『明治 ザ チョコレート』のSTP・4P分析

こんにちは、3年の稲村です!

 

最近私は家に引きこもってばっかりで楽しみが食しかありません(笑)

みなさんはどうですか?

だったら、食にこだわってみたいと思ってしまいました。

 

そこで今回、STP・4P分析を行うのは「明治 ザ チョコレート」です。

みなさんも1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

  (出典Amazon)

 

▽STP分析

この商品は、ワインやコーヒーのような嗜好品にするべく開発されました。

→そのため、食を豊かにしたいサラリーマンやOLなどの大人がターゲットに絞られます。

 

次に、大人にも好まれる新市場を開拓していきます。

→カカオの風味を味わうにはダークチョコレートが必須です。しかし、消費者調査によると日本人の約6割はミルクチョコレートを好むという結果が出ています。

→売り出すには、ミルクチョコレートを好む層も取り込んでいかなければなりません。

→そこで砂糖を極力抑え、カカオとミルクを味わう「ダークミルクチョコレート」という新しいカテゴリーを打ち出しました。

 

▽4P分析

Product

高品質なカカオ豆を厳選したクラフトチョコレートです。写真のように、1枚のチョコで様々な味わいや香りが愉しめるかたちになっています。2019年現在では10種類も発売されており、自分の好みを見つけることができます。また、海外でも認められる”縦型”のパッケージデザインが印象的な製品です。

 

Price

200円台前半と一般的な板チョコに比べると高価格に思えます。

しかし、製品の内容とも被ってしまいますが、チョコレート専門店なら1000円で当たり前の、フランスやベルギーなどの海外から輸入したチョコレートと考えると、低価格ともいえるのではないでしょうか。

 

Place

現在チョコレート業界では「Bean to Bar」(カカオ豆からチョコレートまでの全工程を自社で担うこと)というコンセプトが注目されていますが、明治は90年前からそれを実践し、いまや「Farm to Bar」を行っています。これによって、高品質なカカオの安定供給に成功しました。また、ごく普通のスーパーやコンビニエンスストアで販売しているため、誰でも気軽に手に入れやすい高級チョコレートであることがわかります。

 

Promotion

チョコレートの新しい楽しみ方を伝えるため、TVCMなどのマス広告だけでなく、お客様とのコミュニケーションを複合的にしようという試みで、直接この商品に触れる場を数多く提供しています。例えば、イベントの参加や百貨店にタイアップしたプロモーション、自社内で「ハローチョコレートレッスン」と銘打ったセミナーの開催です。これは、そこで成功すれば口コミが広がることを目的としています。さらに、売り場でワインのような、味のグラフ解説をのせたPOPを添えることでも情報発信を行っています(写真↓)。

 

これらから、明治ザチョコレートは数多くのアワードを受賞しています。

みなさんも自分の味、見つけてみませんか?

 

参考

https://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/the-chocolate/

https://www.meiji.com/recruit/special/project/chocolate.html

https://twitter.com/meiji_the_choco/status/1083302428555071488/photo/1

https://blogos.com/article/214083/?p=2

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