目的は何か
2.
顧客は誰か
3. 顧客に対して、どのようにアプローチしたのか
Place, Priceの3つは初めから満たされていたが、最後の一つ「Promotion」が満たされていなかった。しかも活動資金はないため宣伝や広告を打つお金はなかった。
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2.
顧客は誰か
3. 顧客に対して、どのようにアプローチしたのか
こんにちは、西尾瞳です。
今回は、「富士宮やきそば」のマーケティングについて考えたいと思います。
「富士宮やきそば」とは、静岡県富士宮市で古くから一般的に食べられていた焼きそばである。この「やきそば」は、製麺方法に特徴があり、通常のやきそばよりもコシが強く、さらに肉ではなく、豚のラードを絞った絞りかす(富士宮では「肉かす」と呼ぶ)を使用し、最後にイワシなどの魚粉をかけるというものである。
そして、この地域では、ただ「やきそば」としか呼ばれていなかったものに、「富士宮」という地域名を冠して発信することとし、そのグループを「富士宮やきそば学会」と呼び、富士宮やきそば学会による活動は、2000年から10年間でおよそ500億円の経済波及効果を出し、今でもほとんど毎日観光バスが訪れるが、そこに至る過程で行政の予算も関連業界の投資もほとんどないという、費用対効果無限大の事業である。
1.目的
単にやきそばを売るもしくは業界の収益高めることではなく、あくまで中心市街活性化を踏まえた地域振興であり、活動資金がほとんどないということから、新しい製品や施設というよりも、富士宮市ですでに定着しているやきそばをブランド化することで、富士宮市の周知性を高め、その波及効果として地域活性化を図ることである。
2.顧客
当該地域以外の人々。
デスティネーション・マーケティングによって、富士宮やきそばの周知性があがることで、経済効果が生まれたり、それにより直接的、間接的な雇用が創出される。さらに、当該地域に対して、他の地域の人々が良いイメージを抱くことが期待される。一方、当該地域の住民は、自分たちの文化を再確認し、地域への愛着を深めるという効果も期待する。
3.アプローチ
product:富士宮やきそば、place:ご当地グルメを提供する店、price:庶民の味であるために低価格、3pは満たしているため、あとはpromotionである。しかし、行政や業界の資本を投入しての事業ではなく、市民活動であるので資金がない。そのために、印象的なネーミングやコピー(例えば、「ミッション麺ポッシブル」や「三者麺談」など)を使用して、マスコミの取材回数を増やした。
県内外のイベントに出向いて、富士宮やきそばを販売する出張サービスを行い、この活動を「ミッション麺ポッシブル」と呼ぶことで、マスコミの関心を仰いだ。
これにより、狙いどおりマスコミへの露出度は増えたが、まだ地方ローカルネタの域を超えないレベルであった。そこで考えられたのが、同じく焼きそばで町おこしをしている秋田県横手市と、群馬県太田市を招いて行った「三者麺談」というイベントである。これによって、一気に「富士宮やきそば」の知名度があがったと考えられる。
その後も、まだまだ認知度の低い九州地方に対しては、北九州市小倉の「北九州青年未来塾」と共同で、「小倉焼うどん」と「富士宮やきそば」のどちらが美味しいか投票で決めるというものを企画。その結果、勝負には負けたが、九州地方において「富士宮焼きそば」が一躍脚光を浴び、お弁当、インスタント商品などが商品化された。
首都圏、中京圏に住む人々に対しては、その近さを利用して、B-1グランプリで優勝した「富士宮やきそば」を昼食に組み込んだ格安の日帰りバスツアーを提案し、現在は、ほぼ毎日「はとバスツアー」が催行されている。
これらのアプローチの結果、現在県内外から10万人超の観光客が富士宮を訪れている。
最近では、知らない人が少ないB-1グランプリですが、ご当地グルメで町おこしをすることで、観光客が増えるだけでなく、その地域に住む人にとっても、改めて自分たちの住む地域の良さに気付けるのではないかと思います。このブログを書いていると、地元神戸のそばめしが食べたくなってきました…笑
(http://www.tokyo42195.org/2012/archives/1286/index.htmlより)
一人一人名前があるそうです。
今回は、東京マラソンのマーケティングを考えていきます。
こんなにも注目を浴び人気を博した理由はどこにあるのでしょうか。
1.「目的」は何か
・日本の首都である”東京”で、トップアスリートから市民ランナーまでが一堂に会して走る日本最大規模のマラソン大会を開催すること
・大規模であり注目を浴びる大会で、東京の観光名所を巡るコースを設定することで、都外・国外に対する観光PRを行う
・参加者や観光客が現地まで足を運ぶことと、その前後における消費による経済効果を期待
・東京マラソンを開催することで、ランニングというスポーツに興味を持ってもらうことでスポーツメーカーや、他のマラソン大会を誘発しスポーツ振興を図る
2.「顧客」は誰か
