時代に合わせて…

こんにちは!3年生の澤田です。

先週のみんなの投稿を読んでいて「SNSで話題になってることを書いてる子が多いなぁ」と思いまして、今回はそのSNS活用について書いていこうと思います。

実は私はZ世代のくせしてSNSが下手というか苦手というか…全く活用できてない人なのですが、活用しなくてはいけない機会があってめちゃくちゃ苦戦した思い出があるので、代行してもらえたらなんて心強いことかと思っていたんです。

そんな時にふと目にとまった記事にLibertyという会社が特集されていました。この会社は2021年1月に創業したばかりで、SNSやYouTubeを活用したプロモーションプランを提供する事業を主に行っています。現役YouTuberや広告代理店出身者が在籍し、商材やサービスの特徴、顧客ニーズの見極めなどのマーケティングをしてSNS活用のプロモーションを行います。

いや、そんな事業ってほかにもあるんじゃない?…と思いますよね、私も思いました。調べてみると、ほかのSNS運用代行サービスは、いいね数やフォロワー数アップなどの数を売っていたり、インフルエンサーに丸投げしたりの形をとっていました。これはどちらかと言うと個人向け、無名スタート向けだと感じます。対してLibertyは(新しく、情報が少ないので憶測入りですが)マーケティングをがっつり行う点から企業向けに設けていると思われます。

SNSの普及によりマーケティング3.0の時代、すなわち消費者が参加する時代になった今、企業にとってSNS活用は避けて通れません。特に関与の低い商品やサービスを提供する企業にとってSNSで消費者の「注目」「関心」を高めることは必須です。 Libertyは顧客に対してワントゥワン・マーケティングを行い、マーケティングからSNSをお手伝いするという新しい形で他と差別化をはかりつつ時代に合わせた事業をしているので、これからの活躍に期待です!

早くも2回目にして私の”好き”ではなく”苦手”から書いてしまいました(汗

それでは!

↓Liberty株式会社 ホームページURL↓

https://movliberty.com/

 

珈琲屋さんのスイーツドリンク

はじめまして。新3年の清水です。2年間お世話になります。

早速ですが初めてのブログを書かせていただこうと思います。趣味に近い話になってしまいますがよろしくお願いします。

今回紹介するのは猿田彦珈琲の「ジェラッテ」という商品です。なぜこれを選んだかというと、今までとは違った顧客層を狙っているな、と自分勝手ながら感じたからです。

まずは猿田彦珈琲の概要についてです。最初は恵比寿の店舗での個人事業として平成23年に始まり、26年から株式会社として事業を開始しました。以降店舗を次々と増やしていき、海外にも進出しています。若い会社ではありますが、店舗での飲食店業務に加え自社焙煎のスペシャルティコーヒー豆を販売し、その業界ではそれなりの知名度を持っています。

みなさんは「珈琲」という文字を見てどのようなイメージをもつでしょうか。喫茶店などでよく使われるこの文字を見ると、大人でシックで、古き(良き)お店の苦いコーヒーを僕は想像してしまいます。実際に、創業者は「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」というスローガンを最初に掲げました。

つまりは大人向け、どちらかと言えば男性寄りな顧客層がイメージされるのです。僕達大学生のような若い世代は、スタバとかそういうものに惹かれます。僕も明日発売の新作が楽しみではありますが。

そんなお店が出したのがこの「ジェラッテ」という商品です。名前の由来は「ゼリー」と「ラテ」を掛け合わせた造語で、ボトルの中にゼリーやフルーツ、コーヒーやミルクなどが層になって入っています。どうやって飲むのかというと、購入後に自分で振って混ぜて飲むんです!自分好みに食感や甘さを調整しながら楽しむことができます。飲んでも美味しいし、飲む前から楽しい新感覚のスイーツドリンクがこの「ジェラッテ」という商品です。

なぜこれに着目したかというと、繰り返しにはなりますが、この商品を珈琲屋さんが出したからです。いかにも大人な人がターゲットとしてイメージされるお店が、若くてどちらかと言えば女性向けっぽいかわいげな商品を出して、今までにない層をターゲッティングし新たな顧客を獲得しようとしているのだと感じました。

同じような手法を取っているのがスターバックスだと考えられます。元々はコーヒー店としてスタートしましたが、今ではフラペチーノなど様々な商品を発売しています。実際に我々若い世代はそのような商品を目当てに利用していることが多いのではないでしょうか。

