ニトリが始めたファミレス事業

こんにちは!3年の三島です。

 

今回は家具やインテリア用品小売業の大手であるニトリを取り上げたいと思います。

 

皆様はニトリでよくお買い物をしますか?私は大学に進学して一人暮らしを始める際に「とりあえずニトリで家具をそろえよう」と思いテレビボードやベッド、生活用品まで買いそろえました。シンプルで使いやすく、必要なものがほとんどニトリで揃ってしまう点がとても便利ですよね。しかし、そんな家具やインテリアを販売しているイメージが定着しているニトリが新たに始めた事業が飲食店の展開です。

(写真:ニトリダイニング みんなのグリル 成増店 https://bizspa.jp/post-634961/)

ニトリが始めたファミリーレストランがこの「ニトリダイニング|みんなのグリル」です。

 

ニトリは2021年3月に東京都足立区の店舗敷地内に第一号店を開店し、現在までに東京都と神奈川県を中心に全4店舗展開しています。コンセプトは“ご家族でも、おひとり様でも、気軽に楽しめる美味しさを。” 幅広い年齢層の方々に気軽に足を運んでいただけるお店を作りたい、という思いから生まれたそうです。

「ニトリダイニング みんなのグリル」のメニュー(出典:ニトリ)

そのコンセプトの通りステーキやグラタンなどのメニューを中心に低価格で提供しています。

 

では、コロナ渦において厳しい状況に立たされている飲食業界になぜ参入することになったのでしょうか?そこにはニトリならではの理由がありました。

 

1つ目の理由は来店頻度の向上です。ニトリは現在、家具からはじめ日用品、食器類、アパレルと分野を拡大しており、単なる家具やインテリア用品小売店ではなくなっています。様々な分野を取り扱うことで顧客が来店する目的作りを行っていると言えます。

2つ目の理由は衣食住全体での提案力向上です。ニトリダイニングではステーキ皿やナイフ、フォークなどの食器類はニトリで販売されているものを使用しています。また、今後展開していく店舗にはニトリのソファーなどの家具を利用することを検討しており、将来的にモデルショールームのような役割を果たすことが期待されています。ニトリは衣食住のすべてに関わり、消費者の生活に深く根ざすことを意図しているため本業の好調と合わせて飲食事業では利益を上げなくとも集客の役割だけを担える強みがあります。

 

今後、どのくらい店舗展開が広がっていくのか楽しみですね!私自身、この店舗を利用したことがないので機会があれば利用したいと思います。

現在、調布市(11/25)と川崎市(12/23)にそれぞれ新店舗がオープンする予定なので皆さんもぜひ足を運んでみてください!

 

今回のブログはここまでです。お読みいただきありがとうございました!

 

<参考文献>

ニトリが密かにファミレスを始めた納得の理由(2022-10-27参照)

https://toyokeizai.net/articles/-/422694

飲食店は“大荒れ”なのに、なぜニトリはファミレスに参入したのか(2022-10-27参照)

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2104/18/news012_4.html

【公式】 ニトリダイニング|みんなのグリル(2022-10-27参照)

https://www.nitori-dining.jp/

 

「ドリルを売るには穴を売れ」

こんにちは!3年の保里です。

今日は私がマーケティングに興味を持つきっかけとなった本を紹介します。

佐藤義典著「ドリルを売るには穴を売れ」という本です!

画像:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%82%92%E5%A3%B2%E3%82%8B%E3%81%AB%E3%81%AF%E7%A9%B4%E3%82%92%E5%A3%B2%E3%82%8C-%E4%BD%90%E8%97%A4-%E7%BE%A9%E5%85%B8/dp/4413036239?asin=4413036239&revisionId=&format=4&depth=1

 

マーケティングの入門書として有名な本で、ご存じの方も多いかと思います。

タイトルの通り、顧客はドリルそのものを求めているのではなく、そのドリルを使用することで作ることができる穴を求めているのです。

抽象化すると、「顧客は商品そのものを求めているのではなく、その商品から得られる価値を求めている」ということです。これが大きな軸となって、マーケティングの基本的な理論が解説されています。

そして、その価値を顧客に届けることができるのがマーケティングであると考えられます。

私はこのようなマーケティングの本質を知り、マーケティングを深く学びたいと考えるようになりました。

さらにマーケティングの理論を踏まえて、章ごとに架空のレストラン再生物語が描かれています。非常に分かりやすく、楽しく理解することができます!

また、マーケティングは日常の中に溢れているということも実感できます。普段の生活において、マーケティングの観点を持つことも面白いと思います。

この本はマーケティングを全く知らない方々にぜひ読んでいただきたいです。

また、ゼミ生でも深く考えすぎてしまい、本質を見失ってしまうこともあると思います。その時にこの本を読むと、もう一度原点に立ち返って考えることができるのでおすすめです!

