢なヨーグルト

こんばんは、3年の野口です。
気が付いたらこんなに遅い時間になってしまいました。
今回は、森永乳業が販売している「濃密ギリシャヨーグルト パルテノ」についてマーケティング分析をしていきたいと思います。以下、パルテノと省略します。

 

 

このヨーグルトは、国内で初めて発売されたギリシャヨーグルトです。とても濃厚でクリーミーであることが特徴です。ギリシャヨーグルトは、一般的なヨーグルトと製造工程が異なり、余計な水分や乳清を除去する「水切り製法」を用います。これにより、濃厚でクリーミーになるのです。また、タンパク質が豊富に含まれており低カロリーなので、NYのヘルシー志向の方に人気があるそうです。料理にも使えます。全ヨーグルト市場の売上高の30%を占めるほど人気が高まってきています。(http://partheno-gy.jp/greekyogurt/ 参考)

 

さて、STPで分析していきたいと思います。

20代~40代の女性をターゲットにしていると思います。多少値段が高くても、価値のあるものを好む世代だと考えました。また一般的なヨーグルトとは違った差別化された新しいヨーグルトということで、流行や最新情報に敏感な世代であることも言えると思います。

日本におけるパルテノのポジショニングは、腸の環境を整えたりするという健康志向というよりは、自分へのご褒美として食べるデザート感覚のような位置づけであると考えます。ヨーグルトは朝健康のために食べる場面が多いと思うので、自分へのご褒美といった新たなポジションを確立できたのではないかと思います。

 

次に、4Pで考えてみます。

・製品政策

先ほど述べた「水切り製法」を用いて、余計な水分を飛ばすことによって、濃密な食感でクリーミーな味わいです。スプーンを逆さにしても落ちません。新しいヨーグルトです。また、7種類あり、プレーン、ソースが付属されているもの、ソースが入っているものがあります。
・価格政策

コンビニやスーパーによって異なりますが、希望小売価格は大体150円~160円と設定されています。多少高いように思います。プチ贅沢な商品という印象を与えることができます。
 

・プロモーション政策

テレビCMを行ったり、看板、店頭のポップに濃密さを示すためにヨーグルトを乗せたスプーンを逆さにした写真を展示しました。新しいヨーグルトを認知してもらうために、告知型広告が行われていたと考えます。私は、テレビCMで認知し気になっていました。また、期間限定で「PARTHENO CAFÉ」を開くなどしてパルテノのおいしさを広めました。

 

 

・流通政策

発売当初、首都圏の量販店に限定されました。日本初のギリシャヨーグルトということで認知度の低さから、情報感度が高く金銭的な余裕がある人が多い首都圏に限定しました。
首都圏のコンビニでの取り扱いを開始し、その後首都圏以外にも販売エリアを拡大していき現在は全国発売されています。

 
 

参考

PARTHENOホームページ
 
http://news.infoseek.co.jp/article/adime_dime_259207/

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