他にも猿田彦珈琲の最近の顧客獲得戦略としては、ドラマとのコラボが挙げられます。TV東京の「珈琲いかがでしょう」というコミック原作のドラマで、中村倫也さんや磯村勇斗さんが出演しています。このドラマに珈琲技術協力として関わっており、今までにない層に自社への関心を持たせることで新たな顧客獲得を目指しているのだと感じました。

調布に豆の焙煎ホールがあり隣接する店舗を僕もたまに利用するのですが、回りを見ると若い世代も年配の方も、男性も女性も利用しており様々な顧客獲得の面では成功していると考えられます。

今回は猿田彦珈琲の新商品を通した顧客獲得戦略について着目しました!色々なところに店舗があるので機会があればみなさんも是非。

参考↓

https://sarutahiko.co/

https://www.tv-tokyo.co.jp/coffee_ikaga/

会員数を増やし続けているNetflix

こんにちは、新3年の木崎です!

コロナウイルスが流行りだして約1年、自粛期間中は何をして過ごしていましたか?せっかく時間があるのだから家で沢山映画がみたい!、そんな欲求を叶えるためにビデオオンデマンドサービスに契約をした人は多いのではないでしょうか。今回はその中で最も勢いがあるといえるNetflixに注目していきたいと思います。

現在Netflixの有料会員数は2億人を超えています。日本人の人口を超える人数がNetflixで映画を見ているということです。では、なぜNetflixはこんなにも会員数を増やすことができたのでしょうか。

ひとつはオリジナル作品の充実です。自粛期間中に韓国発の梨泰院クラスや愛の不時着が大ブームを起こしていましたが、これらはNetflixオリジナルで、Netflixの有料会員でないと見られません。また2019年に日本で流行した全裸監督もNetflixオリジナル作品です。ここでしか見られないという特別感が、他のビデオオンデマンドサービスと差別化をはかれてます。

もうひとつは全世界同時配信です。劇場公開の映画では、アメリカで数ヶ月放映した後各国で放映することが多々ありますが、Netflixは世界のどこでも同じ時期に新規の映画を視聴することができます。それを実現するために通信技術を改善し読み込み時間を短くするだけでなく、200カ国25の言語に対応、吹き替えを強化しています。

このように様々な戦略が成功しているNetflixですが、成功の秘訣には組織作りが関係しています。Netflixは結果を出す社員には権限と巨額の予算が与えられますが、結果の出せない社員は容赦なく解雇します。ハイパフォーマンスな少数精鋭の社員だけで構成されることにより経営が上手くいくという考えのもと経営した結果、実際に成功を収めています。

つまり、Netflixは少数精鋭の社員のもとでここでしか見られないオリジナル作品と、世界展開に力を入れることで他のビデオオンデマンドサービスと差別化し、有料会員数を増やしているのです!

これからも面白い映像作品を数多く生み出すであろうNetflixに契約して、時代の流行に乗りませんか!

参考URL
https://www.netflix.com/jp/browse/genre/839338

https://www.google.co.jp/amp/s/ferret-plus.com/amp/14417

https://www.google.co.jp/amp/s/realsound.jp/book/2020/12/post-677748.html/amp

自販機のサブスクリプション…?

はじめまして!新3年の小堀です。
先週はゼミの同期・先輩方とお会いでき、嬉しい限りでした。
改めて宜しくお願いします。

さて、唐突ですが、皆さんは「Coke ON」というアプリをご存知でしょうか。これは、コカ・コーラが展開する、自販機での購入やアプリ内でのキャンペーン、さらにはスマホ歩数計と連動して1週間で一定の歩数を稼ぐとスタンプが貰え、15個集めるとドリンクチケットと交換できるのが特徴のアプリです。

2016年にサービスを開始して以降、前述の歩くとスタンプが貰える「Coke ON ウォーク」、バーコード決済に対応した「Coke ON Pay」、ペットボトルのラベルにあるバーコード等を読み取る「Coke ONカメラ」といった機能を拡張し、2021年3月時点で会員数は2,600万人を突破しています。

そして、今回私が紹介するのは、4月12日から新たに始まった「Coke ON Pass」という自販機のサブスクサービスです。このサービスは、月額2,700円で全国の「Coke ON Pay」に対応した自販機にて、1日1本好きなドリンクを購入できるというものです。