・トップアスリートも出場するような大会で走ってみたいと思っていたランナー
・フルマラソンを走ってみたいとは思っていたが、参加に踏み切れずにいたランナー
・東京マラソンが開催されるまで走ることに興味はなかったが、多くの市民ランナーが出場しているのを見て、新たな趣味作りや健康維持のため、東京マラソンに出場することを目標にマラソンを始めたランナー
・沿道での応援やボランティアをすることで、ランナーを支えたい人
3.顧客に対して、どのようにアプローチしたのか
・トップアスリートも参加するような大会に参加するチャンスが誰にでも与えられていているという点や、東京の中心地を走ることができる点というのは他のマラソン大会にはない、東京マラソン独特の魅力
・開催が近づくと、毎日多くのテレビ番組で取り上げられ、これも大きな宣伝効果を生み出している
・認知度や人気の高さから数多くのスポンサーがついており、大会関連グッズが販売される点、参加賞として記念Tシャツがもらえる点、完走するとメダルがもらえる点などは、ランナーにとって参加する意義の1つにもなる
ランナーだけではなくボランティアも募集と同時に定員に達するほどの人気であり、これは「する」・「見る」スポーツだけでなく、「支える」スポーツという形を提案し、それに対して興味を持つ人が非常に多いことも示しています。最初はボランティアとして参加し、後にランナーとして参加する人もいるのかもしれませんね。
参考HP:
ローソンで何気なく買った「uchi cafe」のカフェオレ。買った理由は(という授業を先日したばかり。詳しくは『マーケティングをつかむ』unit1をご覧ください)、周辺的ルートでしょうね。マウントレーニアにするかどうかは迷いました。
飲み終わってふと気づいたのは、「希少糖」なるマーク。これは何だろうと思った次第でした。甘味料は、このところ人工甘味料のトレハロースやキシリトール、それからスクラロースあたりは何となく聞いたことがありました。あえて希少糖というからには、これらとは違うのでしょう(聞くところによると、去年あたりから流行っている?)。
香川大学に研究センターがあり、さらに「国際希少糖学会」なるものも設立されているらしい。何か新しい糖の研究がされているようです。下の記事をみると、キシリトールも希少糖の一種だったらしい。ただし、「国内で「希少糖」と言えば、ほぼ後述のD-プシコースを指す」ということです。
メタボに効く「夢の糖」と騒がれるのに希少糖が大ブームにならないこんな理由
D-プシコースはでんぷんから作られるらしい。通常の糖を何かしら処理をすると、希少糖になる。この技術が確立されることで、希少糖の大量生産が可能になりつつあるということですね。しかも驚くべきことに、このD-プシコースは、糖尿病予防やアンチエイジングなどの効果がある。
こんなすごいものをコーヒーに入れるとはさすがローソン。「まちの健康ステーション」を標榜するだけのことはあります。しかも周辺的ルートで買うぐらい安い(笑。まあ、作っているのはグリコ乳業ということですが(両方えらい)。
何にせよ、パッケージを見ると、いろいろと企業の思いが詰まっていることがわかります。
まだ元気に働いてます、3年の中嶋です。ログイン出来なくてかなり遅れました、すみません。
そろそろゴールデンウィークですね
これといった予定もないのですが楽しみではあります。
さてみなさん、突然ですが
ゴールデンウィークの名前の由来はご存じでしょうか。
ご察しの通り、和製英語です。日本語に言い換えるなら「春の大型連休」というそうです。確かに間違っていません。ではこのゴールデンウィークという言葉はいつ頃から使われているのでしょうか。
日本文化いろは事典によれば、1951年に現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映された映画「自由学校」が、正月やお盆時期よりヒットしたのを期に、より多くの人に映画を見てもらおうということで作られた造語だったという「日本映画界造語説」。もう1つは、大型連休の期間が最もラジオの聴取率の高い時間帯だったため「黄金週間」といわれていましたが、インパクトに欠けることから「ゴールデンウィーク」になったという「ゴールデンタイム説」です。どちらの説もはっきりとした確証はなく、はっきりとした由来は分かっていないそう。
さらにこの「大型連休」、実は世界共通のものではないのです。
日本人は働きすぎだと言われてきましたが、日本には祝日が年に15日あります。これは世界で3番目に多いのです。祝日が最も多いのはコロンビアとインドで18日、一方最も少ないのはメキシコで7日。しかし休みが多いと言われても実感のわかない人がほとんどだと思います。それは日本が一斉休業日を好むことに関係しているのです。ゴールデンウィークもその一例です。対して欧米諸国の休業日は基本自分で設定し長期休暇を楽しむいわゆる「バカンス」と呼ばれます。
ではなぜ日本にはこのようなバカンス制度がないのか。
興味深い文章があったので引用します。
こんばんわ。3年の大倉です。突然ですが、みなさん飲み会等お酒を飲む場面、最初の一杯はもちろんビールですよね?
