行列のできる・・・

こんにちは!3年の松島です。

タイトルから法律相談所!と言いたいところですが、今回は違います(笑)

東京の街を歩いていると思うことがあります。それは行列のできるお店が多いこと!SNSで話題のお店であったり、超人気店であったり。行列になっていると何があるのだろう?何をやっているのだろう?と自然と気になって行ってみたくなりますよね。そこで今回はその行列を意図的に作り出す「行列マーケティング」について分析していきたいと思います。

 人には、「他人がやっていることと同じことをしたい」という欲望があり、それは同調行動と呼ばれています。行列が気になってしまうのは、その同調行動の心理が影響しているからなのです。

よくこの戦略が実践されているラーメン店を例に特徴を挙げていきたいと思います。

 

①店内の席数を少なくし、待たせるスペースをなくす

 これは大変メジャーな方法なのではないかと思います。あえて店内の席   数を少なくし、店舗の外に行列を作りやすくします。オープンからしばらく経って客足が落ち着いたとしても行列を維持することが可能になります。

 
②並んだ順番通りに案内する

 一見当たり前のように見えますが、意外と実践している店舗は少ないのではないでしょうか。自分がグループで来ていて、後ろに並んでいる人が1人だった場合、先にカウンター席が1席空いたら後ろの人が先に案内されることが多いと思います。しかし、行列マーケティングを行う店ではあくまで並んだ順番通りにお客様を通します。そうすることで外の行列を維持し続けることができるのです。

 

③調理時間を調整する

 単に調理スピードを遅くするというわけではなく、行列が途切れそうになったら次のお客様が並ぶまでスピードを落とす、という風に状況に応じて変えるわけです。「ラーメンの味を均一にするために同時に3杯つくります」などと言うともっともらしい理由に聞こえます。

 

このようにして意図的に店舗の外に行列をつくることで、何も知らない、たまたま通りかかっただけの人にも興味を持たせ、印象付ける効果があるのです。これは人間の心理をも利用した巧みな戦略だと思います。
皆さんもそんな「話題店」を是非訪れてみてください!

 

   https://jobinfo.me/skill/marketing/gyouretu_marketing.html

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