100均大手ダイソーの新業態

こんにちは。3年の近藤です!

今回は、昨年に1号店が開店し、今月新店舗を出店したばかりの株式会社大創産業の新業態「Standard Products」について紹介しようと思います。

Standard Productsは渋谷、新宿店に次ぎ銀座が3店舗となる

(画像:Standard Products 銀座店)

このブランドは「ちょっといいのが、ずっといい。」をコンセプトとして掲げ、アイテム価格平均を300円としたブランドオリジナルの生活雑貨を扱っています。この背景には、環境やライフスタイルの変化に伴う良質で心地いい製品を長く使いたいというニーズの変化があり、普段の生活で使う日用品をちょっと楽しく、という思いから生まれました。

生活に取り入れやすいベーシックで洗練されたデザインや白・グレー等の落ち着いた色味の商品が多く、ブランド名にあるstandardという単語からも、ターゲット層は広く設定していると考えられます。実際に私も店舗に行ったことがありますが、女子大生から夫婦や家族連れ等、年齢・性別は様々でした。また、同社のブランドである「ダイソー」とは全く違った雰囲気であり、統一された内装やデザインがとても印象深かったです。

そして、Standard Productsは見た目だけでなく品質にもこだわっています。具体的には、老舗文具メーカーの職人がつくる国産の鉛筆やカトラリー、間伐材で作った木製の小物などです。品質にこだわることにより、100均では見慣れない500円・1000円等の高価格帯な商品もありますが、SDGsやサステナブルが注目されている今、長く使えて環境にも配慮された商品は消費者の目にも止まりやすいと思います。

(画像:東京都檜原村の間伐材を使用したアロマブロック)

これまでStandard Productsは、渋谷と新宿の2店舗のみでしたが、今月の15日に銀座店、16日に梅田店(西日本初)が出店しました。銀座店では、これまで紹介してきた「Standard Products」、同じく大創産業のブランドである「THREEPPY」、誰もが知っている「ダイソー」の3ブランドが広大なフロアに同居する形での出店となっています。3つのブランドで戦略が少しずつ異なり、新たに国産商品を取り入れた「独自性」、キャラクターからくすみカラー中心へとコンセプトを変更した「脱個性」、環境配慮を意識した「サステナブル」がそれぞれのテーマです。新商品を取り入れたりコンセプトを変更したりすることで新たな顧客獲得を目指すとともに、3つのブランドを同じフロアに配置することで各ブランドのターゲット層拡大にもつながるのではないでしょうか。

このように、すでに注目されつつある「Standard Products」ですが、今後もさらに拡大し続けていくと考えられます。私自身行ったことがあるのは新宿店だけであったので、今回ブログを書いたことにより他の店舗の商品も見てみたいなと感じました。皆さんも近くに行った際はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

〈参考〉

Standard Products公式ホームページ Standard Products

「ちょっといいのが、ずっといい。」普段の生活で使う、日用品をちょっと楽しく。大創産業、新業態「Standard Products」をオープン|株式会社大創産業のプレスリリース (prtimes.jp)

銀座にダイソー旗艦店オープン 注目の商品から見えてくる販売戦略とは?:初の3ブランド融合店(1/4 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン

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