すき家によるSTP分析

今回はすき家の事例を見ていくことで、STP分析の有効性を示していきたいと思います。

①セグメンテーション

すき家は牛丼市場ではなく、外食・中食・内食というセグメントで市場を分けていきました。外食に対して、中食とは外で調理されたものを自宅で食べることであり、内食とは自宅で手作りの料理を食べることです。

②ターゲティング

外食・中食市場全体にターゲットを決めることで、すき家は顧客層の幅を広げました。さらに、これまでの牛丼チェーン店の顧客層は主に男性一人客でしたが、すき家ではファミリー層・女性層をメインのターゲットとしました。

③ポジショニング

すき家はメニューが豊富でテーブル席もある、家族連れ・女性も入りやすい飲食店としてポジショニングし、成功しました。

このようにして、吉野家との差別化をはかったことで2008年以降に店舗数を伸ばし、現在は最大手の牛丼チェーン店の一つとなりました。

 

3年梅田夏鈴

参考:https://liskul.com/stp-analysis-33218#STP3

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