Nintendo Switchはなぜ長期的に売れたのか

こんにちは、3年の田中です!

みなさんNintendo Switchを知っていますか?

Nintendo Switchは2017年3月3日に任天堂から発売された家庭用ゲーム機です。Nintendo SwitchはLiteと近年発売された有機ELモデルとノーマルタイプの3種類存在します。今回はLiteと有機ELは除いて話を進めていきたいと思います。

ではまず売り上げについて見ていきましょう。任天堂によるとその売り上げは2021年12月末時点でハードは1億354万台、ソフトは7億6641万本にも及ぶ大ヒットとなっています。特徴的なのは長く売れ続けていることです。以下のグラフを見てください

これは2021年3月度までのものですが見てわかる通り、発売から4年が経つにもかかわらず、売れ行きが伸び続けています。なぜ発売から月日が経つにもかかわらず根強い人気があるのでしょうか。今回はNintendo Switchを4P(Product、Price、Place、Promotion)の観点から分析してみたいと思います

1,Product―ソフト、ハード面による強み

任天堂にはオリジナルの人気が根強いソフトがあり、それらのソフトを発売することでソフト面による強みを存分に発揮しました。またハードにおいては携帯性、ゲーム起動時の快適性、振動、インターネット通信など現代人にあった機能を搭載しました。そしてNintendo Switchにはテレビモード、テーブルモード、携帯モードの3つのモードが存在します。ライフスタイルに合わせてこれらを選べるのも大変大きな強みとなっています。

2,Price-高価ではない価格

一般的なSwitchの価格は約3万です。少し高く思えるかもしれませんが搭載されている機能を考えるとこの価格設定は割安なのです。先ほども述べたようにNintendo Switchにはテレビモード、テーブルモード、携帯モードが存在します。これによりライフスタイルに合わせて使い分けることができます。大画面液晶でプレイするPS5は約5万、持ち運び可能なPSPは約3万。この2台の利点を1台でまかなうことができると考えるとSwitchが高額ではないことがわかると思います。

3,Place―安定的な供給

Switchは発売当初需要が増大しましたが、それに合わせて供給を一気に増やさず安定的な供給を行いました。一定の品薄状態を続けることでハードの価値を長年保つことに成功しました。これが数年間の安定的な業績を確保したのです。(コロナ禍も同様)

4,Promotion-現代的な広告手法

Nintendo SwitchにはSNSやゲーム実況にあわせた機能が存在します。例えばTwitterやFacebookと連携しプレイ動画やスクリーンショットを即投稿できる機能、またゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」と契約を交わし収益化を認めました。これらによってSwitchは現代的広告手法であるSNSとゲーム実況に密接にかかわり、より多くの人の目に留まるようになりました。

このようにSwitchは4P全ての分野において強みを有しており、シンプルかつ模範的なマーケティング手法が用いられています。シンプルかつ模範的なマーケティング手法であるからこそSwitchが長年愛される続ける結果となったのではないでしょうか。今後も新ソフトの発売などSwitchから目が離せません。みなさんもぜひ購入してSwitchの魅力に触れてみてください。

参考文献 https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/

https://biz-journal.jp/2017/12/post_21653.html/amp

 

 

 

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