改めてマーケティングの面白さ・重要性を実感できる本なので、ぜひ読んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【参考】

佐藤義典.ドリルを売るには穴を売れ.青春出版社,2006,256p

 

旅に出てみませんか?

こんにちは!3年の吉尾です!

突然ですがみなさん、青春18きっぷをご存知ですか? 青春18きっぷとは12050円でJR全線の普通列車が5日間乗り放題となる大変お得な切符なのです。

ですが普通列車しか乗れない、5日間というスケール感がハードルとなって実際に購入したことがあるという方はなかなかいないのではないでしょうか。 私自身もその一人で、昔から青春18きっぷを使った旅に漠然とした憧れを抱きつつもなかなか挑戦できずにいました。ですが今年の夏、このポスターを見て僕の心に火がつきました。そのポスターを紹介している方のツイートがこちら。

何県のどこの駅かもわかりませんでしたが、青い空に美しい海、そして「ずっと乗っていても飽きないのは、同じ駅がひとつもないから。」というキャッチコピーに心を打たれた僕は

気づいた瞬間にはきっぷを購入していました(写真は使用後)。

後日調べてみるとJ Rはこのポスターに強いこだわりを持っているらしく、鉄道ファンの間では毎年どの駅が選ばれるか、どんなフレーズが生まれるかが関心事の一つになっているそうです。今回はせっかくなのでその中からいくつかファンの間でも人気の作品をご紹介したいと思います。

こちらは2005年夏の作品。海をバックにした予讃線の風景なのですが、シンプルな言葉選びとどこか懐かしさを感じさせるノスタルジックな風景が旅情を誘います。

こちらは2014年冬の作品。18時16分という数字が目を引くだけでなく、「小さな改札をくぐった。大きな夕陽が迎えてくれた。」という対比表現は王道中の王道ですがやはり印象に残ります。

最後はこちら。みなさんの中には青春18きっぷを「18歳限定」だと思ってる方も多いのではないでしょうか。このポスターでは「冒険に、年齢制限はありません。」と謳うことでそういった誤解や先入観をうまく覆しています。

いかがだったでしょうか。J Rが青春18きっぷに強いこだわりを持って売り出していることがご理解いただけたと思います。私自身も東京から博多まで5日間の列車の旅に出かけたのですが、ポスターに採用されたような絶景にたくさん出会うことができました。みなさんもたまには都会の喧騒を離れて車窓の景色を楽しんでみませんか?

 

参考文献

発売40周年「青春18きっぷ」ポスターギャラリー

https://tabiyomi.yomiuri-ryokou.co.jp/article/001613.html

 

「推し活」を利用した宣伝方法

こんにちは!3年の有吉です!

今回は「推し活」を利用した企業のプロモーションについて紹介したいと思います。

近年「推し活」という概念が広まっていっています。

水越(2022)は、応援消費を「苦境の人や企業を消費で支援する動き」(p.2)と定義しており、2011年の東日本大震災をきっかけに広く使われるようになりましたが、その後、2020年の新型コロナウイルスの流行に伴い、再び注目されるようになりました。推し活も応援消費の一部と言えます。

「推し活」という言葉は、2021年の新語・流行語大賞にもノミネートされるほど、現代の人々に馴染んだ言葉となっています。

そんな「推し活」は消費者が楽しむだけでなく、企業側が推し活を楽しむ人たちへ向けた活動を行っています。

今回紹介するのが、常盤薬品工業株式会社の商品「眠眠炭酸 パープルミッション」のプロモーション方法です。

キャンペーンの名前は「眠眠炭酸が“紫・パープル”担当の方を応援します!キャンペーン」といったものです。

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画像元 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000242.000000263.html

このキャンペーンは、名前の通り、紫・パープルをイメージカラーとして活動している個人、団体(アイドル、歌手、俳優…ジャンルや2次元3次元は問わない)に対して眠眠打破Twitter公式アカウントの該当する投稿を

①推しの名前(グループに所属していればグループ名も)

②推しへの愛(応援メッセージなど)

③#眠眠炭酸パープル

の三つを記載して、引用リツイートすることで、自分の推しに「眠眠炭酸 パープルミッション」が差し入れといった形でプレゼントされ、また推しを紹介した人の中から抽選で100名にも同じ「眠眠炭酸 パープルミッション」がプレゼントされるといったものです

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画像元 https://twitter.com/minminTV/status/1546313354096295937

実際のツイートを見て分かる通り、このツイートに対し1988件の引用リツイートがされており、実際に推しからの投稿によりプレゼントを受け取った内容のツイートもされています

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画像元 https://twitter.com/INTERNETjp/status/1563119070429319169

