ゲームで習い事

こんにちは!3年の清水です。

今日紹介するのは、6/11に発売されたばかりのゲームです。

タイトルは「ナビつき!つくってわかるはじめてゲームプログラミング」。

、、、長いですね(笑)。発売元は任天堂です。

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見てわかるように、プログラミングに重点を置いたゲームソフトになっています。しかし、プログラミングと聞くと英数字のごちゃごちゃした文字列(コード)を入力する作業が思い浮かんで、そんなの子供にできるの⁉となりますよね。この点については工夫がされていて、コードを書くかわりに、「ノードン」というキャラクターを繋げることでプログラミングしていきます。

ノードンはおおまかに4つに分類され、例えば入力ノードンであればボタン、スティック、タッチというように細かく分かれています。このノードンはビジュアルプログラミング言語の一種で、プログラミングに必要な要素を視覚的に表現されています。これならキーボードが使えない子供でも大丈夫ですね。

はじめてゲームプログラミング 紹介映像 – YouTube

ではなぜ、いくつもの人気ゲームタイトルを出しているゲーム会社が、プログラミングといった教育ツールとしてのゲームソフトを開発したのでしょうか。

一つは、習い事としてのプログラミングの需要が上がってきているからでしょう。学研による2019年の調査では、プログラミングは13位にランクインしています。プログラミングそのものが目的というよりは、それを通して課題認識や論理的思考力、集中力を子供に身に付けさせたいようです。実際、SNSでは親世代を中心に購入を検討している声が多いそうです(中には大人自身のためにというものも、、、)。

もう一つは、手軽に始められるという点だと思います。コロナ禍の巣ごもり需要で、ゲームの売れ行きが非常にいいというのは皆さん知っての通りです。どうぶつの森の大ヒットも記憶に新しいです。それと同じように、家で学びたいという人にはこのソフトは魅力的なものになります。加えて、本体のニンテンドースイッチがコロナ禍で売れ、ゲーム本体(ハード)が浸透していきました。つまり、ハードを持っている家庭であれば、初期投資がソフトの値段だけに抑えられます。教室に通わせるとなると費用がかかるし、オンライン教材を使うにしてもipadやパソコンをそろえる必要があります(まぁこちらも持っている家庭が多いとは思いますが)。ソフトの価格も税込み3480円とお手頃で、ハードウェアを要するゲームとしての特性を存分に活用しています。

自社製品の特長を活かし、昨今の様々な社会的ニーズを満たしたこの製品は、現在amazonのゲームの売れ筋ランキングでトップに位置付けています。もう子供じゃないからと言わず、初めて見るのもアリかもしれません。

参考:ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング | Nintendo Switch | 任天堂

任天堂の新作『はじめてゲームプログラミング』予約で爆売れする理由 | Business Insider Japan

【2021年最新版】子どもの習い事ランキング、傾向に大きな変化アリ | コエテコ (coeteco.jp)

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