優柔不断過ぎる新聞広告

こんにちは!3年の小田です。

先日、面白い新聞広告を見つけました!(以下は自宅で撮影したものです)

キンチョウのゴキブリムエンダ―という新製品の広告です。しかし、製品の紹介は小さく下の方に書いてあるだけで、「もう どう広告したらいいのか わからないので。」と大きく書かれていて、6つのQRが並んでいるという斬新な広告です。

QRコードを読み込むとそれぞれの想定される状況に合わせた新聞広告を見ることができます。(参考のURLからも見ることができるので見てみてください。)

6つの広告をすべて見てみると、子供のいる家庭や飲食店向けなどターゲットは様々でした。これは、広範囲の人々に情報を伝播できるという新聞広告の長所を活かしていると思いました。

インターネットで検索してみると、いくつものネットニュースに取り上げられていました。また、Twitterで検索してみると、画像やURLをつけてコメントをしている人が多かったです。

新聞広告は読んだら捨てられてしまうため、メッセージの寿命が短いことが短所として挙げられます。また、近年では紙媒体の新聞を購読していない家庭も増えています。しかし、この広告は見た人がスマートフォンなどでQRコードを読み込み、さらにSNSでシェアをすることで、インターネットの検索履歴に残ったり、新聞を購読していない人にもSNSを経由して情報を見てもらったりできます。短所も斬新なアイデアで解決しています。デジタル媒体を利用することで初めて完成するというこの時代に合った新しい新聞広告だと思いました。

キンチョウのウェブページを見てみると他にも面白い広告がたくさんありました。商品の宣伝だけではなく、人々を楽しませるキンチョウの広告に今後も注目です。

 

参考

黒岩健一郎・水越康介、マーケティングをつかむ〔新版〕、有斐閣、2018年、pp.124-125

https://www.kincho.co.jp/cm/ad_paper/muender/index.html

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