このように、消費者側は、自分の推しへの思いを語ることで、推しにプレゼントをすることができ、推されている方も、ファンからの応援を感じることができます。そして何より企業は、新商品である「眠眠炭酸 パープルミッション」への注目度を高めることが出来た、関係者皆がwin-winの関係になったキャンペーンであると考えます。

時代とともに変わっていく消費者の行動に上手に対応しながら、企業は今後プロモーション活動を行なっていくことが必要だと感じる取り組みでした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

参考文献

水越康介(2022)『応援消費』岩波新書

PR TIMES 発売記念!メンバーカラーが紫色の方&ご紹介者様に最大合計1万本をプレゼント!「眠眠炭酸が“紫・パープル”担当の方を応援します!キャンペーン」開催 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000242.000000263.html (最終閲覧日2022/10/22)

 

ペーパークラフト

みなさん、こんにちは!

3年の田中です。

 

今回のブログではペーパークラフトについて紹介したいと思います。

ペーパークラフトとは、紙を素材として立体物を作成する立体模型・立体構造物の総称です。

狭義のペーパークラフトとは、設計の元になるキャラクターや動物、乗り物、建物などを紙で設計後、形を決めて平面に展開し、絵付けをして仕上げ線や糊代をつけ、一般の人が作成できるように仕上げたものを言います。

広義のペーパークラフトとは、上記を含み、さらに飛び出す絵本などの設計ベースになる紙製POP-UP構造や、紙製で具体的な動きや音を出せるギミック、紙製のオペラグラスや扇子など紙を素材としたノベルティをも含む、紙製立体構造物の総称を言います。

 

このペーパークラフトをコロナ禍でうまく活用した業界があります。

鉄道業界です!コロナ禍の影響で外出自粛を掲げられ、鉄道利用する客も大幅減少してしまった鉄道業界ですが、そのなかで鉄道に興味を持ってもらいながらおうち時間を有意義に使ってもらえるようそれぞれの会社が運用している車体のペーパークラフトやぬりえ、折り紙など無料で配信する企画を計画、実行しました。

↑完成後の模型

↑この状態から切り取り組み立てる

この中でも特にペーパークラフトは子供がいる家庭に人気を博し、鉄道をもとから好きな人に限らず関与が薄かった人(子供)にも楽しんでもらえたようです。

コロナ禍により通信システムが発展しオンラインでいろいろなことが済んでしまう社会が形成され、交通手段として鉄道を利用する人が減少してしまうことが容易に考えられる中、車体に興味をもって鉄道を利用してくれるであろう若い芽を育てたことは鉄道会社にとって大きくプラスに働くのではないかなと考えます。だからこそ車体に興味をもって乗車してくれる人(いわゆる鉄道オタク)の行動が近年問題視されているので早急に策を講じる必要があると思います。実際に行われている具体的な策を先週橋本君がブログで紹介してくれているのでぜひ一度ご覧ください。

ペーパークラフトは個人的に昔から好きでしたが企業が自社の売り上げ向上のために用いていたことを知って非常に驚きました、ペーパークラフトは実際にやってみるととても面白いので是非皆さんもやってみてください。

【参考文献】

https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1246654.html

http://www.j-papercraft.com/whatis

広まりつつある変わったお仕事

こんにちは!3年の長田です。

最近寒いし、毎日雨降ってますよね。私が外出する時はほぼ100%で雨降ってるか、外出た瞬間に雨振り出すんですけど、狙い撃ちされてるような気になります。

そんな憂鬱な気分の中で、ネットを見ていたら最近は変わった仕事があるなぁ、と思うようなものがあったのでここで紹介したいと思います。

皆さんは、何かを代行してもらったことありますか?

例えば

宿題が終わらないから、頭が良い友達に解いてもらう

仕事に行けなくなってしまったから、代わりに他の人に出てもらう

ホコリに弱いから、エアコン掃除を業者の方にしてもらう

宿題に関してはあまり良い印象抱かないし、頼みたくないって私は正直思うのですが、これってお互い同意の上で知人間で行う分には、お礼を軽くしたりとかで済むし、アルバイトの代行とかも、自分から他のアルバイトさんに頼んでその人が代わりに働くだけなので良くあることですよね。

私も体調不良で行けなくなってしまった時は何回か代行してもらうこともありました。

今回取り上げるのは、そういった「代行業」の様々な形態です。

近年は、副業がかなり当たり前になりつつあり、自分のスキル自体を売り物にしたり、短時間でできる作業などを請け負うといった仕事が増えています。

「ココナラ」という自分のスキルで、200種類以上の様々な分野の仕事を募集して受注することができるサービスがあります。

ざっと見ると、本当にごく一部ですが、こんなに様々な仕事があります。

Web系に関しては600,000円とか書いてますよ……Webデザイン学んでる身からしたら夢しかないです。一件数十万の世界……こういう自由な世界に生まれて良かったなとつくづく思います。