これまで自販機は、設置場所や決済方法といった”便利さ”を強く売りにし、”価格”面では、スーパーやドラッグストアに一歩劣る形となっていました。しかし、このサブスクリプションでは、他社と比較して価格を気にするといった消費者心理をなくし、お得感を感じられる仕組みになっています。実際に、年末に実施されたテストマーケティングで、「価格を気にすることなく、その時に一番飲みたいものを飲めるようになった」という好意的な意見が多く寄せられたそうです。くわえて、普段はオフィスの自販機を主に使用していたユーザが、自宅付近の自販機を検索するようになり、自販機との接触回数も増えたといいます。

このことから、コカ・コーラは、「Coke ON」5周年の節目に、新たなサービスを展開することで、既存ユーザの自販機の利用頻度を増やすとともに、自販機でドリンクを購入することのメリットを”価格”と”便利さ”の両方から見出す戦略を打ち立てたと考えられます。

現在、先着10万名を対象にサービスをスタートさせた「Coke ON Pass」、並行して月額料金半額キャンペーンも始まり、初回はなんと1,350円/月で体験できるサブスクリプションとなっています。「Coke ON Pay」対応の自販機が近くにある方は、試してみてはいかがでしょうか。

参考文献
Coke ON Pass/コカ・コーラ

コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON」毎月定額で1日1本お好きなコカ・コーラ社製品が飲める/コカ・コーラ ジャーニー

コカ・コーラのアプリ「Coke ON」2500万ダウンロード突破、コロナ禍で対応自販機のキャッシュレス決済が50%超/食品産業新聞社

コカ・コーラ、自販機サブスクを4月12日開始 先着10万人対象/日経クロストレンド

日清のCMはなぜ独創的なのか?

はじめまして!3年の山口です。

みなさん、日清食品が発売している「カップヌードル」のCMをご存じですか?
まずはこちらをご覧下さい。

上は現在テレビ放送されている最新のCMで、下は2019年の末にテレビ放送されていたCMです。どちらも個性的で自由度がとても高いですよね。下のケイン・コスギさんが出演しているCMに至っては別の企業のCMのオマージュシーンまで入れており、これは大丈夫なのかと思わず笑ってしまいます(笑)

日清食品はこれ以外にも「カレーメシ」や「日清焼そばUFO」などの商品でも強烈な個性を持ったCMを生み出しています。
一体なぜこのようなCMを制作し続けるのでしょうか?

その大きな理由の1つとして、SNSの普及があります。

以下は総務省が発表しているデータに基づき制作した、10代と20代の平日のテレビ(リアルタイム視聴)の視聴時間およびインターネットの利用時間の推移を表したグラフです。

このグラフからもわかるように、年々若者の中ではテレビの視聴時間は減少し、その一方でインターネットの利用時間は増加しています。このような状況下では従来通りにテレビCMの出荷量が多いほど影響力があるとは言いがたく、むしろ多くの人々が利用しているインターネット上のSNSで、どう「バズる」かが重要となってきています。
日清食品ホールディングス宣伝部部長の米山慎一郎さんも「今は“何を”“どこで”伝えるかに考えの中心が シフトしています。そんな時代で注目すべきなのは、やはりSNSです。」とインタビューで語っています。

このように、日清食品は若者に対して「攻め」の視点でCM制作などのマーケティングを行っている一方、カップヌードルのパッケージデザインや味わいは大きく変えないという全世代に愛されるような「普遍性」も両立させて企業のブランディングを行っています。

SNSが普及し、企業側だけではなく消費者側もネット上の口コミやいいね・RTなどの行動を通じて発信を行ったり影響を持ったりすることができるようになったこの時代、マーケティングの在り方も確実に変化していると感じます。
今後も時代に沿ったマーケティングについて興味を広げていきたいです。

ご覧いただきありがとうございました!

ちなみに私はカップヌードルの中ではカップヌードル(定番の味)とトムヤムクン味が好きです。

【参考資料】
総務省「令和2年版 情報通信白書」(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252510.html)(2020)
U22トレンド「売り上げ更新カップヌードル 若者つかむ『高コスパ』」(https://style.nikkei.com/article/DGXMZO58384840T20C20A4000000)(2020)
ORICON NEWS「『狂気じみてる』『尖っている』と反響多数、担当者が明かす日清食品CM戦略の秘密」(https://www.oricon.co.jp/special/54279/3/)(2020)
カップヌードル公式Twitter(https://twitter.com/cupnoodle_jp)
(全て最終閲覧日は2021年4月13日)

ファン心理×マーケティング

こんにちは!3年の澤田です!

