論文のバブル化
年度末ということで昔話がてら個人的な雑感。
・2000年以前:修士論文を書けば、博士課程中にも就職という話がありましたそうです。
・2000年ごろ:修士論文だけではなく、紀要も1、2本あったらいいよねという時代だったそうです。3本揃えろと言われた時代ですかね。
・2005年ごろ:博士論文と、査読論文1本あるといいよねという時代です。査読1本と紀要2本で合計3本とか。
・2010年ごろ:査読3本あれば博士論文を書けるねという話もありましたかね。
・2015年ごろ:査読といっても英語論文ないですかね、というころでしょうか。
・2020年ごろ:コロナ禍でしたね。
・今:Q1ジャーナルとかあれこれがんばって?
あっという間に求められる水準は上がり、今は大変ですよねとか一方で言いながら、一方で人がいないという時代です。特に2020年を前後して、論文のバブル化が進んでいると感じます。原因や特徴は以下にいくつか。
・共著が当たり前になっている
・中国やインド、アフリカなど海外の論文が激増している
・オンライン投稿システムが完備され、簡単に投稿できるようになっている
・AIなどITの発展で執筆が容易になっている
・学術システムと商業システム、あるいは国家システムのリンクが強まっている
一年で10本くらい出すのが普通になるのも時間の問題です(理系はもともとそうだった気がしますので、それに近づいているというだけのことかもしれません)。それがデフォルトとなるのか、それともピークを経て崩壊するのかは気になります。ただバブルと言っても、経済現象とは少し異なりますので、デフォルト化が有力でしょうか。。。










