蔦屋家電

こんにちは!3年の神田です。
最近、蔦屋家電やビックロなど、いくつかのジャンルの商品をひとつの敷地で販売する形態が増えてきていますよね!そこで今回は蔦屋家電を例にとり、そのような形態をとるメリットを調べてみたいと思います。

2015年5月にオープンした蔦屋家電は、CDや本など従来のソフト面でなく、ハード面から生活提案をしたいと考えた社長が、構想に2年を費やし、「ライフスタイルを買う家電店」をコンセプトとして生まれました。
しかし現在の家電市場を見てみると、物量ではネットに圧倒的軍配が上がるため、家電店とはいっても量販店にはせず、「いかにリアル店舗の魅力を作っていくか」という点を重視しています。実際に大手家電量販店の2017年3月期決算では、売上高が現象している企業が多い一方、アマゾンの売上高は2015年の8759億円と比較して2016年には33%も増加しています。また、量販店3位のヨドバシカメラは自社のネット通販サイトの売上高が1000億円を超えるまでに成長しています。
量より質を重視するのであれば家電専門店でもいいのではないかとも思うのですが、家電だけでなく本や雑貨を一緒に販売することには大きなメリットがあります。それは、どこにもカテゴライズしづらいイノベーティブな商品の居場所ができるという点です。食・美容・健康・音楽というように大まかなフロア分けはされているものの、コーナー同士の境目がはっきりしていないシームレスな売り方をすることで、目当てを探しているうちに今まで見たことのないような商品に出会える工夫がされているのです。(例えば、CDからスマホに直接音楽を取り込める機器が、音楽コーナーとスマホコーナーの間に設置されているなど。)
このように、量販店でもなく、成長率が高くなってきているネット通販でもなく、あえてリアル店舗で質を重視した販売をすることで、従来の「買うものがすでに決まっている人」ではなく「新たなものへの出会いや、それを探し出すわくわく感」を求める人たちを取り込むことができるのです。
人口減少や少子高齢で家電業界全体での売り上げが伸び悩んでいますが、蔦屋家電は現在の世の中で競争に勝っていくためには、今までのようなシェア率や大量生産・豊富な品揃えではなく、消費者の細かいニーズに対応した厳選された商品や質なのだと感じたので、他の業界でも同じような切り込み方をしている企業がないか調べてみたいと思いました!

ティファニーの「おねだり」機能

こんにちは!三年の横田です。11月ももうすぐ終わりクリスマスが近づいてきましたね!!そこで、今日は企業がこの特別なクリスマスシーズンに顧客を呼び込むために行っているコンテンツ・マーケティングについて紹介します。

 

クリスマスは大勢の人が、「大切な誰か」にプレゼントを贈ります。そのため、消費者は前もって贈り物になりそうな商品やサービスに目をつけたり、リサーチしまくったりしています。つまり、彼ら(彼女ら)はすでに「買う準備のできている」見込み客であります。

このような見込み客を自社のサイトや店舗に呼び込むことは新規顧客の獲得にもつながります。

 

女性への高価なプレゼントとして定番のジュエリーブランド「ティファニー」の公式サイト内オンラインストアではジュエリーから時計までさまざまな商品が写真つきで見ることができます。

 

その中でティファニーは女性にはうれしい男性には苦しいクリスマス限定のある仕掛けをしています。

 

それは「おねだりボタン」です。これはサイトを見た人が気に入った商品を相手におねだりすることができるボタンです。このボタンを押すとおねだりしたい人とそのメールアドレスを打ち込む画面になります。

そしてこれを送信するとおねだりされた相手にはこのようなメールが届きます。
 

 

このサービスは話題性もありサイトのユーザー数を増やすことや、プレゼント選びに迷っている見込み客を獲得することに役立ちます。

 

敷居の高いティファニーのジュエリーですがこのクリスマスに相手に「おねだり」してみるのもいいかもしれませんね。
参考:ティファニー公式サイトhttp://www.tiffany.co.jp/jewelry

