エフピコの障がい者雇用

こんにちは!3年の鈴木です。今日は障がい者の雇用について企業に注目して見ていきます。

今回取り上げるのはエフピコという企業です。エフピコは1962年に設立された企業で、広島に本社を置き食品容器の製造販売等を行っています。東洋経済新報社から発表された障がい者雇用率ランキングにおいて2012年から13・14・17年と4年連続で1位を獲得しています。

障がい者の雇用は1986年に障がいのある子供とその家族による「あひるの会」とのつながりでできた、特例子会社ダックスから始まっているということで、その後2007年には民間の営利法人で初となる就労継続支援A型事業所を設立するなど本格的な活動を行ってきました。

エフピコでは2019年3月末時点での障がい者の雇用状況は359名、雇用率は13.6%となっています。割合としては知的障がいが90%で障がいの程度は重度が74%を占めているということです。エフピコは業種では化学に分類されますが、その障がい者雇用率の平均が約2%(2017年時点)ということを考えると非常に高い数値だということが分かります。さらに注目した点として、エフピコでの業務において障がいのある方々が能力を活かして活躍しているということが挙げられます。主な業務として使用済みトレーの選別や製品の検品などを行っています。他の従業員よりも効率がいいという話もありました。「エフピコでは、(障がい者に関して)基幹業務で正社員雇用という方針を貫いており、エフピコの事業展開にとって彼らの力が欠かせません。」

近年では障がい者の雇用に対して国の基準も高まり企業の取り組みも増しているように思います。しかし、基準を達成することだけでなく障がい者の能力をどのように発揮させていくのかが本当に重要な課題ではないでしょうか?その一例として今回はエフピコを取り上げていきました。今後も障がい者雇用に関して注目していきたいと思います。

※”就労継続支援A型は、障害や難病のある方が、雇用契約を結んだ上で一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービス”

(参考URL)
https://toyokeizai.net/articles/amp/189931?display=b&amp_event=read-body
https://snabi.jp/article/16
https://www.fpco.jp/esg/societyeffort/handicap/#list02

障害者雇用でスゴい会社 株式会社エフピコ編 -その1

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