この中でも、不思議なものもあります。

ゲームのレベル上げ代行

友達、恋人代行

レベル上げって、ゲームの楽しい要素何じゃないの友達代行ってなんぞや、それは友達なのかとか思ってしまうのですが、最近ってこういう類が凄く増えているんです。

友達代行に関しては、正式に企業の生業にしているところもあります。

こちらの株式会社ファミリーロマンスさんは、結婚式代理出席、家族代行、お叱り代行、レンタル執事、リア充アピール代行(!?)など一風変わった代行サービスを提供しています。

リア充アピール代行に関しては、SNSに載せる写真に一緒に映ってくれるサービスだそうです。

ですが、こういったお仕事が消えずにあるということは、需要があるということ。

まず、コロナ禍で人と会えないから、会話したい、誰かに会いたいと思う人もいたでしょうし、誰もが今利用しているようなSNSでは、極端な言い方をすれば、(情報アカウントとかはまた別かもしれませんが)自分の人生は充実しているんだ、と周りに写真を見せて承認欲求、自己顕示欲を満たす人が多いです。

だからこそ、周りからよく思われたい、自分の人生をアピールしたい、という気持ちを逆手にとったビジネスも生まれるのだと思います。現代ならではの新しいビジネスだな、と興味深く思いました。

一般人だけでなく、これはねずみ講関連や、詐欺系ビジネスをしている人のInstagramアカウントにも利用される可能性があるのが個人的な懸念点です。そういったアカウントは、「自分が稼げてる」「高いもの買えます」「仲間が沢山います」といったことをアピールするように、ブランド品の写真や、沢山の人と一緒に写った写真などがよく載せられていると思います。それを見て自分からそういった人に近づいてしまうような方も一定数存在しています。

ですので、企業、個人事業に関わらず、そういった代行サービスを提供するところは、提供される側に問題点がないのかなどを吟味した上で契約することなどが必要になってくると考えました。

ここまで紹介してきましたが、現代は1つの収入源より、2つ以上の収入源があった方がいい、なんてことも言われる世の中です。自分のスキルや、ちょっとした得意なことを仕事とすることもできるので、もし気になる人がいれば自分から仕事をする側になってみるのはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ミュージシャンに革命!!聴ける名刺サービス

皆さんお久しぶりです。水越ゼミ3年の小川です。

今回僕が紹介するマーケティングサービスは「聴ける名刺」です。

近年、デジタル化が進み名刺もデジタルのものが出てきました。そしてそのWeb名刺の進化版とでもいうべき商品がこの「聴ける名刺」です。

聴ける名刺 | リコスタ (recosta.online)

このサービスはゲーム音楽(Final Fantasy Pixel Remaster等)やスーパーの店内BGM、ミュージシャンサポートなど幅広く手掛けるトランペット奏者Re:Coda氏によって立ち上げられました。

ミュージシャンにも名刺は存在しておりましたがそれはあくまで連絡手段でしかなかったのです。しかし名刺に再生ボタンがついていればそのミュージシャンがどのような演奏をするかを知ることができます。

web名刺という強みによって、レイアウトも自由に変更が可能であり音源も追加料金を払えば複数アップすることが可能でミュージシャンは多様なジャンルを演奏できることを顧客にアピールできます。

またSNSのリンクも掲載可能で従来の名刺ならばSNSのQRコードやIDを貼っても検索する手間があったのですが名刺のページからすぐにSNSアカウントに飛ぶことができるので直近の活動やライブについてもすぐに知ることができます

名刺を登録するとこのように楽器ごとに名刺一覧のように出てくるので急遽欠員が出たりした場合ここから音源を聞いて直接ミュージシャンに依頼するといったような使い方ができるのもこのサービスの大きな魅力の一つです。

自分のウェブサイトを作るのはレイアウトや専門知識をようするため非常にミュージシャンにとって参入コストが高いが自分の音がどんな風であるかを知ってもらいたいという人に届いてほしい。とRe:Coda氏はおっしゃっていました。

これからもっと多くの人が登録するようになると思うので皆さんもイベントや録音などミュージシャンが必要な時はぜひこちらのサイトでミュージシャンを探してみてください。

P.S. 僕の音源もそのうちここに乗ります。上がったらブログで宣伝するので是非聞いてください。

ショッピングの街「銀座」ユニクロの体験型店舗

こんにちは!3年の濱田です。
今回は国民的ブランド、「ユニクロ」の実店舗戦略について取り上げます。

夏休み中、銀座のすずらん通りを歩いていると驚きの光景が。

1F LifeWear SQUARE

なんとユニクロ銀座店では、何色ものウールセーターが振り子状に揺れているインスタレーションがお客をお出迎えしていたのです!