ボジョレー・ヌーボー

こんにちは!3年の平山です。
今月の16日にボジョレー・ヌーボーが解禁されましたね。今年は今世紀最高と称される2015年を上回る芳醇さと優美さが魅力だそうです。そこで、今回はボジョレー・ヌーボーについてみていきたいと思います。

日本は非常にボジョレー・ヌーボーの消費が多い国で、少し古いデータになりますが、2012年では輸入量世界一位でフランス国内販売量の約半分の量を輸入しています。その理由としては、ボジョレー・ヌーボーの解禁日は11月の第三木曜日であり、日付変更線の関係で一番早くその日を迎える発展国は日本であるということと、バブル期と1997年頃の赤ワインブームにより人気が出たからです。ボジョレー・ヌーボーが日本で長く売れ続けるマーケティング戦略をみていきたいと思います。

1つ目は、解禁日を設けたこと。(スノッブ効果、ヴィブレン効果、バンドワゴン効果)

これにより商品の希少性、価値が高まるなどの効果があります。また、日本でブームがあったことで人気が高まり、売れている商品がほしいという効果も高まります。もともとはこういった戦略を見越して解禁日を設けたのではなく、早出し競争により商品の価値を下げないために設けられたものでした。結果的にはより商品の売り上げが増えたみたいです。

2つ目は、解禁日という記念日を設けたことにより、消費者の中ではイベント的な存在になること。(記念日マーケティング)

これにより毎年同じ時期にボジョレー・ヌーボーが解禁されるというように消費者の中で定着し、瞬発的な売り上げが見込めます。また、消費者を喚起しやすく、継続的な売り上げも見込めます。

3つ目は、11月の第三木曜日にはボジョレー・ヌーボーが解禁されるということを習慣化させたこと。(フックモデル)

実際日本では毎年盛り上がっているような気がします。また、ボジョレー・ヌーボーが好きな人は毎年この日に買うと思います。

以上のようなマーケティング効果があると思います。1つ目のところで述べたようにこのようなマーケティング効果を狙って解禁日を設けたのではなく、解禁日を設けたらマーケティング効果が高まったという面白いケースでした。私はほとんどワインを飲まないのと高くてまだ手が出ないので飲んだことはありませんがいずれ飲んでみたいと思います。

ボジョレー・ヌーヴォー2017
https://www.enoteca.co.jp/BJN/index.html

参考

https://allabout.co.jp/gm/gc/292525/3/

日清の「謎肉戦略」

こんにちは。佐山です。
ここ最近急に肌寒くなってきましたね。
この時期に無償に食べたくなるのがカップ麺だと思います。
自分は飲み会後の締めとして毎度お世話になっていますが。笑

そんなカップ麺の王道、日清のカップヌードルが最近とても気になるワードを使って宣伝し始めています。それが「謎肉」です。

もともと日清のカップヌードルには1971年の発売当初から四角い肉らしきものが入っていました。この謎肉の正式名称は「ダイスミンチ」。見た目と食感は肉、だけど肉じゃない。と発売当初からカップ麺愛好家の間で話題でした。確かに、現在はカップ麺の技術も進歩してもっと本格的なラーメンに近いものもたくさん発売されていますが、自分も日清のダイスミンチは嫌いじゃないです。笑

そして、発売46周年の今年、発売当初から伏せられていたダイスミンチの材料が明かされたのです。それは、大豆でした。謎肉の正体は「肉と大豆由来の原料に、野菜などを混ぜて味付けしたミンチ」であると日清は発表しました。また、この発表の仕方がとてもユニークで、「名探偵コナン 犯人の犯沢さん~謎肉の正体~」と題し、有名漫画とコラボまでしました。