今回は昨年実施された”GroundY × 7ORDER Collaboration Project”をマーケティングの視点から、そして好きなことには没頭する人間である澤田のファン目線からご紹介します。このコラボでは、コラボ商品の発売、新たな楽曲の作成、記念イベントが行われました。(以下URL参照)

https://theshopyohjiyamamoto.jp/shop/topic/topic.aspx?topic=1248

まず、GroundYとは、世界的デザイナー山本耀司さんの言わずと知れたブランド、ヨウジヤマモトのブランドセレクト型ショップで、”ジェンダーレス”、”エイジレス”をコンセプトに立ち上げられたショップです。(以下URL参照)

https://theshopyohjiyamamoto.jp/shop/c/c20/

また、7ORDERとは、音楽、演劇、アート、ファッションなど、メンバーのスキルを生かしながら興味と活動の幅を広げて「ジャンルレス」に活動することで、ファンとかけがえのない瞬間を共有することを目的に活動しているアーティストグループです。(以下URL参照)

https://7orderproject.com/

皆さんはヨウジヤマモトにどのようなイメージをお持ちですか?・・・黒。おしゃれな男子が好きそう。と私は第一に思いました。女性のイメージはあまりない印象です。ジェンダーレスを掲げる、すなわちどう女性にアプローチしていくか。そんな中、コラボを実施したのが7ORDERです。

見ていただくとわかる通り、7ORDERはアイドルめいたルックスで、女性ファンがほとんどです。女性ファンの多い端正な顔立ちでスタイルのいい男性アーティストを起用することで、ヨウジヤマモトのスタイリッシュでおしゃれな感じを残しつつ、女性にもアプローチできるので、うまいなと思いました。

さらに、題名でも挙げたように、ここにファン心理が働きます。実はGroundYはこれまで上白石萌歌さんや神尾楓珠さんなど、名だたる俳優さんもモデルに起用していますが、皆さんもご存じの通り俳優さんのファンよりもアイドルのファン、いわゆる「オタク」に分類されるファンのほうが応援の熱がすごいですよね。自分の好きなアイドルがプロモーションをすると、その人と同じことをしたい、同じものが欲しい、買って応援したい、etc.でオタクの購買意欲は爆上がりします。

このようなファン心理を突きつつ、ヨウジヤマモトのクオリティーはそのままなので、男性のヨウジヤマモト好きな人も女性の7ORDERファンもマーケティング対象になり、SOLDOUTの文字が目立ちました。

男性もあこがれるようなモデル顔負けの魅力と、ファン心理が働く多くの女性ファンを持つアーティストはマーケティングにおいて、プロモーションにおいて、とても重要な位置にあると思います。

GroundYのもう一つのコンセプト”エイジレス”についてもどのようにアピールされていくのか楽しみですね!

これから、私の好きを基に視野を広げてマーケティングに関する投稿をしていきますのでよろしくお願いします!

テレビ業界内のタブーを破った異例の共演

こんにちは。3年の小林です。

今回は初の投稿という事で、私がここ1年間で個人的に最も印象に残ったマーケティングに関するトピックを紹介させて頂きたいと思います。

みなさん、最近TVはご覧になっていますか。YouTube等が登場してから若者がTVを観る時間が減ったと言われていますが、敢えて今回お話しするのはTV番組に関わる話題です。

TV番組を観ていると、CMに入る直前や番組終了直後に「この番組は○○の提供でお送りします(しました)。」というアナウンスと共に画面に企業名が表示されている事に気が付くと思います。これは『提供クレジット』と呼ばれ、各番組に出資した企業・団体といった協賛スポンサーの名前を宣伝する目的で用いられています。この提供クレジットおよび協賛スポンサーに関して、TV業界ではある暗黙のルールが存在しています。それは「同じ番組に同じ業界の競合企業が一緒にスポンサーになる事はない」というものです。しかし、昨年10月このタブーが破られる出来事が起こりました。

昨年10月、テレビ東京系で「共演NG」というドラマが放送開始しました。このドラマは、「テレビ東洋という架空のTV局が互いを共演NGとしている俳優同士をW主演に据えてドラマを制作する」というストーリーになっています。内容も普通のドラマとは一風変わった設定で非常に面白いのですが、SNS等を中心により話題となったのは、その提供クレジットでした。それがこちらです。(画質が悪く、申し訳ありません。)