12階もあるユニクロ銀座店では、他のフロアにおいても様々な興味深い展示がありました。

例えば...

5F ウィメンズボトムス売り場

5F『ジーンズイノベーション』:ジーンズ研究における、加工工程の水使用量の削減(なんと最大99%も)や水質汚染軽減といった環境面のほか、レーザー機械導入による身体負担軽減などを可視化。

3F ウィメンズカジュアル

7F キッズ&ベビー

11F UT専門店

3F『リサイクルダウン』:ダウンのリサイクルの仕組み(解体⇒分離⇒洗浄⇒再生)を表現。

7F『サステナビリティ』:使用済みペットボトルを投入すると分解しペレット、繊維となってTシャツができるといった工程を映像(ハンドルを回すと登場)を通じて体感。

11F『UNIQLO PHOTO BOOTH』:1500円以上購入すると利用できるフォトブース。銀座の背景も設定でき、リアル店舗の思い出になりそうです。

このように各フロアで様々な商品についてのインスタレーションが展開されており、社会的責任やサステナビリティ、多様性といった観点で体験し知ることができます。子供の学びにも良さそうです。

そして特に印象的だった展示がこちらです!

 

写真が少しわかりにくいですが、ユニクロ銀座店では銀座の名店との限定コラボ商品(トートバッグやTシャツなど)を展開しています。喫茶店YOUや銀座千疋屋、銀座ライオンなどご存じの方も多いのではないでしょうか。

このように地域の企業と連携して地域コミュニティーとのつながりを強化していくことで単にコラボした名店のファンを取り込むだけでなく、ユニクロが「銀座」に馴染んでいきリアル店舗ならではの価値が着々と創造されていっているように感じます!

【ユニクロ銀座店の進化】

もともとこちらのユニクロ銀座店は2012年にグローバル旗艦店としてオープンしました。当初ハイブランドなアパレル店舗が並ぶ銀座では異質な存在感があったそうですが、徐々に外国人観光客を多く巻き込みながら賑わいを見せていきました。実際、コロナ以前は売り上げの約半分がインバウンドだったそうです。

しかし、新型コロナウイルスによって状況は一変します。

  • デジタル化の加速やECの台頭にさらに拍車がかかる
  • 全体的に客数は減少したが、外国人観光客の減少は大きな痛手

等がコロナ禍によって問題視され、リアル店舗の在り方が問い直されるようになりました。

そして近年ではサステナビリティや多様性などの新たな傾向がアパレル業界においても大きな課題とされています。

こうした課題に取り組むべく、銀座店は10年目の節目のタイミングでリニューアルオープンしました。「New Life, New Wear, New GINZA」をコンセプトに掲げ、ユニクロのLifeWearをリアルに体験できる、新しいグローバル旗艦店として誕生しました。

ユニクロのLifeWear(あらゆる人の生活を、より豊かにするための服)を世界中の人々が五感をフルに使って体感できるよう、

  • ミュージアム形式の飽きさせない売り場づくり
  • 特別な研修を受けた専門スタッフや多国籍スタッフの設置による最高のサービス提供
  • 銀座店をステージにした配信(閲覧しながらオンラインで購入できるライブコマース)

などの工夫が施されています。この結果、顧客の滞在時間は伸び、買い上げ点数もアップしているそうです。

【まとめ】

実店舗の在り方に苦悩する企業は業界関係なく多く存在しますが、今後はやはり五感を活かしたリアルならではの顧客体験を中心に、さまざまな価値を提供していくことが必要だと考えます。そしてその体験と感動を通して、ブランドのコンセプトや取り組みにおける顧客の理解と信頼を深めることにつなげることこそが実店舗が担う大切な役割なのではないでしょうか。

ショッピング街としても観光地としても有名な一等地に立つ大規模なお店ではそのブランド力がより濃く出るという点で、「銀座」はブランド理念の発信に最適な地域だと思います。

そして今回実際にユニクロ銀座店へ行ってみて、顧客体験をどのように提供していくかのバリエーションがこんなにも豊富にあるのかと驚きました。(面白い体験型アートに加えて、地域連携企画やオンラインとの融合、さらには採寸やアドバイザーといった接客サービスまで)

今回は行けませんでしたが、2020年同じ銀座にオープンした「UNIQLO TOKYO」もとても気になっています。こちらも体験型店舗でなんと国内最大級であるそう、、!また銀座には系列のGUを始め、無印良品やDAISO、ロフトなど様々な企業の旗艦店が集結しているため、そこでの実店舗戦略を体験したり比較したりしてみるのも面白そうです。

長くなりましたが、ユニクロ銀座店へ試しにぜひ行ってみていただけたら嬉しいです。最後まで読んで下さりありがとうございました!

