自虐…?

おはようございます!3年の澤田です。

今回は私の故郷である三重県のとある観光スポット?をご紹介します。

それがこちら…志摩スペイン村です!

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いや知らんわ。伊勢神宮とか長島スパーランドちゃうんかい。って思った方も少なくないと思います。(笑)

なぜここを紹介しようと思ったかというと、2年前にとあるPR方法がバズったからです!

ホームページ上に掲載されたPRがツイッターの一般ユーザーによって投稿され、1日で6万8,000以上のリツイートを得ました。なぜここまでバズったのか…下が実際のホームページのスクショなのですが、すがすがしいほどの自虐!ともとれるこのPR文が話題を呼びました。

なぜこのようなPRをしたのか、担当者のお話が多くの記事になっていたのでまとめると、スペイン村は来園者の多くがファミリーなのですが、春休み期間に学生にも来てほしいと「学割満喫パスポート」を作りました。それをPRできるように、学生のSNS投稿や口コミを調べ、上の4点を魅力に感じた学生が多いことを知ったそうです。そして学生のツイートを参考にこのPR文を作成しました。その結果、バズり、2,3月には例年の2倍の学生が来園しました。

自虐ネタは共感を得やすい反面、他虐になってしまったり蔑視していると言われたり…と炎上してしまう可能性を大いに秘めているのでPRに使うには気をつけなければならないとよく言われています。その中でもスペイン村のPRが好感を得た背景には「自虐ではなく事実」を伝えているという点が大きく存在しています。

リアルな学生の声をもとに、人が少ないからコスパがいいという体験価値をしっかりした”事実をもとに”アピールしているのです。と担当者は言っていました。

SNSで爆発的な情報量と広がりが常時身の回りに存在する今、広告やPRは目を向けてもらえるような何かしらの引っ掛かりが必要となっています。同時に自虐商法と呼ばれるものが浸透していますが、スペイン村や「飛んで埼玉」のように、ターゲットはどのセグメントなのか、自製品・サービスはどこに価値をおいてもらえるのか、など、マーケティングの基本の基+製品・サービス・顧客に対する愛を持ってこそ成り立つものであることを理解しないといけませんね!

広告の面から見てきましたが、スペイン村、本当に映えスポットも多く、アトラクションも楽しいので、ぜひ東京⇔大阪などの途中下車地に三重を選んでおいしいものやお伊勢参りとともに足をお運びください!(地元PR失礼します)


参考:https://www.parque-net.com/

https://www.fnn.jp/articles/-/8458

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