動画を観ていただくと分かるように、この番組はキリンとサントリーの2社が協賛スポンサーとなっています。この2社は同じ飲料業界のライバル企業同士であり、先にも述べた業界のルールから考えれば共に協賛するのはタブーとなります。更に、この2社は2010年に経営統合交渉が破談に終わった過去もあり、まさに「共演NG」な関係でした。そんな2社がただ協賛するのみならず、提供読みでは交互に企業名の掛け合いが行われ、最後には「この番組は何とか共演OKになったサントリーとキリンの提供でお送りしました。」の文言で締め括られる。これは明らかに異様な光景でした。

この共演は、テレビ業界における広告の新しい形を模索したテレビ東京営業局の提案に、番組提供の新しい価値を見つけたいと考えていたキリンと、コロナ禍で落ち込んだ世間のムードを楽しい企画で元気にしたいと考えたサントリーが共感した事で実現しました。結果として、この提供クレジットはSNS等で大きな反響を呼び、話題となりました。

最終回終了後にはドラマの公式Twitterから上のような投稿がされ、更に話題を呼びました。

この提供クレジットの企画は、テレビ業界のタブーを破ったという点でも競合他社同士が手を取り合ったという点でも、非常に斬新な企画であったと思います。私自身、普段は注意の向きづらい提供クレジットですが、このドラマではクレジットが流れた瞬間に画面に釘付けになりました。今回の例のような、それまでになかった画期的なマーケティング手法は宣伝効果を持つだけでなく、観る者を楽しませてくれるものなのだと実感しました。今後も日常の中で様々なマーケティング事例に目を向けていきたいです。ご覧いただきありがとうございました。

 

参考

共演NG公式ウェブサイト 第1話|ストーリー|共演NG|テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)

キリンとサントリー「テレビの掟破り共演」の訳 テレビ東京のドラマで一緒にスポンサーに キリンとサントリー「テレビの掟破り共演」の訳 | テレビ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 (toyokeizai.net)

 

 

 

ポカリスエットの新CMを見て

こんにちは!3年の町田です。20歳になった頃からでしょうか、街中で部活帰りの中高生たちを見ると「若いなぁ、青春だなぁ…」と大人じみたことを思うようなりました。

そんな私の心を揺さぶったポカリスエットの新CMについて、マーケティング的視点から話していきたいと思います!
こちらがそのポカリスエットの新CM「でも君が見えた」篇です。

一人の少女が大勢の生徒たちとは違う方向を向いて、曲がりうねった廊下を走っていき、扉を開けて花びらの舞う先を更に走っていくともう一人の少女と出会い、手を取り進んでいく――

このCMを見た時、私は不思議に思いました。「このCM、ポカリスエットを宣伝する発言を全然していないな?でもポカリスエットの印象が強く残るのはどうしてだろう?」と。

テレビ広告は、マーケティング活動に含まれるプロモーション政策の一つです。テレビ広告の長所として、映像や音声が組み合わさっているので視聴者の感性に訴えかけやすいこと、一度に多くの人にメッセージを伝えられることが挙げられます。しかしその反面、限られた短時間で効率的にメッセージを伝える必要があります。

例えば私たちは、携帯会社の「通話が〇分かけ放題!」や「料金は格安の月額〇〇円!」と宣伝するテレビCMや、衣類洗剤メーカーの「従来品と比較して汚れが〇%落ちる!」と宣伝するテレビCMを見たことがあると思います。これらは短時間で自社サービス・製品の魅力を、数値やデータ・写真を用いて効率よく宣伝出来ているテレビCMでしょう。

しかし今回取り上げるポカリスエットのCMはそれらとは異なります。ポカリスエットを飲むシーンの時間やポカリスエットのロゴが出る時間は非常に短く、まして製品の機能性については触れていません。

それでも、このCMは視聴者にポカリスエットの印象を強く残しています。その要因は、数値やデータでは表現できない、視覚・聴覚に働きかける映像・音楽の美しさやCMに込められたメッセージ性だと、私は考えました。

私はこの美しい映像と音楽が織りなすCMを通して、青春の最中で奮闘しながらも、自分らしく生き生きとする学生のエネルギッシュさや爽やかさを感じました。こういったメッセージ性を感じたことで、ポカリスエットは青春を感じる、魅力的な飲料だと思った視聴者は多いでしょう。