【参考文献】

ユニクロHP(10/16参照)

https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/corp/press-release/2021/08/21081811_store.html

銀座公式ウェブサイト(10/16参照)

https://www.ginza.jp/csr/11054

Yahooニュース(10/16参照)

https://news.yahoo.co.jp/byline/kumimatsushita/20210917-00258784

UNIQLO TOKYO(10/16参照)

https://harumari.tokyo/50988/

 

 

 

 

 

 

 

第4次ガチャガチャブーム!!人気の秘密は?

こんにちは!3年生の金平です。

Twitterを見ていたら、偶然可愛らしい企画を見つけました!

(https://twitter.com/Bourbon_JP/status/1580377828264407042?cxt=HHwWhMDTid_Q0O4rAAAA)

ブルボンのお菓子がガチャになるそうです!*¹ これを見て、「そういえば、ガチャガチャって人気が長く続いているなぁ~」と思ったので、今回はガチャガチャブームについてみていきたいと思います!

【ガチャガチャの歴史】*²
アメリカで生まれたガチャガチャは、1965年に日本に登場しました。
その後、1983年には第1次ブームが引き起こりました。その際に大ヒットしたのが「キン消し(キン肉マン消しゴム)」です。キン消しは販売累計が1億8000万個にものぼったそうで、そのころから100円のガチャガチャが主流になりました。

第2次ブームは1995年。「HGシリーズ ウルトラマン」がヒットします。この頃には、彩色されたことで、ガチャガチャのレベルが上がっていました。ガチャガチャの主流は200円に!

さらに、2012年に第3次ブームが起こり、「コップのフチ子」が大ヒットしました。「コップのフチ子」はSNSで拡散され、話題になったこともあり、異例のヒットを遂げたそうです。

そして、2020年、第4次ブームが起こります。第4次ブームでは、「大人の女性」をターゲットにした商品が多く、専門店が登場してきました。

ガチャガチャの市場売上推移とガチャガチャの未来|ガチャガチャ・ガチャポンラボ (japangachagachalab1965.com)

【ガシャポンのデパート】
ガチャガチャは、新型コロナウイルス流行の影響が原因で撤退した店舗跡を利用し、商業施設にも出店が広がったそうです。*³ バンダイナムコ アミューズメント(東京・港)のベンダー営業部ゼネラルマネージャーの前田一也氏は、カプセルトイの需要について、以下のようにお話しています。(一部抜粋)

・「書店とカプセルトイ専門店、それぞれの店舗を訪れるユーザーは、ともに数多(あまた)の商品群から自分が欲しいものを探すため、行動パターンに親和性がある。最近は、漫画やアニメなどとのメディアリミックスが当たり前なので、書店でも『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』などヒット作のキャラクターコラボがやりやすい」*⁴

・「シネコンのロビーは、チケット、ポップコーン、物販売り場があるだけでスペースが余っている。最近のアニメ映画は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』や『シン・エヴァンゲリオン劇場版』などのヒットで、興行収入が全体的に増えており、それに比例してカプセルトイの売り上げのアニメ構成比も年々高くなっている」*⁵

このように、親和性の高い商品や、流行しているアニメに関するグッズの近くに配置するなど、「ガシャポンの設置場所」の工夫が売上に影響を及ぼしたと考えられます。

そして、第4次ブームでは、カプセルトイ専門店が急速に発展しました!その中でも、今回はバンダイナムコアミューズメントさんが展開する「ガシャポンのデパート」に注目したいと思います!

ガチャガチャの市場売上推移とガチャガチャの未来|ガチャガチャ・ガチャポンラボ (japangachagachalab1965.com)

そもそも、第4次ガチャガチャブームは、カプセルトイの専門店が増えたことで起こったそうです。前田氏は、第4次ブームでのカプセルトイのターゲットとなっている大人の女性について、「カプセルトイは、従来ショッピングモールの共有通路や駅構内に設置され、そこを訪れた人が偶然回す『隙間ビジネス』として栄えてきた。しかし、路上の一角にある商品を物色することに抵抗感や恥ずかしさを覚える女性も多かった」*⁶ と話しています。しかし、「専門店の出現により、女性客など、店内で商品を吟味したいユーザーも取り込めた」*⁷ そうです。専門店の設置が「子供から大人まで」の人気につながったのだと、感じました。

【UGC】
そして、バンダイナムコアミューズメントさんがもう一つ意識しているのが、「SNSにおけるUGC」なんだそうです。
UGCとは、ユーザー生成コンテンツのことで、ユーザーイノベーションはもちろん、ユーザーが自ら作り出したコンテンツを指し、広くはネット上の口コミも包含します。*⁸