それと同時に発売した「カップヌードル ビッグ帰ってきた謎肉祭W」は、日清のオンラインストアで一時売り切れになるほどの反響を呼びました。

このような面白い宣伝を生み出せるのはどうしてなのか。それは、「企業と消費者が一緒になって楽しむことができるプロモーションを考えることが大切」と説明しています。また、「日清の根底には「普通を嫌う心」があり、人と同じことをしない。SNSが発達している今、情報が回るのはとても早く、消費者の反応を瞬時に確認することができる。それを生かして宣伝をすることでより消費者に受ける情報を流すことができる」とも説明していました。

自分たちもそんな「普通を嫌う心」を持ってグループワークをしたら、静岡の未発見な場所や名産品を見つけ出すことができるのかなと思いました。笑

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170918-00000020-it_nlab-life

ユニクロ ヒートテック

こんにちは!三年生の瓦井です。だんだんと寒くなってきましたね~
こんな季節はヒートテックが欠かせないですよね!なので今回はヒートテックについて4Pを使って分析してみたいと思います。

〇Product

2003年に販売して以来、ユーザーの声を元に毎年アップデートを重ねています。現在ではスタンダードな「ヒートテック」、特殊な編み方によって繊維のふくらみ感をアップさせ、裏起毛による接触温感で保温性を高めた「極暖」、そして極暖よりも毛足の長い繊維をしようした「超極暖」の三つのラインナップが販売されています。
2017年ラインアップの機能がこちら。ユーザーの希望がもりだくさんに含まれています
そして今年はさらに改良され、メンズラインには首元と袖口、裾の縫い目をなくしたシームレスタイプが投入され、シャツから透けにくくなりました。他にも保温効果と抗酸化作用のあるアルガンオイルを配合することで、乾燥しがちな肌に優しい肌触りになったり、繊維自体を変更し着用時の摩擦軽減や肌あたりの軽減をし、さらに快適になったりしています。また、衿から「ばばチョロ(ばばシャツがチョロり)」しにくいバレエニックも登場しています。

〇Price
ユニクロの「ヒートテック」は990円~1990円くらい
一方、他のところと比べてみると、
しまむらの「ファイバーヒート」は980円~1290円くらい
GUの「GU WARM」は790円~1290円くらい
他の下着ブランドだともっと高いところもありましたが、低価格な商品を提供しているブランドのなかでは、ユニクロは少し割高な印象を受けました。

また、ユニクロのヒートテックの影響で競合他社も発熱保温などの機能性をうたうインナーを販売しだし、ユニクロが一時値上げしたのをきっかけに他の商品へと客離れしてしまったそうです。

〇Place
全国のユニクロで販売しています。

〇Promotion
全国の消費者に試着してもらい、その声を地域ごとにまとめた、全27タイプのご当地CMがあります。
また、ヒートテック販売から15年目で最も進化したヒートテックをより多くの人に実感してもらうために、各地域の冬の生活を支えている企業や団体、学生などを対象に無料配布や、抽選で当たるというキャンペーンを実施しています。
http://www.uniqlo.com/jp/tryheattech2017/

ユニクロはヒートテックを販売して、暖かいインナー=ヒートテックと一般的に言われるまでに知名度を上げましたが、2015年ごろでは他社の商品もたくさん販売されたことで売り上げがあまり伸びなくなったようです。このようなキャンペーンを実施することで、単純な機能を改良するだけでは他の競合の中で目新しさが目立たなくなってしまっていましたが、消費者に直接実感してもらえるので違いを感じてもらえるし、今後の改善にもつながるのではないかと思います。
https://kakakumag.com/houseware/?id=11112

コンビニおでん

こんばんは、亀山です。
最近肌寒い日が増えてきたので、おでんや鍋、中華まんなど、温かいものが欲しくなってきませんか?
そこで、今回は気軽に買いやすいコンビニのおでんについて書いてみたいと思います。
 
コンビニでおでんの取り扱いが始まったのは1979年、セブンイレブンが最初のようです。
それ以降、レジ脇におでん鍋を置いて販売するというのが主流になりました。
今ではセブンイレブンだけではなく、ローソン、ファミリーマート、スリーエフなど、様々なコンビニでおでんを購入することが可能です。
2012年の人気調査ではセブンイレブンが24,323票中16,476票獲得してダントツ1位でした。
 
