こんにちは。大橋です。今回テーマとして取り上げたいのがECサイトのセールの戦略についてです。
アマゾンや楽天といったeコマースはかなり身近なサービスとなり一度は活用したことがあるのではないでしょうか。eコマースの最大の特徴は実店舗に行かなくてもネットで商品を購入できることです。また家に商品を届けてくれるのも大変便利です。そんな買い物を簡単で素早くできるeコマースでは今、各サイト独自のタイムセールが開催されています。
Amazonでは書籍のセールを時々行っていますが、実は常にタイムセールを行っているのです。タイムセールというと期間限定や時間制限などを想像し常に行うものではないイメージがあると思いますが、Amazonではトップページからタイムセールの特設ページを開くことができ、いつでもセール商品をチェックすることができます。また特設ページではセール中の商品だけでなくこれからセールになる商品の予告やもうすぐ終了する商品のお知らせが確認できる。Amazonの特徴としてはユーザーにわかりやすく、常にタイムセールを知らせる仕組みが整っていることがあげられます。
また楽天ではカウントダウンで消費者の購買欲を引き立てるタイムセールを期間限定で開催しています。楽天のタイムセールは直前にならないとセールが告知されないのでユーザーはこまめにサイトをチェックする必要があります。リアルタイムで時間が減っていく仕組みが斬新でおもしろいです。
このように各社が行っているECのセールは顧客の興味や関心を高め、「ここのECサイトで買い物すればお得」とか「今日は何か安いかな」という期待感をもたせ、リピーターを増やすための戦略と考えられます。
またタイムセールを行うことで話題性やお得感から新規顧客を獲得する良いきっかけとなりタイムセールが頻繁に行われると知ればリピーターになって次の購買につながることを狙っていると考えられます。
またEC市場は拡大していっているのでタイムセールも差別化をはかり独自のセールを行わなければならないようです。
実際に私はAmazonのタイムセールを一度利用しましたが「◯◯%OFF」と書かれてかなり安く売られていることがぱっと見でわかるのでついつい買い過ぎてしまった経験があります。「このタイムセールを逃したら二度とこの値段では買えないかも・・・」と思ってつい買ってしまうのです。つまり「今買わなきゃ損!」とユーザーに思わせることがタイムセールの最大の戦略だと思います。しかも「次のタイムセールはいつなのか」とか「今やってるタイムセールでは何が安いのか」とかと考えさせることでECサイトを訪れる回数が増えタイムセールではない商品もチェックしてもらえる機会が増えていくと思います。
ECのセールは顧客の購買意欲を高めるとともにリピーターを獲得してサイト運営の維持・向上につなげているのです。
参考URL:https://www.amazon.co.jp/
https://www.rakuten.co.jp/