東西線 早起き部

こんにちは!3年の岡田です。

(1)キャンペーンの概要

東西線早起き部というキャンペーンは朝ラッシュがピークを迎える前の時間帯に乗車する「オフピーク通勤(通学)」を推奨するもので、事前に登録したPASMO、Suicaを使用し、東葉高速線東葉勝田台駅~東西線門前仲町間のいずれかの駅で入場、東西線南砂町以降の東京メトロ全駅にて出場、乗換する人が対象となります。改札で、事前登録専用端末で登録したICカードをタッチすることで貯めたメダルを景品と交換することができます。

・キャンペーン対象駅↓

キャンペーン対象駅

・時間帯別メダル獲得数↓

メダルの獲得時間

ブロンズタイムが1メダル、シルバータイムが3メダル、ゴールドタイムが5メダル獲得することができます。

もれなくもらえるものとして、商品券があります。ゴールドタイムに改札を通れば最短で1か月ほどで商品を獲得できます。また、月替わりでグルメチケットなどの抽選も行っています。

(2)マーケティング戦略

アンゾフのマトリックスにより分類すると、既存顧客への既存製品を提供するサービスです。この早起き部のキャンペーンにより新たな東西線ユーザーを増やしたいのではなく、既存の乗客のニーズを深堀したのです。そのためプロモーション広告も東西線の駅構内や電車のつり広告だけで済みます。ピークを分散することができ、東西線ユーザーも通勤、通学するだけで景品をもらうことができるので一石二鳥のサービスであるといえます。

首都大生で東西線を使う人は少ないと思われます。新規顧客の獲得が難しい他の鉄道会社でも似たようなサービスで、既存顧客のニーズを深堀することが求められます。

【参考文献】キャンペーン公式サイト→https://hayaoki-metro.jp/

 

 

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