私もお酒が飲める年齢になって、いろいろな場で飲み会に参加させてもらっていますが、いつも乾杯はビールという流れがあります。
この乾杯をビールという文化はどこから生まれたのかとふと思い、調べてみたらこんな記事を見かけました。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20090302-90006392-r25
最初の一杯はビールというのは、こういった理由があるのだと知ることができた上で、あまり今の人はそういったことを知って頼んでいるわけではないのだろうと思います。
それでもやはり乾杯をビールにするのはそういった文化が定着しているからで、その分他の飲み物よりも一杯目に多く頼まれやすい傾向にあるため、売り出していく側はビールに対してどう力をいれていくかは興味深いところです。
また、その反面、これも時代の流れで定着してきたものでありますが、この記事にも参照してあるように、実際、ビールの出荷数のピークは過ぎています。発泡酒の登場により発泡酒に流れていってしまった人、お酒の飲めない人、ビールを好まない人も中にはいます。
こんばんは!三年の浅田です!
最近ミスタードーナツでは、このような100円セールが頻繁に行われていますね
どうやら月2、3回、大体二週間に1回のペースでセールが行われているようです。
ここで、
「こんなに頻繁にセールが行われていてお店の利益は上がるのだろうか?」
という疑問をもったので、調べてみました。
先日もミスタードーナツでは、
4月15日(水)〜4月21日(火)の間10種類100円のセールが行われていました
(わたしもセールにつられて食べに行ってしましました…)
値段と種類は以下のとおりです
オールドファッション ¥140(税抜¥130)
チョコファッション ¥151(税抜¥140)
チョコリング ¥140(税抜¥130)
エンゼルクリーム ¥151(税抜¥140)
チョコレート ¥118(税抜¥110)
ゴールデンチョコレート ¥129(税抜¥120)
フレンチクルーラー ¥140(税抜¥130)
エンゼルフレンチ ¥162(税抜¥150)
waff(ワッフ)¥108(税抜¥100)
waff(ワッフ)エンゼルホイップ¥118(税抜¥110)
◎普段と比べると8〜62円お得にドーナツが食べられたようです
ドーナツの製造原価は、原価率15〜20%ほどだそうです。
原価率20%だとして、
一番価格の高いエンゼルフレンチで計算すると
(消費税は加味せずに)
定価150円のうち原価は30円
利益は通常時約120円、セール時約70円となります
一番価格の低いワッフで計算すると、
定価100円のうち原価は20円
利益は通常時もセール時も約80円です
高いものだと通常時とセール時では利益に差が出ますが、安いものだとほとんど変わりませんね。高いものでも、70円の利益が出ているのでセールをしても赤字ということはありません。
さらに、通常よりもセール時の方が客数が増えるため、売り上げがあげられると考えられます。
いつも100円で売るよりも、定価より安くなったという状況が、
人々の”今”買わないと損だという気持ちを掻き立てるため
客数もセール時に増えるのではないでしょうか。
それにしても…隔週でセールが行われていると知っていたら、
通常時買いに行く気持ちをなくしてしましますね。。
セールは店にとってメリットもありますがデメリットもありそうですね。。