みんなにちょうどいい

こんにちは!3年の小田です。

早速ですが、皆さんに私の好きなストレッチャーズ(お笑い芸人のジャングルポケット)のお椀ダンスCMを見ていただきたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=D9P8ZCGA-mY&feature=emb_title

これは日清の「お椀で食べるシリーズ」のCMです。

ストレッチャーズの「どこに効いているか分からないけど、これならみんなできるよね」というネタと「みんなにちょうどいい」袋麺のコラボレーションは個人的にとてもハマりました!

写真 https://www.nissin.com/jp/products/cm/267 より引用

ここからは、お椀で食べるシリーズのマーケティング戦略について紹介します。

「みんなにちょうどいい」袋麺ですが、発売当初は『小世帯のシニア』※1をターゲットにしていたそうです。日清がヒアリングする中で『少量パックの総菜を食卓に出すとき、小鉢や小皿に移し替える』※1というシニアの主婦の声が多かったことが開発のヒントになったのだそうです。すでに発売している少量タイプのカップ麺との違いは、カップ麺をそのまま食卓に出すのではなく、お椀で出すことで主婦の罪悪感や夫の失望感をなくす狙いがあるところにあります。今後のターゲットに関して日清は、『シニアの少人数世帯だけでなく、オフィスワーカーや受験生の夜食などの需要の広がりにも期待』※1をしているとのことです。また流通に関しても『即席麺売り場がメインだが、味噌汁売り場やスープ春雨売り場などに広がる可能性もある』※1といいます。

最初に紹介したCMもシニア層だけではなく、いろんな世代を登場させていることから、全世代に向けて販売を広めていくぞというメッセージが伝わってきます。

ターゲットを細分化して生まれた商品が、他の消費者の潜在的ニーズを発見した面白い商品だと思いました。

 

引用元

※1 日経クロストレンド カップヌードルをなぜお椀で? 「罪悪感」に商機あり (最終閲覧日2020年11月5日)

https://xtrend.nikkei.com/atcl/trn/pickup/15/1008498/100200954/?i_cid=nbpnxr_breadcrumb

参考

日清グループ カップヌードル、日清のどん兵衛、チキンラーメン お椀で食べるシリーズ「お椀ダンス 篇」(最終閲覧日2020年11月5日)

https://www.nissin.com/jp/products/cm/267

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