BOOK・OFFなのに本ねぇじゃん

秋本です。2016年3月期に営業赤字に転落してから2018年3月期まで3年連続で赤字に転落していたブックオフグループホールディングスが2019年3月期には2度業績の上方修正を行うなど、業績が急回復しているということで興味を持ち、調べてみました。

BOOK・OFFは本やCD・DVDなどのソフトウェア市場の縮小やフリマアプリの普及により厳しい環境にありました。

このような状況でBOOK・OFFはホビーや玩具、アパレル用品や楽器などの取り扱いを始めました。取り扱い商品が増えたことにより、ファミリー層も来店するようになり客層が広がったことに加え、客層の拡大に伴うソフトウェアの売買も増えました。他にも様々な要因があると思いますが、これが大きな要因となり、BOOK・OFFは業績を回復することができたと考えられます。また自身の考察ですが、フリマアプリが普及する一方で直接商品を手にとってみたいという客層が現れたことも一因としてあるのではないかと思います。

また個人的に興味を持ったのがCMです。今までの「本を売るならBOOK・OFF」としていたキャッチフレーズが今回のCMにより本以外の商品も取り扱っていることが分かります。調べたところ、CMは関東・中京圏で10日間だけの放送でしたが、反響はかなり大きかったようです。またSNSで話題となり、放送圏だけでなく全国的にも話題となるなど、現代のインターネット時代ならではのプロモーションの形が面白いと感じました。

参考文献
https://toyokeizai.net/articles/-/276950?utm_source=auweb&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=article

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