点字ブロックを作った人は?

三宅精一 wikipedia

いつもながら、うちの子が夏休みの課題をしていまして、「優しい社会の活動を探そう」的なテーマを探しておりました。テーマを探すだけではなく、自分で調べてまとめねばならないということで、ここはインターネットで検索するという今風な作業もあれこれ。

とはいえ既にテーマは決まっていたようで、「点字ブロック」と「多国語放送」。どうやって選んだのかはわかりませんが、詳細を調べるためにインターネットを使いたいというので、はいはい検索してみたらというと、なにやらさっそく歴史のサイトを発見した模様。いきなりその歴史を書き写しはじめまして、ちょーまてまて、ということになりました。

インターネットで見つけた情報は、まずは真偽を確認しましょう。変なものもあるよというと、このサイトはなんとか協会のものか、なんとか法人のものだよという。・・・わからん。怪しい感じもするよ。他のサイトも調べてみたほうがいいのでは?

と言っても全然お構いなしにガンガン書き写しているので、じゃなんて書いてあるのと聞くと、「三宅さんが発明したんだって」という。三宅さん?日本人?そうなの?そうなんですか?・・・いよいよ怪しくないか。

ちょっと待って、こっちのパソコンでも確認するからといって点字ブロックで検索すると、あ・・・そうなんですね。点字ブロックは、確かに三宅精一さんが1965年に発明したとありました。あれ、日本発だったのですね。思い込みとは怖いもので、てっきり昔から海外で使われていたものだと思っていました。

三宅さんは岡山生まれ、1965年に点字ブロックを発明し、その後苦労して国内で普及が進むようになった。今日では、海外でも使われるようにもなっている。すごい。


点字ブロックについて

How Japanese Inventor of Tenji Blocks Changed the Lives of Millions Around the World


真偽を確認しましょう。ネットに限らず、自身の知識につきまして。と思った今日この頃でした。ちなみにうちの子は、ここから「日本すごくない?」とか言いはじめたので、これはこれ、それはそれと。。。日本がすごいのでははなく、まずは三宅さんがすごいとみるべき。
安易な一般化はこれまた問題です(一矢報いたか)。

p.s. このサイトはけっこうキッズ・ヤフーからアクセスがありまして、ありがたいかぎりです。将来、大学を選ぶときは、「東京都立大学」「経済経営学部」「マーケティング」を調べてください。良いところですよ。その頃までいるかどうかわかりませんが、いつかどこかでお会いできます機会を楽しみにしています。

東京都立大学
「東京都立大学は、東京都が設置する唯一の総合大学として、本学の特長を活かした教育を実施することにより、社会の変容に応じて活躍できる人材を輩出するとともに、多彩な基礎研究や応用研究、大都市課題研究を推進することで、東京都の発展に貢献し、ひいては世界の未来を拓いていきます。」


2020年08月07日 | Posted in エッセイ | | Comments Closed 

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