バンダイナムコアミューズメントさんが重視しているのが、SNSで広めたくなる仕掛けです。*⁹ 店舗には、手に入れたカプセルトイを撮影するためのスポットも設けているそうで、「インスタ映え」が狙えそうです!
また、このような取り組みで生まれたUGCを探しだし、公式サイト内の「みんなのガシャ活」で紹介しています。*¹⁰

(https://bandainamco-am.co.jp/others/capsule-toy-store/)

また、ひとつひとつの投稿をクリックすると、「近くのお店を探す」「アイテムを探す」というボタンが表示され、しっかりと顧客拡大につながる取り組みになっていました。

(https://bandainamco-am.co.jp/others/capsule-toy-store/)

人々が自己表現に用いている投稿をうまくすくいあげることが、ソーシャルメディア・マーケティングにおいて重要になってくる中で、UGCをうまく活用している事例だと感じました。*¹¹

また、youtuberからの撮影依頼が入ることもあるそうで、インフルエンサーによる影響も拡大しています。*¹²

 

【SDGs】

また、バンダイナムコアミューズメントさんは、SDGsの目標12「つくる責任 使う責任」達成に向けて、プラスチック製ガチャガチャ容器の廃棄削減に努めています。

その取り組みは主に二つです。

①カプセルレストイ*¹³

https://www.bandai.co.jp/csrkids/ecomedal/pkg04.html

このように、カプセルの部分を商品の一部とすることで、プラスチック削減を達成しました。

②ガシャポンカプセルリサイクル*14

「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」や「ガシャポンのデパート」に、空カプセル回収ボックスを設置しています。

https://www.bandai.co.jp/csrkids/news/?tdate=2021-9-10-477

空のカプセルを3つ入れるとクレーンゲームで遊べるそうで、3つ以上ガシャポンを購入させる動機付けにもなると感じました。

【最後に】

スマートフォンを利用する方が多い時代、SNSをどう味方につけるかが鍵となりそうです。

また、ヒット商品であるからこそ、環境への配慮はかかせません。

今回取り上げたバンダイナムコアミューズメントさんは、SNSの利用による販売促進とソーシャル・マーケティングを両立しており、それがガシャポンの人気につながっているのだと感じました。

ガチャガチャ以外でも、ソーシャルメディア・マーケティングや、ソーシャル・マーケティングの事例は多くあると思うので、引き続き調べていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ぜひみなさんも、ガチャガチャを引いた際にはSNSにアップしてみてください!

(参考文献)

*¹ ブルボン公式Twitter(ブルボン(BOURBON)【公式】さんはTwitterを使っています: 「\ブルボンのお菓子がガチャに/ 「ルマンド」や「アルフォート」などの人気お菓子が、 ミニチュアマスコットになって10月下旬に発売✨ ◎#ブルボンのミニチュアお菓子マスコット◎ 全5種+シークレット1種 1回300円(税込) 発売後は下記URLから置いているお店を探せるよ🔎 https://t.co/Ddst2XfJTP https://t.co/Rv9r4F6wq7」 / Twitter)10/14参照

*² 日本ガチャガチャ協会「ガチャガチャの市場売上推移とガチャガチャの未来

」(ガチャガチャの市場売上推移とガチャガチャの未来|ガチャガチャ・ガチャポンラボ (japangachagachalab1965.com))10/14参照

*³ *⁹ *¹⁰ *¹² 日経クロストレンド「バンダイのガチャ専門店が急速拡大 ヒットの秘訣にUGC」(バンダイのガチャ専門店が急速拡大 ヒットの秘訣にUGC:日経クロストレンド (nikkei.com))10/14参照

*⁴ *⁵ *⁶ *⁷ 日経クロストレンド「バンダイのガチャ専門店が急速拡大 ヒットの秘訣にUGC」(バンダイのガチャ専門店が急速拡大 ヒットの秘訣にUGC:日経クロストレンド (nikkei.com))より引用

*⁸ 水越康介「ソーシャルメディア・マーケティング」(日経文庫)p169 参照

*¹¹水越康介「ソーシャルメディア・マーケティング」(日経文庫) p173 参照

*¹³エコメダル:ガシャポンのカプセルがおもちゃの一部になった|おもちゃの会社バンダイのサステナビリティ (bandai.co.jp)10/14参照

*¹⁴サステナビリティニュース|おもちゃの会社バンダイのサステナビリティ (bandai.co.jp)10/14参照

 

失敗を成功に変える天才、日清食品!

こんにちは、3年の池田です!
突然ですがみなさん、カップヌードルなどで有名な日清食品へのイメージはどんなものをお持ちですか?
多様な商品を長年売り続け、ユニークなCMでブランドイメージも高い、成功した企業というイメージはないでしょうか!少なくとも私はそう思っていました。
しかし、調べてみると日清食品は結構失敗もしていることがわかりました。私が調べていく上で面白いと思ったのは、その失敗をあえてSNSで発信することで成功に変えているというところです!