Yahoo!ニュース 意識調査調べ
 
また、冒頭で冬の定番としておでんを挙げましたが、おでんのピークは年末年始から2月くらいにかけてだと考えている方が多いと思います。
しかし実際はおでんが最も売れるのは9月~11月にかけてです。
理由としては、この時期は季節の変わり目に当たるため、急激な温度変化によっておでんに手が伸びる人が多くなるからだそう。
そこで、コンビニ各社は、毎年8月にはおでんの販売を開始し、9月以降はテレビCMを放映するなど、積極的な販促活動を行います。
 
しかし、近年はコンビニのおでん市場は縮小してきているそうで、各社は新たな販促策を講じる必要に迫られています。
例えば、ファミリーマートは例年おでんの売れ行きが良くない時期に行っていた「全品70円セール」のような割引セールを、ピークである9月~11月に行います。
また、セブンイレブンは具材に味をよりしみこませることに尽力していたり、ローソンは毎月1つずつ串のおでんを新商品として売り出していたりと、差別化を図りながら消費者のおでん需要を高めようとしています。
画像を設定してください
 
おでんが8月から店頭に出ていたとは、今回調べるまで気が付かなかったのでとても驚きました。
また、コンビニに行く度におでん食べたい!と思うのですが、蓋がされておらず不衛生に感じることや、自分で取るべきなのか、店員さんがとってくれるのか分からず買いずらいと思うことがあるので、その点もコンビニ各社で統一したり改善したりすれば、消費者の購買意欲がより高まるのではないかと思います。
<参考>

静岡といえばさわやか

こんにちは!3年の松島です。
校内の木々が赤や黄色に色づき、すっかり秋めいてきましたね!
大学祭も終わり、平和な日常に戻りつつあります。

ところで、みなさんは静岡と聞いて何を思い浮かべますか?
お茶や温泉と答える人が多いと思いますが、私は静岡県民として、「炭焼きレストランさわやか」
というファミリーレストランをおすすめします!
私は県外に出てから、こんなにさわやかが人気なことに驚きました。
そこでなぜさわやかがこれだけ人気なのか分析していこうと思います!

さわやかを分析するにおいて重要になってくるのが『集中戦略』です。
集中戦略は、「地元でしか商売しない。他の地域には進出しない」とか
「富裕層しかターゲットにしない」「若年層しか狙わない」といったように
特定のセグメントを狙い撃ちにした戦略です。

集中戦略の効果の一つ目は、お客さんの情報が密に集められることです。
特定の市場に集中すると相手にするお客さんが絞られるので、その分情報が密に取れます。
特定の人の情報”だけ”集めればいいので、その分情報の質が濃くなります。

二つ目は、「コアなファン」が現れることです。
そしてこのコアなファンが絶大な力を発揮します。とにかくこの人たちは
リピートでどんどん利用してくれるので、この人たちがお金を落としてくれます。
そして、この人たちは信仰に近い想いを持っていることが多いので、どんどん宣伝してくれます。

そして三つ目は、独自のブランドが形成されることです。
静岡でさわやかを知らない人はいないぐらいの勢いです。
そうするとどうなるかというと、さわやかが無い地域の人たちがどこからかその情報を
仕入れて興味を持ち始めます。
「おい!静岡には静岡にしかない超人気のハンバーグ屋があるらしいぞ!」
という具合になります。場合によっては話に尾ひれがつくかもしれません。
結果として、「静岡といえばさわやか」というようにブランド化し、
県外からの客も獲得できるようになります。

このように、さわやかは集中戦略を採ることで、プレミア感を出すことができているのだと
思います。皆さんも是非静岡に行った際は食べてみてくださいね!

