4年で売り上げ65%アップ❓‼

どうも3年の大坪です^^
横浜ベイスターズが横浜DeNAベイスターズになり6年目のシーズン。4年目の時点での観客増加数は65%。
本日は、観客数をのばしつつあるDeNAベイスターズのマーケティングの裏側を見ていきたいと思います。

まずはSWOT分析から。
Strengths(強み)
地域密着であるため地元ファンをターゲットにしやすい。

Weakness(弱み)
毎年Bクラスであるためファン離れ傾向にある。

Oppotunities(市場の機会)
観客動員数を増やすことで、グッズ販売や球場名物の売り上げを増やすことができる。

Threats(脅威)
2012年当時DeNAは世間にそれほど知られていなかったため、DeNAベイスターズのマーケティングが失敗すると、DeNAがマイナスの印象となってしまう。

これらを踏まえてまず初めたことが、30~40代のアクティブサラリーマンをターゲットに絞ることである。ターゲットはもともと地元民であるため、仕事終わりなどに来ることも可能であるだけでなく、休日などに家族で観戦することも可能であるからだ。

そこでベイスターズエールやベイスターズラガーといったオリジナルビールを開発したり、連日イベントを開催するマーケティング戦略を始めた。
イベントの内容としては、ヘルメット、応援バット、Tシャツといったグッズのプレゼントだけでなく、ビールを半額にしたり、翌週の平日の試合のチケットを1600円引きで販売したりすることである。

こういった取り組みから観客動員数を増やしグッズ販売の数も順調に増やすことに成功している。

一般的に、ターゲットを絞ることは難しいと思うが、ターゲットをまずは一つの世代に絞って、そこからどのようにして売り上げを増やしていけるのかを考えていくことが大切であると、この事例より分析した。

こちらはベイスターズエール

ヒーローインタビューはこのようにライトアップされるが、この取り組みがされているのはベイスターズのみである。
ウイニングセレモニーでは2分間の花火を楽しむことができる。