そこで今回は、日清食品のSNSを使った失敗を成功に変えた取り組みを具体的に2つの事例をあげて紹介していきたいと思います!

1つ目は、「10分どん兵衛」というものです。これは、5分で出来上がるどん兵衛を10分待って食べると美味しいと、タレントのマキタスポーツが紹介したことから広まった言葉です。マキタスポーツが、自身が出演するラジオやブログで紹介したところ、SNSで大きな反響を呼ぶこととなりました。

日清食品はこの事態に素早く反応し、公式ホームページに「おわび」文書を掲載しました。内容はこちらです↓

おわび後、日清食品はマキタスポーツとの緊急対談も行い、その様子をホームページとTwitterにも投稿しています。

この「おわび」文書を掲載したことで、
「10分も待てない」
「私は0秒どん兵衛が大好きです」
「10分どん兵衛、麺が伸び伸びかと思いきやつるつるで美味しい」
といった意見が飛び交い、SNSでの話題はさらに広がり、店頭からどん兵衛が消えるという現象が相次ぎ、売上は前年比150%となりました。

ここまでの反響があった理由としては、日清食品のコミュニケーション消費の促進が上手かったことが挙げられます。「どん兵衛の高い認知度」や「非常識な食べ方」、「誰でも試せる手軽感」、「自分なりの工夫をしたくなる」などといった要素が相乗効果を生み、コミュニケーション消費が促進しました。

日清食品は「5分で美味しく提供する」という固定観念を、SNSの意見を受け入れることで取り払い、また自身でもSNSで発信していくことで、ロングセラーのどん兵衛を再熱させました。

2つ目は、「ミルクシーフードヌードルの広告」です。2017年の冬に発売から10周年を迎えた「ミルクシーフードヌードル」を宣伝した広告で、10周年を記念して、チーズ感プラスで特濃仕立てにリニューアルされたらしいのですが、この広告ができあがるまでの過程がTwitterに投稿されていて、かなり話題になりました。

まず、最初のデザインはこちらです。

子供が走り回る公園を背景に、女性がミルクシーフードヌードルを持っているという内容になっています。この広告を見てみなさんどう感じるでしょうか。「このままでいい」と思う人もいれば、「もう少し改善が必要なのではないか」と思う人もいると思います。

日清食品の担当上司はどのように思ったかというと、

このようなダメ出しをしました。
まともな指摘もいくつかあるものの、全体的にめちゃくちゃな指摘をしている事が読み取れます。この指摘に対し、デザイナーはどうしたかというと、

上司の無理難題に対して、しっかりと修正を行いました。しかし、上司はまだ納得がいかないようで、

以前よりも多いダメ出しを出してきました。このダメ出しを受けて最終的にどんな広告になったかというと、

こちらです。
商品以外の情報が多すぎて訳がわからないと私は思ってしまいます(笑)

Twitterの投稿を見た消費者の意見には、
「こんなの絶対食べたくない・・・」
「左手に滴り落ちるチーズ、食欲なくしそう」
といったネガティブな意見がある他に、
「いいぞ、もっとやれ」
「絶対買うわ、これ」
「最終稿でこれ食べてみたいって思えるからすごい」
などのポジティブな意見も見受けられました。

結局この広告は最初のデザインが採用されたそうです。つまり、日清食品は、広告作成に膨大な時間をかけたものの失敗してしまったのです。しかし、日清食品の面白いところは、この広告作成の過程で失敗してしまったことをTwitter上に投稿して反響を呼んでいるところです。先程の消費者の反応にもあったように、ポジティブ、ネガティブどちらの意見も多く上がっていますが、どちらにせよ、消費者はこの商品に興味を惹かれてしまっています。これが日清食品の宣伝戦略であると私は考えます。

2つの事例を取り上げましたが、どちらも消費者側から商品について積極的にSNSで意見が発信されている事がわかります。企業側からテレビなどを通して商品の魅力をアピールすることももちろん大事なことですが、テレビ離れが進む今、日清食品のようにユニークな宣伝で注目を集めさせ、SNSで消費者自ら商品について拡散するように促す方が現代にあった宣伝の仕方であるのではないかと私は思います。

これから、日清食品がどんな面白い投稿をしてくれるのか楽しみに待とうと思います!

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

【参考文献】
【経済裏読み】どん兵衛「10分待ち」の衝撃、日清おわびSNSが崩した40年の常識 – 産経ニュース (sankei.com)
日清の広告には負けられない 面白ネタのタイトルは編集者の腕の見せ所 | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議
https://twitter.com/cupnoodle_jp/status/920150441207332864?s=53&t=oNrTdBOe6WecppMdpk_i2w