ポッキー

昼間と夕方の気温差が激しくなってきましたね。こんにちは、3年の小山です。
皆さんは普段お菓子を食べますか?私の周りにはあまり食べる人は多くないのですが、もし現在はあまり食べる機会が無くとも、子供の頃ならば食べた!という方も多いと思います。今回はそんなお菓子の中でも、11月11日、ポッキー&プリッツの日が近いということでポッキーについてお話したいと思います。
 
スティック状菓子の代表的な存在であるポッキーとプリッツ。ポッキー&プリッツの日は、日本記念日協会に認定を受け、その形が数字の”1″に似ていることから平成11年11月11日の”1″が6個並ぶおめでたい日にスタートしました。

 グリコのIR情報を見てみると、売上全体である3200億の内3分の1がポッキーを含む菓子類です。菓子類が1000億の売上になります。カテゴリー別売上のIRを見ると、ポッキー含むチョコレート類の売上規模は360億で海外比率はまだまだそんなに高くはありません。
ポッキー自体の売上高は公開されていないのでなんとも言えませんが、コンビニに限って言えば11/1の時点で通常の3倍の売上があるそうです。

 それに加え、10月から始まるポッキーの日に向けたCM戦略がじわじわと売上を作り、このグラフからも見て取れるようにやはり11/11には爆発的な売上を記録しています。
また、グリコはシェアハピダンスコンテストを開催し、ポッキー自体にはまったく関係のないイベントを開催し、世間への更なる浸透を図っているようです。2015年時点でポッキー100億個の販売実績をもつグリコは、2020年には200億個の販売を目指しているようなので、ポッキー&プリッツの日のようなイベント日やイベントによる世間への浸透、また海外での売上増加によって実現が近づくと思います。

参照:https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/7713/

http://tatase.hatenadiary.jp/entry/2015/11/08/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%A7%E3%83%9C%E3%83%AD%E5%84%B2%E3%81%91%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%B0%E3%83%AA

http://tatase.hatenadiary.jp/entry/2015/11/08/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%A7%E3%83%9C%E3%83%AD%E5%84%B2%E3%81%91%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%B0%E3%83%AA


モスバーガーの分析

こんにちは!3年の木村です。
今回は日本における有力なハンバーガーチェーン店の「モスバーガー」を取り上げ、その視点から戦略を考えていこうと思います。
モスバーガーの現状についてSWOT分析をしてみます。
Strength(強み)
・健康志向(食品の見える化)
・清潔
・高品質・高価格
・フランチャイズオーナーの質
モスバーガーはフレッシュな食材を使用し、健康志向を売りにしており、比較的高品質の商品を高価格で販売しています。また、店舗の9割がフランチャイズ契約で展開されており、本部からの強力なサポートと教育の下、フランチャイズオーナーが店舗を運営しています。
Weakness(弱み)
・宣伝力
・値段
・回転率
・敷居の高さ
業界1位のマクドナルドと比べると値段が少し高めで、回転率も低いです。その分店内の雰囲気は落ち着いていて、住宅街への出店にも積極的です。
Opportunity(機会)
・健康志向
近年、消費者の健康志向が高まっています。
Threat(脅威)
・ファストフード業界の悪いイメージ
・安価なファストフード店
・原材料の価格高騰
健康志向を売りにしているとはいえ、ファストフード店にある不健康のイメージや他店舗の安価な商品は脅威となります。また、原材料の価格高騰に左右されてしまう傾向があります。

日本最大シェアを誇るハンバーガーチェーン店であるマクドナルドが、豊富な商品を安く販売するコスト・リーダーシップ戦略をとっているのに対し、モスバーガーは独自の強みを活かした差別化戦略をとっています。近年、少子高齢化や健康志向が高まっているという状況を踏まえると、モスバーガーはこの機会を活かしていくべきだと思います。
しかし、モスバーガーのブランドイメージが定着してきた中、これからもあくまで「ファストフード店」として自社を位置づけていくのであれば、注文を受けてから商品を作り始める「アフターオーダー制」を見直し、さらに提供を早めることに努める必要があるようにも感じます。