また、このCMが印象的であるもう一つの要因として、インターネットで大きく話題になったことが挙げられます。現在はインターネット広告が台頭しており、企業はテレビ広告だけでなくインターネットを上手く組み合わせてプロモーションをする必要があります。今回のCMにはCGがほとんど使用されておらず、先ほど述べた美しい映像と音楽からも「CMというよりも1つの映像作品だ」などとTwitterで大きく話題になり、トレンド入りを果たしていました。このようにインターネット上でも多く取り上げられることで、視聴者はテレビ上よりも多くCMを目にすることになり、ポカリスエットの印象が強く残るのだと思います。

数値やデータを基にアピールするか、それともより抽象的に、視覚や聴覚情報を用いて視聴者に訴求するか、どの広告媒体を用いるか…プロモーションには数多の手法があって、明確な正解など無いのかもしれませんね。プロモーションの奥深さを再認識しました!

ご覧いただきありがとうございました。

【参考】

ポカリスエット公式サイト|大塚製薬 (pocarisweat.jp) 

黒岩健一郎・水越康介『マーケティングをつかむ【新版】』有斐閣、2019年8月30日、第5章unit12

ボコボコぐらいで売れるのか、、?

こんにちは。3年の鮎澤です。

今回は、3月23日にリニューアル発売された、サントリーの「クラフトボス」コーヒーシリーズについて紹介します。まずはこちらのCMをご覧ください。

「クラフトボス」は、「BOSS」の新シリーズとして2017年に発売され、累計販売本数24億本を突破する人気シリーズとなっています。

昨今の状況により、オフィスに限らずニューノーマルな働き方をする人が増えてきたことを踏まえ、“現代の働く人を快適にする新しい相棒”をテーマに、今回新たに生まれ変わりました。

原料や製法のこだわりはもちろんですが、大きな変化はそのパッケージです。上が以前のもの、そして下が今回新しくなったものです。

(旧)

 

(新)

“クリアさ”、“なじみやすさ”、“スリムさ”にこだわってデザインされており、テレビCMやWEBなどでは、ボトルに刻まれたブランドロゴの“ボコボコ”とした質感を全面的にアピールしています。比べてみると、少し縦長になり、ラベルが小さくなったことで中身がよく見えるようになっていることがわかりますね。

製品パッケージやロゴのリニューアルは、時代の流れに合わせたり、新たな顧客を獲得したりするために必要であり、これまでのブランドイメージや価値を維持しつつ、新たなイメージを創り上げていくことが求められます。

その際には、丁度価値差異を考慮し、気が付くかどうかという程度で少しずつリニューアルを繰り返し、数年単位で並べたときに一目で変化がわかるようにすることが多いと考えられます。森永製菓のチョコボールのキョロちゃんや、日清のチキンラーメンのパッケージなど、ロングセラー商品によく見られますね。

しかしながら、「クラフトボス」の場合は、ボトルのリニューアルを大々的にPRし、あえて強調しています。このインパクトのあるマーケティング戦略によって、既存顧客の良い反応や新たなユーザー獲得につながるのか、注目したいと思います。

 

はたしてボコボコぐらいで売れるのか、、、皆さんも店頭で見つけたら手に取ってみてください!

ご覧いただきありがとうございました。

 

【参考文献】

西川英彦・松井剛編『1からの消費者行動 第2版』碩学舎、2020

CRAFT BOSS(クラフトボス) サントリー (suntory.co.jp)

「クラフトボス」コーヒーシリーズ 発売5年目にして、見た目も味も大刷新 | ニュースリリース一覧 | サントリー食品インターナショナル (suntory.co.jp)

丁度可知差異 〜ロゴやデザイン – モノ・コトの見かた by ”MARKETING_LOVER” (hatenadiary.org)

 

 

Among us × STP・4P分析

こんにちは&はじめまして!
新三年の阿部です!
これからよろしくお願いします~!

Dig 2 China

皆さんはAmong usというゲームを御存じですか?
昨年の7月ごろから注目を集め、
今や世界中でプレイされている

 

”人狼ゲーム” 

 

なんです!

 
 

「人狼」といえば誰もが知るパーティーゲームの一つで、
決められた役職に基づきつつ、会話を主体として人狼を探るゲームですね。

 

このAmong usは

 

・(ゲームアプリなので)状況がヴィジュアル化されている
・役職は敵と味方の二種類のみ
”行動主体”で人狼を探る

 

という通常の「人狼」と大きく異なるポイントが三つあります。
詳しい遊び方は下のサイトをクリック!

