眼鏡ブランド「Zoff」のバーチャル接客

こんにちは!3年の近藤です!

いきなりですが、皆さんは普段眼鏡を使いますか?私は日中コンタクトで過ごしているのですが、家で勉強するとき等は眼鏡を着けています。しかし、視力が落ちてレンズの度数が合わなくなってしまったのか、眼鏡をしていてもあまり見えないのが最近の悩みです。そこで眼鏡を買い替える丁度いい機会だと思い、愛用している眼鏡ブランド「Zoff」のサイトにて新しい眼鏡を探すことにしました。そこで見つけたのが、これから紹介するバーチャル試着サービス「Zoff Virtual Counter(ゾフバーチャルカウンター)」です。

(参考:Zoff バーチャルカウンター)※スマートフォンのみ

これはスマートフォンを使って眼鏡を試着することができるサービスで、AIが店舗スタッフのように要望の中から似合う眼鏡を勧め、気に入ればそのままECサイトで購入できる仕組みとなっています。

Zoffは、接客経験豊富なZoffスタッフ約720名による約17万件の顔画像評価データを機会学習し独自のAIを開発したことにより、このサービスを可能にしました。

実際の流れとしては、自撮り写真をアップロードして目の位置を設定した後、「眼鏡のタイプ」「主な用途」「なりたいイメージ」「フレームの色」の順に4つの質問に回答する形になっています。するとおすすめの眼鏡が表示され、それらを先ほどの自撮り写真に合わせることで、いわゆるバーチャル試着ができる仕組みになっています。私も試してみましたが、アプリのダウンロード等をする必要がなく、質問数も4つと少ないため、写真を撮るところからおすすめの眼鏡が表示されるまでわずか2,3分ほどでした。

(参考:Zoff バーチャルカウンター 質問内容)

このサービスは、自宅にいながらも気軽にスタッフの接客を受けているような体験ができます。そして多くのフレームの中から自分では選ばなかったような意外なフレームに出会うことができるのも魅力の一つです。

実際にECサイトで購入したデータも取れているようで、またZoff Virtual Counterを使った後に店舗で購入した人の分も含めると、このサービスは売上上昇にかなりの効果があると考えられます。そして、ECサイトではできないメンテナンスをリアル店舗に来てもらってするという流れにより、ECサイトがリアル店舗への接点を作る役割にもなっています。

これらのアイデアは、新型コロナウイルスが広まり始めた頃、買い物体験が一気にデジタルへシフトするのではないかという見方から生まれたそうです。その点から、今後さらに発展していくであろうAIを活用することで、オンラインで体験・購入できるようなサービスは年々増加していくと考えられます。すでにあるような、ファッションブランドの試着サービスがその一例でしょう。

ここまで、Zoffの「Zoff Virtual Counter」について紹介してきました。私はこのサービスで自分に似合いそうなフレームを探すことができたので、実際に店舗に行って購入しようと思っています!眼鏡を利用している方は一度このサービスを試してみてはいかかですか。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

(参考文献)

Zoff Focus https://www.zoff.com/zoff-focus/211228_virtual-counter/

ミライのアイデア https://www.mirai-idea.jp/post/_zoff

日経XTREND https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00638/00006/

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です