 

Among us 遊び方
 

これを踏まえて分析に移っていきたいと思います!

 
 
 

*STP分析

 

Segmentation セグメンテーション

 

市場をとりまく様々なニーズを分類します。
このゲームは、ゲームを楽しみたい、というニーズの中でも、
「誰かと一緒に楽しみたい」というニーズに応えています。
またゲームの種別としては前述したとおりに「人狼ゲーム」にあたります。

 

Targeting ターゲティング

 

様々なニーズの中から中心となる顧客ニーズを定めます。
上記で述べた「誰かと一緒に楽しむ」というニーズに加えて、
誰でも、どこでも、いつでも、楽しめるというニーズにも担保しています。
そのため、ターゲットは「世界中の誰かとゲームを楽しみたい人」といえます。

 

Positioning ポジショニング

 

市場における製品やサービスの立ち位置を明確にします。
実をいうと、このゲームの開発には三人しか関わっていません。
そのため開発には限度があり、
初期にはシンプルな操作のインディーズゲームとして
販売せざるを得ませんでした。
しかし、あるゲーム実況者が火付け役となって以来、
世界中で楽しまれる「次世代の人狼ゲーム」というポジションを確保しています。
他社との違いは次の4P 分析でお話しします。

 
 
 

*4P分析

 

Product 製品

 

ポジショニングの際にお話しした通り、
初期開発には三人しか関わっておらず、作りこみもあまりされていません。
現在もその初期開発で生まれたシンプルな操作性を武器に、
バージョンアップできるというアプリケーションならではの利点を生かして
マップの拡張やゲーム内の衣装を増やすことで顧客離れを防いでいます。
また、飽和状態となっている「人狼ゲーム」市場の中でも、
・「自らの行動で敵か味方かを表す」という実践型のわかりやすいゲームである
・わかりやすいゲームでありながらも、毎回の状況によりプレイが左右される
・画面上のキャラクターを動かすため、より状況をリアルに感じる
約十分ですべてのゲームが終了する
という今までにないゲームとして、他社の製品と大きく差をつけています。
備考ですが、操作するのがよく見るとかわいらしいキャラクターなのも
好感を呼んでいる……かもしれません。

 

Price 価格

 

価格はスマートフォンだと基本無料、パソコンとSwitch版は520円から遊べます。
スキンという衣装を購入したい場合は別途費用がかかりますが、
無料でダウンロードでき、すぐに始められるという点は手軽で広めやすいですね。

 

Place 流通

 

iOS、Android、Windows、Switchの
四種類のプラットフォームからダウンロードできます。
PlayStationやXboxには対応していないようですが、
カジュアルなゲームなのですぐに始められる端末の方が適していると感じます。
これは通常のスマホゲームとほぼ変わらぬプラットフォームなので
大きな違いは見られません。

 

Promotion 販売促進

 

実をいうと2018年に販売されたこのゲームは
昨年の秋ごろになるまでまったく日の目を見ていませんでした
インディーズゲームは日夜生み出されているもので、
2018年にはSteamというアメリカのゲームプラットフォームのみで
9000本以上のゲームが販売されているにも関わらず、
上位100本のゲームが全体の売り上げの50%を占める
という衝撃的な状況になっています。
広告費用もまともに賄えない中での販売促進は
困難と言わざるを得ませんでしたが、
あるアメリカの人気Youtuberがこのゲームを実況したことで瞬く間に人気となり、
広告を流さずとも2億DL越えを達成したのです。
ある意味一切のプロモーションなしに成功した奇跡のゲームといえます。
しかし、このAmong usを取り巻く人気の遠因には
コロナウイルスによる外出自粛があります。
人と会いづらいこの状況でコミュニケーションを求めたり、
人と何かしたいと考えたりしたとき、
このゲームのゲーム性や手軽さが時代にあっていたため
加速度的に売れたのでしょう。

 
 
 
 

以上のSTPと4P分析から

 

・Among usは元々その手軽さや操作性から売れる要素のあるゲームであったこと
・飽きが来ないようにアップデートされていること
・コロナウイルスの蔓延という環境に後押しされたこと

 

で売れていることがわかりました!

 
 

皆さんもAmong us、遊んでみてくだいね~!

 
 
 

参考文献
Among Us (innersloth.com)(2021/04/11)